南蔵王 (1)

 蔵王山登山では路線バスでの登山口へのアクセスが極めて不便である。山形交通バスと宮城交通バスが刈田岳山頂下の「蔵王山頂」まで運行しているが、夏の観光オンシーズンでさえ本数が少ない。そのうえダイヤがお昼頃に「蔵王山頂」に2時間滞在するという、まさに観光客のための便という設定になっている。登山者には全く利用価値がないバス路線なのだ。

 南蔵王での宿泊先を決める際に、峩々温泉のサイトの「アウトドアのページ」で、有料だが登山口までの送迎サービスがあると知った。

宮城蔵王(刈田岳・熊野岳)へのトレッキングでの問題点は、公共交通機関の不便さです。ご滞在のお客様を対象に、送迎サービス(有料)を行なっております。 ~ 峩々温泉のサイト「アウトドアのページ」から引用

 これで足の確保ができると喜んで峩々温泉に予約を入れた。ところが実際には旅館スタッフの時間&余力の都合次第ということであり、朝食時間帯での送迎サービスは無理だと言うこと。しかも峩々温泉の朝食開始時間は8時と遅め。う~ん、登山者の利便性としては何だかなあ…。

 結局前日に朝食をキャンセル、旅館から遠刈田温泉の地元タクシーに電話。翌朝8時に迎車を依頼した。その結果持ってきた昼食用のパンは朝食に回さねばならない。昼食はどうするか。峩々温泉の近隣にはコンビニはない。前日に行った刈田岳レストハウスのファーストフード売店で念のため営業開始時間を聞いたので、そこで仕入れるしかない。で、刈田岳レストハウスまで行き、タクシーに待って貰い売店で昼食になるようなものを仕入れてから、蔵王エコーライン(刈田峠の北)にある登山口まで行く。タクシー会社への電話予約でその旨を伝えた後、タクシー会社から折り返し電話あり。レストハウスまで行くのは時間や料金的にかなり無駄なので、当日のドライバーさんが途中のコンビニでおにぎりを立て替え払いで買い、持ってきてくださるとのこと。なんと親切な!

標準コースタイム 約3時間55分

南蔵王登山口 --1時間10分-- 杉ヶ峰 --40分-- 屏風岳山頂下 --20分-- 屏風岳 --15分-- 分岐 --40分-- 杉ヶ峰 --50分-- 刈田峠登山口

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南蔵王登山口
南蔵王登山口
南蔵王登山口案内板
南蔵王登山口案内板

〔8:40〕南蔵王登山口:親切なタクシードライバーは、元気で威勢が良いおばさんだった。おにぎりを受け取り、午後3時半に再び登山口に迎えに来て貰う事を確認して、いざ出発。

 登山口からはえぐれてぬかるんだ道で、間もなく木道が設置された小湿原を抜ける。ここもキンコウカが見頃だった。

歩き始めの登山道
歩き始めの登山道
キンコウカが咲く小湿原
キンコウカが咲く小湿原
キンコウカ
キンコウカ

 この先刈田峠避難小屋への分岐があり、道に入ってみたが避難小屋までは少し距離があるらしく、すぐに戻り先へ進んだ。

 湿地帯を過ぎると前山への登りになり、標高も上がり背丈が低いシャクナゲやハイマツが現れた。野辺にミヤマシャジンがよく見られる。ガイドブックによれば、春から初夏はイワカガミやハクサンチドリも咲くフラワーロードになるそうだ。

前山への登り
前山への登り
ミヤマシャジン
ミヤマシャジン
タケシマランの実
タケシマランの実

 今はタケシマランやゴゼンタチバナの赤い実が華やかさを添える。

登山データ

屏風岳:標高 1825m

場所 宮城県


アクセス

JR山形駅から山交バス 蔵王山頂
※峩々温泉から登山口までタクシー利用


山行日 2013/08/08

天気 晴ときどき曇り


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