余計な前書き 山形にお住まいのメル友BUNさんを訪ねて、鳥海山の山麓を案内して頂いた。

 前日に航空便を往復とも予約(特割)。羽田を飛び立ってすぐ霞ヶ浦が見えた。手前に男体山。上から眺めるとずいぶんと低く見える。上空には殆ど雲がなく、関東北部の田園地帯を飛び続けると今度は猪苗代湖が見えた。磐梯山、吾妻山の山並みは反対側からの窓からの展望が良かったかも。

蔵王上空通過
蔵王上空通過

 飛行機は徐々に高度を落とし蔵王の上空を飛ぶ。稜線がうっすらと白くなった全山紅葉の樹林の海に息を呑んだ。月山上空で日本海へ右旋回すると、それまで真っ青に晴れ渡っていた空に雲が多くなった。上空からの百名山を楽しみながらの1時間のフライトで、8時35分山形庄内空港到着。出口で手を振りながら迎えてくれたBUNさんとは、初対面で一緒に登った檜洞丸登山以来の再会だった。

檜洞丸の山行記録 »

鶴間池 (1)

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 早速BUNさんの車に乗り込み、鳥海山の麓にある鶴間池に向かった。鶴間池は鳥海山の裾野北側の湯ノ台登山口の手前に位置し(地図を参照)、鳥海国立公園の中でも特別に保護される区域に指定されて人の手が殆ど入っていない。秋には池の水面に紅葉と鳥海山の頂が美しく映り、地元のプロ・アマカメラマンが集まる場所である。

 庄内空港からのドライブで初めて見た鳥海山は、裾野を大きく広げて堂々と美しい姿だった。前夜も雪が降った山頂部が雲に隠れていて残念。車が上るにつれ黒い雲が空を覆い天気が心配になった。

「のぞき」から見る鶴間池
「のぞき」から見る鶴間池

 湯の台温泉を過ぎ、鶴間池への最短コース入口「のぞき」に到着。車道から覗き込むと、紅葉した樹海の中に鶴間池がひっそりとあった。沿道にはカメラマンが数人、雲間から差し込む太陽がスポットになり紅葉を輝かせる瞬間を狙っていた。

梯子で下る
梯子で下る

 「鶴間池まで40分」の標識のある登山口から下りる。下り始めは緩やかだが、しばらくすると岩場のものすごい急な下りになる。BUNさんから事前に聞いていたが思ったより凄い急下降なので、「騙されたぁ」などと言いながらも必死で下っていく。次々現れる4箇所の梯子を慎重にクリア。

 ロープ設置箇所を下りていると後から来た男性3人グループが追いついてきた。登山装備とは無縁な全員長靴の彼らの足の早いこと!BUNさんが話しかけると、彼ら地元の男性たちは「芋煮会」目的だそうだ。

 歩き始めて1時間、登山道の傾斜が緩みきれいな清流にかかる橋を渡ると、以前にBUNさんがメールで写真を送って下さって以来その静かな佇まいに憧れていた鶴間池が目の前にあった。

鶴間池の紅葉

水鏡 / 鶴間池
水鏡
浮島の紅葉 / 鶴間池
浮島の紅葉
湖畔の紅葉 / 鶴間池
湖畔の紅葉
湖畔を映す / 鶴間池
湖畔を映す

 水際の潅木の紅葉と、葉を落とし始めて白い幹が目立つようになった樹林を映しこんだ鶴間池は言葉に尽くせぬほど美しかった。小さな浮島のひとつひとつさえも赤・黄・緑の錦秋である。正面の山腹左手の断崖からは、落差の大きい滝が見える。そして数人のハイカーとカメラマンがいてもなお、静かな池の畔である。

金色に黄葉したブナ林 / 鶴間池
金色に黄葉したブナ林
ブナの古木 / 鶴間池
ブナの古木
ブナの古木 / 鶴間池
ブナの古木
木漏れ日に輝くブナ林 / 鶴間池
木漏れ日に輝くブナ林

 周囲のブナ林は金色に輝き、冬の厳しさに耐えて捻じ曲がったブナの大木は存在感がある。


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