長者ヶ岳 (2)

標準コースタイム 約4時間20分

休暇村富士 --15分-- 登山口(田貫湖西岸) --50分-- 休暇村分岐 --1時間10分-- 長者ヶ岳 --55分-- 休暇村分岐 --20分-- 分岐 --20分-- 田貫湖北バンガローサイト --10分-- 湖畔荘 --20分-- 休暇村富士

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休暇村分岐
休暇村分岐

〔10:20~10:25〕休暇村分岐:田貫湖北岸の長者ヶ岳登山口から上がってくる東海自然歩道との合流ポイントに到着。この分岐は登山地図(昭文社発行「山と高原地図」)の2000年版では特に名前がないが、今回新しく購入した2019年版には「休暇村分岐」と記載されている。

休暇村分岐から望む富士山と田貫湖
休暇村分岐から望む富士山と田貫湖
休暇村分岐から望む富士山
休暇村分岐から望む富士山

 分岐からは田貫湖を見下ろせ、富士山を展望できた。天気予報より案外天気が良いのだが、気温が高く展望は霞んでしまっていた。山頂へはまだ1時間以上要する。山頂からの富士山展望は無理かも。

休暇村分岐のコース案内板
休暇村分岐のコース案内板
ヒノキ林の中の穏やかな道
ヒノキ林の中の穏やかな道

 ベンチがあるが休憩せずに山頂へと向かった。

 分岐からさらに登ると、記憶にある「ヒノキ林のプロムナード」になった。ほとんど平坦なので一息付ける。というものの、どこまで行ってもヒノキ、ヒノキ。相変わらず鼻水が止まらない。

 両側がヒノキ林の登山道をしばらく行くと、右側だけは雑木林の緩やかな登りになった。カタクリは落葉広葉樹の林床に咲くので、登山道右手の落ち葉が積もった林床に目を配りながら登っていった。ヒノキ林側と異なり日当たりが良い林床が広がっているのだが、カタクリはもちろん山野草の花ひとつ見つからない。ここまでの登山道でも見られる山野草の花はスミレくらいで、しかも株も花もなぜか極端に小さかった。土壌の性質に関係があるのだろうか?

 先を歩いていた夫が下山してきた女性に歩み寄り、カタクリの花が見られる場所を知りませんかと尋ねた。偶然なことに夫が声を掛けた場所近くが「その場所」だった。女性が少しためらいがちに「あの辺りですよ」と指差して教えてくださったのは登山道から外れた斜面で、よく見ると薄い踏み跡があった。こんな場所はふつう登山者の目に留まるはずもない。登りの途中でカタクリが咲いていることを教えてくださった男性も、場所を教えてくれた女性も、おそらく地元の山野草愛好ハイカーなのだろう。それにしても夫が声を掛けた女性が「知っていそうな女性」だったので、夫のグッジョブ(^^)

カタクリ
カタクリ
カタクリ
カタクリ
カタクリ
カタクリ

 斜面に少し踏み入り周辺を見渡すと、4,5輪のカタクリがひっそりと咲いていた。株も花も小さくて、奥多摩や秩父で見られるカタクリの3分の2くらいしかない。足場が悪い場所で小さな花を撮影するのは一苦労で、しゃがみ込んでの姿勢がきつくピント合わせもままならない。それでも今年もスプリング・エフェメラルの花を見られてうれしかった。また新しいカメラには小型・軽量を優先してマクロレンズを付けていたので、マクロ撮影が出来て目的も達成(^^)

 この地点から山頂まではあと小1時間くらいで、たぶん12時半くらいには到着できるかなという感じだった。しかしカタクリを見て撮って充足してしまい、山頂に行く気はなくなってしまった。気力もだが急登と花の撮影での体力の消耗が問題で、さすがに日頃の運動不足を反省した(^^;

 下山を決めて休暇村分岐に戻る途中、カタクリのことを教えてくださった男性が下山してきて再会。男性の方から「カタクリを見られましたか?」と声を掛けてきて、下山中の女性に教えてもらい見られたことを話すと、女性の服装の特徴を聞くなり「あ、仲間だ」とのこと。男性の話では山頂直下のキクザキイチゲは白花はもちろん、薄紫色の花も見られたそうだ。カタクリもキクザキイチゲも東北地方の花の見事さには及ばないが、長者ヶ岳はヒノキの植林帯ばかりではなく落葉広葉樹林もあり、林床ではスプリング・エフェメラルの花を咲かせる山野草が人知れず生育していることを再認識。今回は彼らに出会えた偶然のおかげで、山頂を踏めなくても楽しい山歩きが出来た。

〔11:55~12:25〕休暇村分岐:戻ってきた分岐では30代くらいのグループ山行の人たちが、楽しそうにランチ中。同年代のご夫婦が昼食中だった方のベンチを詰めてもらい、席を確保し私たちも昼食。彼らも2度目の長者ヶ岳だそうで、今回は山頂までは登っていないとか。加齢による体力低下の話で共感し合った(笑)

東海自然歩道

 休暇村分岐から田貫湖北岸へと尾根伝いに下りるコースで下山。登ってきた休暇村富士とダイレクトに結ぶコースよりは傾斜が緩いがそれなりの傾斜はあり、丸太の階段が多いのがいかにも「東海自然歩道」らしい。

東海自然歩道長者ヶ岳コース
東海自然歩道長者ヶ岳コース
東海自然歩道長者ヶ岳コース
東海自然歩道長者ヶ岳コース
東海自然歩道長者ヶ岳コース
東海自然歩道長者ヶ岳コース

 分岐から少し下るとテーブルとベンチがある広場があり、霞んではいたが富士山が展望できた。この場所で昼食にしても良かったかも。時間が余ってしまうので途中で休憩をはさんでのんびり下った。

北バンガローサイトに下りる分岐の道標
分岐の道標
北バンガローサイトに下りる
北バンガローサイトに下りる

〔13:30〕分岐:北バンガローサイトへと下りる道との分岐。田貫湖北岸の長者ヶ岳登山口へとそのまま下るか迷ったが、ここから田貫湖へ下りることにした。ヒノキ林の中を下りていく。


登山データ

標高 長者ヶ岳:1336m

場所 静岡県

山行日 2019/04/19

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