奥大日岳 (5)

標準コースタイム 往復 約5時間

雷鳥沢ヒュッテ --10分-- 雷鳥平 --10分-- 分岐 --20分-- 新室堂乗越 --30分-- 室堂乗越 --1時間30分-- 奥大日岳 --1時間10分-- 室堂乗越 --30分-- 新室堂乗越 --20分-- 分岐 --20分-- 雷鳥沢ヒュッテ

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 朝は青空だった天気もお昼前から雲が増えてきたが、雷雨の兆候はなかった。前日も午後ガスっていても雷は鳴らず、夕刻には晴れ渡った。幸いなことに雷神はこのところお休み中らしい。股関節を庇ってゆっくり下った。

往路を下る
往路を下る
ガスが湧く
ガスが湧く
新室堂乗越下のガレ場
新室堂乗越下のガレ場
眼下に雷鳥沢キャンプ場
眼下に雷鳥沢キャンプ場
雷鳥平へ
雷鳥平へ
雷鳥平へ
雷鳥平へ
浄土川を渡る
浄土川を渡る

 カガミ谷乗越(と思われる地点)に13時15分、室堂乗越で持参の果物を食べての長目の休憩(14:10~14:25)、新室堂乗越を14時55分に通過して雷鳥沢ヒュッテに16時に到着。


雷鳥沢温泉 雷鳥沢ヒュッテ

 奥大日岳や剱御前に登るなら地の利は抜群によい。ここまで散策に来る観光客は殆どいないので、たとえ室堂平の一角であっても観光の団体さんはまず見かけないため、思ったより静かだった。ただ夜中に目が覚めたら、遊歩道に設置してある地獄谷の火山性ガスの危険濃度警告の自動アナウンスが、のべつ幕なしに聞こえて少しだけ気になった(笑)

雷鳥沢ヒュッテ
雷鳥沢ヒュッテ
雷鳥沢ヒュッテ前から立山連峰の眺め
雷鳥沢ヒュッテ前から立山連峰の眺め

 とにかく立山の眺めが素晴らしい。玄関前のテラスで、早朝や夕刻の立山連峰を眺めるのは至福のひとときだ。

 トイレは水洗で洗面所の水は飲料可。室堂は水は豊富である。

 山小屋ながらも24時間入浴OKのお風呂付き。かつては地獄谷から“温泉”を引いていたのはみくりが池温泉だけであり、雷鳥沢ヒュッテとロッジ立山連峰のお風呂は自然水(沢水、湧き水)を地熱で温めた湯で、厳密には温泉ではなかった。現在は雷鳥沢ヒュッテ、ロッジ立山連峰(現在は雷鳥沢ヒュッテの姉妹館)そして雷鳥荘が温泉を引いたとされている。

 しかし雷鳥沢ヒュッテの大浴場(内湯)はどうも“温泉”ではない気がした。みくりが池温泉は硫黄泉の濁り湯だったが、雷鳥沢ヒュッテの大浴場の湯はかすかに色味があるがほぼ無色透明だ。それでも登山後に汗を流せてサッパリできるのはうれしい。しかも“かけ流し状態”だったので、湯はいつも清潔だった。石けんとリンスインシャンプーあり。キャンプ場利用者が日帰り入浴利用の時間帯で利用するため、夕方4時~5時は混むときがある。

屋外湯小屋の半露天風呂
屋外湯小屋の半露天風呂
携帯電話での撮影なので不鮮明ご容赦

 で、玄関脇下に新たに建てた湯小屋の半露天風呂が、地獄谷に湧く“温泉”をそのまま引いた温泉である。湯小屋は立山に向かって開いているのだが、女性用は目隠しがあるためあまり露天風呂の趣はない。湯は泥湯に近い。地獄谷で見られるポコポコと泥と共に噴出している湯を、そのまま引いているようだ。一応単純硫黄線の成分分析表が掲げられている。誰もいなかったのにほくほくとし、さて浸かろうとしたらとんでもなく熱くて、入れてみた手を引っ込めた。水を出して埋めても適温になるまで待てず「撤退」した。3泊して入浴したのは1回のみ(笑)

雷鳥沢ヒュッテの夕食
雷鳥沢ヒュッテの夕食

 3泊したところ、メインディッシュは「豚カツ」、「豚肉生姜焼き」(写真)、そして吸い物風スープ、クリームシチュー(薄めなのでクリームスープか?)、味噌汁という献立のローテーションだった。冷凍保存っぽいパインゼリーとグレープフルーツ一切れのデザートは毎日同じだった。献立や同じデザートに文句はないが、料理そのものや出来合の副菜の味はもう少し努力してほしい感じである。

 あちこちの山小屋を利用していて、ヘリでの搬送を余儀なくされる山小屋でさえ結構美味しい食事を出しているのを知っている。雷鳥沢ヒュッテでは食材などはボッカさんが運んでいるらしかったが、それにしてもインフラがある程度整っている室堂ならもう少しなんとかなりそうな気もするのだが…。以前宿泊した剱御前小舎とみくりが池温泉の夕食と比べて、ほぼ同じ宿泊料金での食事の「差」にこだわってしまうのである。

剱御前小舎の夕食写真 »

みくりが池温泉の夕食写真 »

《携帯電話の通信状況》 DoCoMoの場合、2008年立山室堂地区がFOMAプラスエリアに切り替えられたが、FOMAプラスエリア対応のFOMA端末なら室堂平、雷鳥沢と立山連峰一帯の山岳地帯も通信は良好。だが回線容量の不足からなのか、雷鳥沢ヒュッテの建物内では圏外になってしまう。玄関先でなら充分通信できた。ヒュッテのスタッフによると外での通信可能なのは、ドコモとauのみ確認しているとか。

雷鳥沢ヒュッテ&ロッジ立山連峰 »


登山データ

奥大日岳 標高:2606m

場所 北アルプス立山


アクセス

立山黒部アルペンルート


山行日 2010/08/05

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