奥大日岳 (2)

標準コースタイム 往復 約5時間

雷鳥沢ヒュッテ --10分-- 雷鳥平 --10分-- 分岐 --20分-- 新室堂乗越 --30分-- 室堂乗越 --1時間30分-- 奥大日岳 --1時間10分-- 室堂乗越 --30分-- 新室堂乗越 --20分-- 分岐 --20分-- 雷鳥沢ヒュッテ

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 河原を抜けると登山道になり、チングルマやイワイチョウ、コイワカガミが咲き乱れる中を登る。イワイチョウがちょうど見頃でたくさん咲いていた。チングルマは既に終わった花も多いが、花期が長いのと数で圧倒して充分見頃だった。2004年の夏にも同じ道を歩いたのだが、既にイワイチョウやコイワカガミは少なかった。今年は雪融けが遅めで花が多く幸運である。

花咲く登山道を新室堂乗越へ
花咲く登山道を新室堂乗越へ
振り返ると立山
振り返ると立山
室堂乗越へと稜線を行く
室堂乗越へと稜線を行く
チングルマの群生
チングルマの群生

〔8:00〕新室堂乗越:最後の急なガレの登りで息が上がり、途中で小休憩。新室堂乗越まで登れば素敵な散策路になる。称名川と地獄谷を挟んだ天狗平と、行く手前方の富山湾の展望。雲が湧く富山湾の上に浮かぶ山は白山なのだろうか。ここまで登ればチングルマも生き生きとしている。タテヤマリンドウもたくさん咲いていた。

室堂乗越

室堂乗越から剱岳
室堂乗越から剱岳
室堂乗越から立山
室堂乗越から立山

〔8:25~8:35〕室堂乗越:室堂乗越に近づくと剱岳が見えて来る。室堂乗越は澄み渡った空に剱・立山の大展望だ。谷からの風も心地よく、休憩に絶好のポイントである。

行く手に奥大日岳方面
行く手に奥大日岳方面
室堂乗越付近から天狗平
天狗平を望む
室堂乗越付近から剱岳
剱岳を望む

 室堂乗越から進むと行く手に奥大日岳方面へと延びる登山道と、いくらか近づいた剱岳。そして谷を隔てた天狗平の展望が素晴らしい。

天狗平と薬師岳
天狗平と薬師岳

 登るはずだった薬師岳が、天狗平と天狗山の向こうに頭を覗かせている。今まで見られなかったシナノキンバイの花が目に付きだした。前回の撤退地点付近にシナノキンバイがたくさん咲いていたことを思い出して、記憶をたぐり寄せながら歩いた。

前回撤退場所付近の剱岳展望
前回撤退場所付近の剱岳展望

 カガミ谷乗越の鞍部は気づかずに通り過ぎてしまったが、9時半頃に通過した長大な剱岳早月尾根がよく見える辺りが、引き返してしまった場所のようだ。

 奥大日岳は見る場所により山容が異なり、登山中も目指す前方に見えるその姿は、進むにつれ形を変える。雷鳥平では3つのピークが重なっているように見える。室堂乗越からはカガミ谷乗越との間にあるピークに遮られて見えず、登るにつれ見えて来る岩肌が荒々しい山が奥大日岳山頂かと思ってしまう。しかしそれは奥大日岳の一部斜面で、本当の山頂はまだ見えてこないのだ。カガミ谷乗越まで来て登るべき道筋が目で見てわかるようになる。実はそれでも山頂部は見えない。ただただその斜面を、ひたすら巻いて巻いて登っていく。

左奥に大日岳と中大日岳
左奥に大日岳と中大日岳
鞍部に建つ大日小屋
鞍部に建つ大日小屋

 登山道は稜線の北側に付いて、谷からの風が届かず暑さが堪えた。登り切った先に山頂が見えると信じて登っても、回り込むとまだ道は続く。それでもクルマユリやハクサンフウロの花が元気をくれる。しばらく行くと大日岳と中大日岳が現れた。鞍部には赤い屋根の大日小屋も見える。


登山データ

奥大日岳 標高:2606m

場所 北アルプス立山


アクセス

立山黒部アルペンルート


山行日 2010/08/05

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