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 前夜は起きたらすぐに三脚とカメラを持って出かけられるように準備して就寝。ところが5時に起きて窓の外を見たら富士山が見えていなかった。刻々と時間が経つが空はどんよりとしたまま。しばらく部屋に待機。しかし……。やがて窓から見下ろす歩道には、三脚を持った人が撮影を諦めて戻ってくる姿がちらほら。そしてそのまま、富士山から日の出が見えるはずの時間は過ぎていった。う~ん、天気予報を恨んでも仕方がない。

休暇村3階ロビーのテラスからの田貫湖
休暇村3階ロビーのテラスからの田貫湖

 最終日はフリーにしておいたので、気になる朝霧高原に行ってみることにした。タクシーの手配を頼みにロビーに行くと、富士花鳥園への無料送迎(宿泊者のみ要予約)をしていて、富士花鳥園から道の駅朝霧高原までは徒歩で10分程とのこと。

 3階ロビーのテラスに出てもまだ富士山は姿を見せないが、朝霧高原に着く頃には晴れてくれるかな。

朝霧高原

標準コースタイム(山と高原地図に拠る)

道の駅朝霧高原 --5分-- 東海自然歩道入り口 --20分-- 休憩舎 --30分-- 根原の吊橋 --30分-- 休憩舎 --20分-- 東海自然歩道入り口--5分-- 道の駅朝霧高原

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 朝霧高原にやってきても富士山は雲の中だった。遮るものがない高原からの富士展望は見られるのだろうか……。道の駅朝霧高原から東海道自然歩道の入り口へは、国道139号線を渡り「富士山ワイナリー」の看板がある道を進むと、東海道自然歩道の道標とコース案内板がある。

朝霧高原東海自然歩道入り口
朝霧高原東海自然歩道入り口
コース案内板
コース案内板

〔10:35〕朝霧高原東海自然歩道入り口:道標を見ると根原の吊橋までは「4.0㎞ 90分」となっていた。持ってきた「山と高原地図」では50分なので往復できるのではと思っていた。道の駅で昼食後の時間でタクシーの予約をしてあるので、途中までしか歩けないかも。

 自然歩道が大雨・積雪で通行困難な場合、国道139号線から入ってきた舗装車道を迂回路として通行できる。迂回路なら根原の吊橋まで60分とある。しかし自然歩道は通行可能だし迂回路は私道とのこと。素直に自然歩道を歩いた方が良さそうだ。

朝霧高原東海自然歩道
朝霧高原東海自然歩道
朝霧高原東海自然歩道
朝霧高原東海自然歩道

 途中での山野草の花に期待して進んだ。右手に見えている高い山は天子山塊最高峰の毛無山らしいが、山頂部は雲に隠れている。正面の山はわからない。前日と同様、ヒノキの花粉にいじめられながら歩く。

休憩舎がある分岐 / 朝霧高原東海自然歩道
休憩舎がある分岐の道標

〔11:05〕休憩舎がある分岐:左手の草原はパラグライダースクール。練習風景をちょっと見物し、再び歩き出したらあずまや(休憩舎)があった。「麓の吊橋」を経て田貫湖に向かう東海自然歩道との分岐になっている。「麓の吊橋」までは3.2㎞75分、田貫湖へは10.4㎞375分とある。田貫湖から先は前日歩いた長者ヶ岳への登山道になり、天子ヶ岳の手前まで続く。

 かつては天子ヶ岳の手前から上佐野へと続いていたが、2019年版の山と高原地図では上佐野へのルートは斜面崩壊があり破線となっている。

休憩舎がある分岐から下る / 朝霧高原東海自然歩道
休憩舎がある分岐から下る
朝霧高原東海自然歩道
朝霧高原東海自然歩道

 「麓の吊橋」へはまっすぐ進むが、「根原の吊橋」へは休憩舎の脇を下りていく。一帯は荒れ地で歩道の脇にはカヤが茂っている。こういう草原を野焼きした後にキスミレが咲くのだが、キスミレは全く見当たらなかった。晴れていれば富士山が見えるはずだが、その方向は雲が厚いまま。

 キスミレは見つからないが、スミレやキランソウが小さな小さな花を咲かせているのが目に付くようになった。スミレの同定は難しすぎてお手上げだが、少し歩くだけで数種のスミレが咲いていた。

ニョイスミレ / 朝霧高原東海自然歩道
ニョイスミレ
マルバスミレ / 朝霧高原東海自然歩道
マルバスミレ
アカフタチツボスミレ / 朝霧高原東海自然歩道
アカフタチツボスミレ

 お馴染みのタチツボスミレと思って撮影してきたスミレは、写真をじっくり見ると葉に赤い筋模様があるので「アカフタチツボスミレ」かもしれない。

「根原の吊橋へ2.4㎞60分」の道標 / 朝霧高原東海自然歩道
「根原の吊橋へ2.4㎞60分」の道標
ニホンジカの頭蓋骨? / 朝霧高原東海自然歩道
ニホンジカの頭蓋骨?

〔11:25~11:35〕道標:歩道の状態が荒れてきて、荒れ地を回り込むと砂地と砂利になり、まるで川の氾濫原のようである。しばらく行くと道標があり、「根原の吊橋」までは2.4㎞60分とある。時間はもう少し取れるがあまり気分が良い道ではないので、今回はとりあえず戻ることにした。

 樹林の下のスミレを撮影しているとき周辺に何か白いものが散らばっていると思ったが、歩道に戻ってふと見たら、ニホンジカらしい頭蓋骨が落ちていた。自然死したものだろう。国道からさほど離れていないこんな場所に、野生動物の白骨が落ちているとは……。

 あまり距離を稼いでいないので戻るのは早かった。休憩舎は裏に不法投棄ゴミか野生動物の棲み家でもあるのか、周囲に悪臭が漂っていたので休憩はなし(うっかり写真撮影もしていなかった)。

 帰宅後にネットで調べると、朝霧高原根原地区での今年の野焼きは4月7日に行われたようだ。野焼きの場所は根原の吊橋周辺の草原らしいので、吊橋まで行けばキスミレが見られたかもしれない。もし次回に行くことがあれば、路線バスで根原まで行き「A沢貯水池→根原の吊橋→休憩舎→道の駅」というコースで歩いた方が良いと思った。また田貫湖までのコースを含め、東海自然歩道を分けて日数を掛けて歩くのも面白そうである。


登山データ

標高 長者ヶ岳:1336m

場所 静岡県

山行日 2019/04/19

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