五能線の旅 (2)

 五能(ごのう)線は秋田県の東能代駅と青森県の川部駅を結ぶJR東日本のローカル線で、日本海の海岸沿いを走る。深浦海岸や千畳敷海岸、白神山地を望む車窓風景、そして下車すれば日本海に沈む夕日の絶景スポットなどがあり、一度は乗ってみたいローカル線として全国的に人気である。

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鰺ヶ沢から川部

 この日の五能線はリゾートしらかみではなく、各駅停車の普通電車である。天気が良いのでこの日は気合いを入れて、スマートフォンではなく“重たいカメラ”で車窓風景を撮るつもり。わぁーい、リゾートしらかみと違って窓を開けられる!

鰺ヶ沢駅 - 鳴沢駅の区間

 10時35分に発車すると、車窓に紺碧の日本海が広がった。うーん、東能代から鰺ヶ沢でもこんな真っ青な海を見たかった。

鰺ヶ沢駅 - 鳴沢駅 / 五能線車窓風景
鰺ヶ沢駅 - 鳴沢駅
鰺ヶ沢駅 - 鳴沢駅 / 五能線車窓風景
鰺ヶ沢駅 - 鳴沢駅
鰺ヶ沢駅 - 鳴沢駅 / 五能線車窓風景
鰺ヶ沢駅 - 鳴沢駅

 真っ青な海に真っ青な空の景色は、鰺ヶ沢を離れるまでのほんのつかの間。「五能線前半日本海展望の部」は幕を閉じた。電車はすぐに内陸を走行するようになり、気がつくと座った座席の反対側、進行方向右側の窓に岩木山の頭が覗いていた。空席ばかりの平日の普通電車なので、座席の移動も気が向くままである(^^)

 そして鳴沢駅を過ぎると、岩木山を飽きるほど眺め、シャッターを切り続けたくなる車窓風景が幕を開けた。五能線は未電化でディーゼルカーのため、車窓からの撮影でも電信柱に邪魔されない。しかも普通電車でスピードが速くないから、シャッターチャンスが途切れなくあって切りがない。

田園と岩木山

鳴沢駅 - 越水駅の区間

鳴沢駅 - 越水駅 / 五能線車窓風景
鳴沢駅 - 越水駅
鳴沢駅 - 越水駅 / 五能線車窓風景
鳴沢駅 - 越水駅

 鳴沢駅から次の越水駅へは4分間。この区間から見える岩木山の手前には、畑が広がっている。

越水駅 - 五所川原駅の区間

 越水駅を過ぎると岩木山の展望は、田んぼ越しの景色になっていく。

越水駅 - 陸奥森田駅 / 五能線車窓風景
越水駅 - 陸奥森田駅
陸奥森田駅 - 中田駅 / 五能線車窓風景
陸奥森田駅 - 中田駅
中田駅 - 木造駅 / 五能線車窓風景
中田駅 - 木造駅
木造駅 - 五所川原駅 / 五能線車窓風景
木造駅 - 五所川原駅
岩木川と岩木山(木造駅 - 五所川原駅) / 五能線車窓風景
岩木川と岩木山(木造駅 - 五所川原駅)

 はじめのうちは田起し後の水を張っただけの田んぼが多いが、電車が南へと移動するに従い、田植えを終えた田が多くなっていくのが面白い。

五所川原駅

津軽鉄道「走れメロス号」 / 五能線五所川原駅
津軽鉄道「走れメロス号」

 五所川原駅に11時4分着、津軽鉄道との乗換駅のため5分間停車する。津軽五所川原線の線路にはストーブ列車で有名な「走れメロス号」が停車中。

鶴泊駅 - 板柳駅の区間

 五能線から見る岩木山は少しずつ角度を変えていくが、五所川原駅を過ぎると裾野を長く引いた、まさに「津軽富士」の名称にふさわしい美しい山容を見せてくれる。

鶴泊駅 - 板柳駅 / 五能線車窓風景
鶴泊駅 - 板柳駅
鶴泊駅 - 板柳駅 / 五能線車窓風景
鶴泊駅 - 板柳駅
鶴泊駅 - 板柳駅 / 五能線車窓風景
鶴泊駅 - 板柳駅
鶴泊駅 - 板柳駅 / 五能線車窓風景
鶴泊駅 - 板柳駅
鶴泊駅 - 板柳駅 / 五能線車窓風景
鶴泊駅 - 板柳駅

 りんごの名産地である板柳に近づくと、車窓からは徐々にりんごの果樹園が見られるようになる。

 1999年の夏に岩木山に登っているが、その山旅でお土産に買った板柳町のりんごジュースが、とても美味しかったことを思い出す。

岩木山(1999年8月6日) »

りんご畑と岩木山

林崎駅 - 藤崎駅の区間

りんご畑と岩木山(林崎駅 - 藤崎駅) / 五能線車窓風景
りんご畑と岩木山(林崎駅 - 藤崎駅)
りんご畑と岩木山(林崎駅 - 藤崎駅) / 五能線車窓風景
りんご畑と岩木山(林崎駅 - 藤崎駅)
りんご畑と岩木山(林崎駅 - 藤崎駅) / 五能線車窓風景
りんご畑と岩木山(林崎駅 - 藤崎駅)

 林崎駅から次の藤崎駅への区間はりんご畑が続き、りんご畑と岩木山のこれぞ津軽という景色を満喫した。時期的にはりんごの木に花が咲いていたり実りの秋がベストなのだろうが、岩木山の残雪のバランスはちょうど良い感じ。

五能線終点 川部駅

五能線終点 川部駅
五能線終点 川部駅
五能線終点 川部駅
五能線終点 川部駅

 五能線の終点になる川部駅に11時39分到着。電車はこの先奥羽本線に乗り入れて、弘前駅まで直通運転される。私たちは新幹線に乗り継ぐため、川部駅で降りて奥羽本線に乗り換えた。

 3日に分けての五能線全線乗車を達成。観光客へのサービス満点の「リゾートしらかみ」も良かったが、窓を開けて風を感じ、写真を心ゆくまで撮れる普通電車の良さは棄てがたい。

奥羽本線から見える岩木山

川部駅 - 北常盤駅 / 奥羽本線車窓からの岩木山
川部駅 - 北常盤駅
川部駅 - 北常盤駅 / 奥羽本線車窓からの岩木山
川部駅 - 北常盤駅

 奥羽本線「つがる」に乗ってからも、岩木山を追いかけた。天気が良くて車窓から山が見えたら最高なので、私たちは「乗り鉄」も「撮り鉄」も中途半端だが、「山好き」は筋金入りなのだろう。


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氷河急行
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