立山「神の道」と室堂平 (1)

8月6日 晴れのち曇り

〔6:35〕出発:雷鳥平から一ノ越へ行く登り口が登山地図ではよくわからなかったので、出発前にヒュッテのご主人に尋ねた。前日の奥大日岳への登り口と同じ浄土川(称名川)を渡った箇所に道標があり、奥大日岳とは反対の方向を川沿いに進む。後は岩に記されたマークを見て登るとのこと。ご主人は「室堂で唯一の自然道で、とても良いコースですよ」と仰った。今朝も快晴である。期待がますます高まった。

標準コースタイム 往復 約4時間30分

雷鳥沢ヒュッテ --2時間-- 一ノ越 --30分-- 富山大学立山研究所 --10分?-- 浄土山 --10分?-- 富山大学立山研究所 --20分-- 一ノ越 --15分-- 祓堂 --30分-- 室堂山荘 --10分-- みくりが池温泉 --15分-- 雷鳥荘 --10分-- 雷鳥沢ヒュッテ

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 河川敷を行けば前日に登った奥大日岳が青空に映え、そして立山三山が屏風のようにそびえている。背後から昇った太陽の光で、立山に後光が点している。

雷鳥平からの奥大日岳
雷鳥平からの奥大日岳
浄土川を渡り道標に従い右へ
浄土川を渡り道標に従い右へ
草原を行く
草原を行く
オオツガザクラ
オオツガザクラ

 沢を渡渉するとイワイチョウやコイワカガミが咲く草原に出た。朝露に濡れたオオツガザクラや、薄紅色のツガザクラがみずみずしい。夏の初めならおそらくもっと花盛りなのだろう。

 浄土川(称名川)の源流が注ぎ込む沢を再び渡渉する。残雪が豊富で川面に朝霧が立ちこめていている。

朝霧立つ
朝霧立つ
沢を渡渉
沢を渡渉
目の前の丘を登る
目の前の丘を登る

 沢と沢に挟まれた草原は緑豊かで気持ちが良い。その先にはこれから登る「丘」がある。

丘を登る
丘を登る

 山崎カール下部の枝尾根の「丘」は標高2368m。樹林の中に入り岩がゴロゴロした登山道を登っていくが、あまり長い距離ではない。すぐに樹林を抜けて展望が広がった。ひと休みしてから再び進めば、前後左右に夏山度100%の景色が広がり花に彩られたプロムナードを行く。

樹林を抜けるとプロムナード
樹林を抜けるとプロムナード
プロムナードを行く
プロムナードを行く
丘の上の緑の絨毯
丘の上の緑の絨毯

 丘の上には緑の絨毯が広がっている。そして天に小鳥のさえずり。離れた後ろにファミリー登山の家族が居たくらいで、室堂とは思えないほど静かなのだった。思わず「気持ちい~い」と口走っていた。ここは「神の道」の途中にある“天使が遊ぶ庭”とでも形容したくなる場所だった。

室堂からの歩道を登る登山者の列
室堂からの歩道を登る登山者の列
ズームで撮影

 時刻は7時半過ぎ、右手を見ると室堂から一ノ越への歩道を、大勢の登山者が登って行く。切れ目なくまさに数珠つなぎである。それを見てふと優越感のような気分が生じてしまう。“してやったり”の優越感も「神の道」ルートの魅力のひとつかも(笑)


登山データ

浄土山 標高:2831m

場所 北アルプス立山


アクセス

立山黒部アルペンルート


山行日 2010/08/06

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