2017年4月24日

弥陀ヶ原ホテルから早朝の大日岳
弥陀ヶ原ホテルから早朝の大日岳

 夜明け前に起きるつもりだったが、目が覚めたときにはカーテンのすき間がもう明るくなっていた。5時半頃に中大日岳山頂部に朝日が当って輝いた。しかし位置的に山肌が赤く染まるモルゲンロートにはならなかった。

 やったー!どうやら快晴の一日になりそうだ(^^)

 立山高原バスは途中駅で乗降する場合、乗車する便の予約が必須である。チェックインの際、この日の弥陀ヶ原8時10分発車(平日朝一番)のバスを予約しておいた。乗車券は立山ケーブルカー駅で5日間有効の往復(立山~室堂)乗車券を購入。

 8時30分頃、室堂ターミナルに到着。ターミナル内は既に人でいっぱいだった。人が少ないうちに「雪の大谷ウォーク」を歩こうと思い、「雪の大谷ウォーク」入口に行く1階への階段前へ。なんとロープと立て札で閉鎖されていて、立っていた守衛さんに「まだ準備中です」と言われた。立て札を見ると、なるほど「雪の大谷ウォーク」の開催開始は9時30分からだった。うっかり9時30分~15時15分という開催時間があることを失念していた。というわけで「雪の大谷ウォーク」は後回しにして、室堂平スノーハイキングに出発。

立山室堂平でスノーハイキング (1)

 GPSログによる足跡を地理院地図に重ねたルートマップです。ボタンやマウスでの拡大・縮小や表示範囲の移動ができます。モバイル端末ではスワイプやピンチで操作してください。

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 外に出ると手袋も要らない暖かさだった。ザックに入れてきた真冬用フリースやインナーダウンジャケットの出番はなさそうだ。青空と雪のコントラストが眩しいので、サングラスをかけた。この天気、この暖かさは 1年前のスイスでのスノーハイク のようだ。

室堂の圧雪された遊歩道
室堂の圧雪された遊歩道

 室堂平の遊歩道は当然雪に埋もれているが、圧雪して整備された散策路が造られている。ありゃ、スノーシューの出番もないのかな…?

 室堂平に立つと素晴らしい大パノラマが広がっていた。右手東側には浄土山との鞍部である一ノ越から雄山がそびえ立ち、大汝山、富士の折立、別山と続く稜線を青空に浮かび上がらせている。2004年夏に縦走したコース が一望の下であった。そして正面の左手に 2010年夏に登った奥大日岳 と大日岳との大日連峰がそびえている。夏山山行として訪れ見慣れた立山の景色とは一線を画した感があり、冬のスイスでの絶景にも引けを取らない。

 みくりが池温泉までの西側コースは完全に圧雪整備されてるので、スノーシューはザックに入れたままで履かずに歩くことにした。遊歩道の雪面はザラメ状態なので滑らなかった。

室堂平から望む立山連峰
室堂平から望む立山連峰
室堂平から望む大日連峰
室堂平から望む大日連峰
みくりが池温泉の後方に剱岳
みくりが池温泉の後方に剱岳
富士の折立と真砂岳
富士の折立と真砂岳

 みくりが池温泉の建物が近づくにつれて、剱岳が見えてきた。右手には立山連峰の稜線。その手前のミクリガ池対岸コースに歩く人々がいる。空気が乾燥して遠目が利く。色が溢れている夏景色との違いもあるかも知れない。

みくりが池温泉を目指して
みくりが池温泉を目指して
凍結しているミクリガ池
凍結しているミクリガ池

 ミクリガ池の近くに寄れる場所は夏なら一押しのビューポイントだが、凍結しているミクリガ池は静かな佇まいだった。

 暖かい日中に溶けて夜間に凍るのを繰り返して、山肌の積雪がてかてかと光って見える。

エンマ台(地獄谷展望台)

 みくりが池温泉の前を過ぎて、地獄谷を見下ろす「エンマ台」に到着。噴泉塔や硫黄の黄色に染まる岩肌を雪が覆い隠しているが、地熱が高い箇所の雪が溶けていた。そして所々で白い噴気が上がっている。地獄谷では近年、噴気活動が拡大活発化しているのだ。私たちが2010年に歩いた「地獄谷遊歩道」は、2012年から現在に至るまで通行禁止になっている。

エンマ台から富山湾方向を望む
エンマ台から富山湾方向を望む
エンマ台から奥大日岳と大日岳
エンマ台から奥大日岳と大日岳
噴煙を上げる地獄谷
噴煙を上げる地獄谷

 展望台のベンチが完全には雪に埋もれていないので、数人の人たちが休憩中だった。私たちも一息入れようと腰を下ろしたが、風が冷たくてジッとしているとやはり寒かった。時間が余っていることだし、みくりが池温泉の喫茶コーナーでゆっくりすることにした。

みくりが池温泉

みくりが池温泉
みくりが池温泉

 みくりが池温泉には13年前の立山縦走のときに下山して宿泊した。懐かしい思い出をたぐりながらコーヒーブレイク。

 ザックで担いできたスノーシューを全く使わないというのもばからしいので、みくりが池温泉を出るときにスノーシューを履いた。この時間にはスノーシューで歩く人も、ちらほら見かけるようになった。


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