北蔵王 (3)

標準コースタイム 約2時間45分

蔵王山麓駅 … ロープウェイ9分 …樹氷高原駅 --50分《樹氷高原駅 …リフト5分… イロハ沼入口 -- イロハ沼》-- 分岐 --40分-- ワサ小屋跡 --25分-- 熊野岳 --50分-- 刈田岳(お釜)

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熊野十字路
熊野十字路

〔12:20~13:30〕熊野十字路:登りきると尾根道の交差点「熊野十字路」で、西方に少し先に蔵王山の最高峰である熊野岳山頂と熊野神社が見えている。ほとんどアップダウンもないし、登山地図にも10分の距離とあるが、空腹なので昼食を先にすることにした。

熊野十字路に建つ避難小屋
熊野十字路に建つ避難小屋

 しかし雲行きが怪しい。座る場所を確保した途端、雨がポツリと落ちてきた。本降りになる前に石造りの避難小屋の中に避難したのだが、まもなく雷鳴が轟きだし雨が激しくなってきた。どうやら山頂を踏むのを後回しにして正解だったようだ。数組の家族やグループが小屋に駆け込んできて、皆で雷と雨が治るまで待機することになった。

 雷が遠ざかり雨が止んだ模様なので、下山することにした。小屋の外に出てみると相当ガスっていて、降雨の前には見えていた熊野岳山頂は見えなかった。またいつ雨が降るかわからないし、濃霧時には広い尾根道は迷いやすいので、熊野岳山頂を踏むのは諦めることにした。とはいえ、数メートル先でさえぼんやりとした視界。お釜・刈田岳方面への「馬ノ背」コースも見えなくなっていた。避難小屋で一緒だった家族の後を追い、いったん南西へ向かう踏み跡を下りていったが、家族の姿は濃霧の中に消えしまった。道なりに下りれば登山地図に記載されているように、おそらく「馬ノ背」に合流するのだろうが、前方の様子が皆目見えないことが不安で、もう一度避難小屋まで戻った。あらためて十字路に戻り、スキーツアーの目印用ポールに従って下りていくことにした。

濃霧のなか馬ノ背を行く
濃霧のなか馬ノ背を行く

 岩がゴロゴロした道をジグザグに下りて広い尾根道の馬ノ背を行くようになると、風が強いためガスが飛ばされ薄くなり、少しは視界が良くなった。しかし晴れていれば上からの御釜を眺めながらのプロムナードなのに…。

蔵王御釜

ガスが切れた一瞬見えた御釜
ガスが切れた一瞬見えた御釜

 実は以前来たとき(観光目的だったので、路線バスで刈田岳直下に来訪)も、風雨が強くてホワイトアウトだったため、御釜を見ることができなかった。今回も再び見ないで帰るのかと諦めていたが、風でガスが切れた瞬間コバルトブルーの水をたたえた御釜が現れたのだ。慌ててカメラのシャッター切る。そして御釜はまたガスに覆われてしまった。

 立派な柵が設置されているのを見ると、観光客もこの辺りまで散策してくる場所なのだろう。刈田岳と直下のレストハウスも近そうだ。レストハウスに15時で迎えのタクシーを予約したが、充分間に合いそうだ。14時20分、レストハウスに到着。

荒涼とした馬ノ背
荒涼とした馬ノ背
刈田岳とレストハウスが視界に
刈田岳とレストハウスが視界に
御釜展望台から
御釜展望台から

 相変わらずガスっているので、目の前の刈田岳にも登らず、御釜展望台でぶらぶらしながらタクシーが来るのを待った。「山頂」を踏まない蔵王山登山だったが、久しぶりに10キロを超えるザックを背負って登ったし、何より御釜を見たからまあ良しとしよう(^^ゞ

※ このあと峩々温泉に宿泊し、翌日は南蔵王(宮城県)を歩きました。


蔵王温泉 蔵王国際ホテル

蔵王国際ホテル
蔵王国際ホテル

 蔵王ロープウェイ駅に近いため選んだのだが、「2013プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に掲載されたホテルで、インターネット上の口コミでもなかなか評判が良い。

蔵王国際ホテル »

 スタンダードツインの部屋で電話予約したのだが、チェックインするとどう見ても“スタンダード”ではない“プレミアム”な客室に案内された。ツインルームタイプで、リビングには最新モデルのマッサージチェアまで置いてある。フロントで確かめると「特別です」とのこと。ダブルブッキングの不手際もなさそうなのに何故?との疑問はあえて問わず、有難く利用させて貰うことに。推測するにこの年前月半ばにオープンしたばかりの「ジュニアスイート」というお部屋なので、平日などの条件でプロモーションしていたのかも知れない。(ネット予約サイトには「モニター宿泊プラン」があったのを後日確認) ともあれ、ラッキー♪

 このホテルのお風呂は素晴らしかった。自動ドアが開いて浴室棟に入ったところから独特の雰囲気にわくわくする。鄙びた温泉宿の素朴さも良いが、こういうセンスの良さも捨てがたい。脱衣所や洗い場の使い勝手や清潔さも言うことナシ。酸性が強い硫黄泉のかけ流しなのだが、それほどピリピリ感はなくてソフトな肌触り。チェックインした夕方に入浴した時は温泉はほとんど白濁せず、意外なほど透き通っていた。ところが翌朝は完全な濁り湯。降雨などの条件で温泉の色味が変わるのはよくあることだ。

足湯
足湯
内湯「八右衛門の湯」
内湯「八右衛門の湯」
露天風呂
露天風呂

 ツアーの団体宿泊客も利用するホテルなのだが、たまたま山形花笠まつりの期間中だったため、団体さんはお祭り見物に出かけたらしかった。夕食後の時間帯から10時過ぎ頃までは館内に人が少なく、素晴らしいお風呂もゆったり利用できた(^^)

蔵王国際ホテルの夕食献立
蔵王国際ホテルの夕食献立
山形名物「冷しラーメン」
山形名物「冷しラーメン」

 果物や牛肉など山形県は美味しいものが豊富。で、夕食は山形県の美味しい食材をプッシュした「地産美味-夏の蔵王山懐膳」という献立だった。『できるだけ郷土の味をそろえました』とのコンセプトで、山形名産食材のオンパレード。しかも伝統的な郷土料理の芋煮はもちろん、近年全国的に知られるようになったローカルフード「冷やしラーメン」まで、いろいろな料理を少しずつ楽しめて、満足、満足。

登山データ

熊野岳:標高 1841m

場所 山形県・宮城県


アクセス

JR山形駅から山交バス35分 蔵王温泉
※JR山形駅から宿泊ホテルの送迎バス利用


山行日 2013/08/07

天気 曇りときどき晴れ、雷雨のち曇り


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