熊野本宮大社

11月10日 晴れ

 ホテル昴を通る八木新宮バスは便数が少なく、この日の行動予定とのタイミングが合わないので、熊野本宮大社までタクシーを利用することにした。十津川温泉にタクシー営業所はひとつしかない。ホテル昴予約時の電話で、当日の迎車依頼は無理なことがあると聞いた。1週間前に自宅からタクシー営業所に電話を入れて予約しておいた。

 快晴の朝になった。前日よりさらに素晴らしい青空だ。この日は3泊4日分の荷物のザックを背負って歩くので、気温が高めなのが少し心配だ。東京では旅行前に冬並みの寒い日が続いたので、初冬用防寒着も持ってきてしまった。無駄に重くなったザックは10キロくらい。

 乗車したタクシーの運転手さんとの話も弾み、ホテル昴から25分で熊野本宮大社に着いた。料金は5000円を少し超えた。ともあれ重たいザックを預けるためにコインロッカーへ。場所は熊野本宮観光協会のサイトにリンクがある、本宮エリアマップのPDFファイルであらかじめ確認済み。

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熊野本宮大社 大鳥居
熊野本宮大社 大鳥居
熊野本宮大社 拝殿
熊野本宮大社 拝殿

 大鳥居の先は158段の石段! 大日越を歩く前のウォーミングアップと思っても、やはりきつい(笑)

熊野本宮大社 御社殿
熊野本宮大社 御社殿

 25年以上経っての再訪だが、御社殿の記憶はしっかりあって、厳かな雰囲気も変わらなかった。

 夫はほとんど覚えていないとか(笑)

熊野本宮大社 八咫烏ポスト
熊野本宮大社 八咫烏ポスト
熊野本宮大社 祓殿王子跡
熊野本宮大社 祓殿王子跡

 記憶にもある本宮大社近くの熊野古道はどこだったのだろう。御社殿脇の歩道を進んだ。しかし思い出の「杉木立の中の苔むした石畳道」は現れない。社殿の裏手が既に熊野古道で、祓殿王子跡の傍らには「熊野古道 中辺路」の道標もある。しかし周辺は民家が建ち道も舗装路だった。25年の経過が為せる仕業か、私自身の記憶違い(那智大社傍の「大門坂」とごっちゃになってる?)か…。

 お昼頃には大日越コースをスタートしたいので石段を下りた。お蕎麦と名物「めはり寿司」のセットでの昼食。

熊野本宮 大斎原 おおゆのはら

 コインロッカーの場所は大斎原(おおゆのはら)への歩道入口にある。資料の絵地図では大日越コースは大斎原をスタートし、大斎原を突っ切って再び国道に出て登り口に向かう。ところが乾電池を買う必要が生じたので、とりあえず空身で大斎原に参拝してくることにした。

大斎原 大鳥居
大斎原 大鳥居
大斎原 世界遺産の碑
大斎原 世界遺産の碑

 大斎原はかつて熊野川の中州で、熊野本宮の社地があった場所である。1889年の大洪水で社殿の多くが流されてしまったため、現在の山の上に移転した。この時の洪水被災は、明治以後の急激な山林伐採で山林の保水力が失われたのが原因とのこと。

 建っている大鳥居(2000年完成)は高さ33.9m、横42mで日本一高い大鳥居である。

熊野本宮大社 »

熊野参詣道中辺路 - 大日越 (1)

 コインロッカーに戻ってきてザックを背負い、登山口へと国道168線を歩いた。観光地なので参拝者、観光客のための土産物店、食堂があり賑やかだ。運良く電器店があったので乾電池を購入。更に新宮方面に進むと、左手に大斎原からの出口の小さな鳥居、少し先の右手に大日越への道標があった。

 熊野参詣道中辺路の大日越コースは距離は短い(熊野本宮大社から湯の峰温泉まで3.4㎞)ながらも、登りが厳しいコースである。3泊4日分の荷物を背負って歩くので、日暮れ前には必ず湯の峰温泉に到着できるように、余裕を持たせた出発時間にした。

「わかやま観光情報」に拠る標準コースタイム およそ1時間

大斎原 --5分-- 大日越登り口 --20分-- 月見ヶ丘神社 --10分-- 鼻欠地蔵 --20分-- 湯峯王子 --5分-- 湯の峰温泉
大日越コース断面イメージ
大日越コース断面イメージ

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大日越登り口
大日越登り口
民家の脇を登る
民家の脇を登る

〔12:35〕登山口出発:道の突き当たりにもあった道標に従って行くと登り口を発見。民家の脇を抜けて石畳の坂を登っていく。前日の小辺路果無峠越コースと同様、かなりの急勾配の登りで始まった。案じていたようにザックが重い(泣)

 大斎原からでも3㎞に満たない短い行程である。たとえ3倍の時間をかけても時間はたっぷり。ゆっくり登ろう。


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