高尾山 (3)

標準コースタイム 約6時間30分

高尾山口駅 --1時間20分-- 高尾山山頂 --40分-- 一丁平 --40分-- 大垂水峠 --1時間-- 中沢峠 --50分-- 西山峠 --25分-- 三沢峠 --30分-- 草戸山 --1時間-- 高尾山口駅

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南高尾山稜

〔11:00〕大垂水峠へは一丁平のトイレ前付近から、また城山からも行かれるが、人込みを避けて一丁平手前を左に「大垂水歩道」に入ってしまう。この道は3回目だが、いつも殆ど歩く人に会わない。今日も突然ふたりきりになった。林道に下りて右手に少し進めば大垂水峠への登山道がある。しかし今回は、右手を指した標識の「→スギ・ヒノキの学習の道を経て大垂水峠へ」を見て、気まぐれに下ってみることにした。ところが行けども行けども林道を下るばかりで、それも大垂水峠を外れていくようである。むむむと思いながら下りた地点は、甲州街道(国道20号線)の大垂水峠からだいぶ下の地点だった。お陰で車の通行量が多い国道の歩道を15分も登る羽目になった。

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静かなコースを見つけよう

 高尾山から城山、そして相模湖側か小仏側に下山するコースは、ガイドブックに載る大人気コース。私達も過去2回このコースを歩いている。しかし陣馬山から高尾山までのミニ縦走の時も含めて、ハイカーの多さに辟易の感もある。そこで最近では、比較的人が少ない南高尾山稜の「首都圏自然歩道関東ふれあいの道・湖の道コース」を歩いてから、高尾山に入ることが多くなっていた。今回は午前中に富士山を見るために逆コースをとった。高尾山メインコースと関東ふれあいの道は甲州街道で隔てられているが、大垂水峠で歩道橋で渡る。一丁平から甲州街道に下りる道は、いつも人がいない。

〔12:15~12:55〕昼食休憩:甲州街道を歩道橋で渡り南高尾山稜に取り付く。急登を登り尾根に上がればベンチがある。すぐ上の大洞山(536m)の山頂にはベンチとテーブルがあるのだが、居合わせた方にグループが占領中と聞き、ここでラーメンの昼食にした。ぽかぽか陽気だが木陰のベンチでは寒かった。甲州街道を隔てて、城山と一丁平が間近に見える。モミジ台で富士山を眺めている鈴なりの人も見えた。

南高尾山稜雑木林の巻き道
南高尾山稜雑木の道(2001年11月撮影)

 大洞山を越えて、クヌギやコナラが黄葉を始めた雑木林の尾根道を真っ直ぐ進む。道はゆるやかなアップダウンで、中沢峠、西山峠、三沢峠と約30分ごとに設置されているベンチが休憩を誘う。コンピラ山、中沢山のピークを踏む尾根通しの道と巻き道があり、今回も巻き道を歩いた。

津久井湖を望む
津久井湖を望む(2001年11月撮影)

 中沢峠と西山峠の中間地点で津久井湖を眼下に、眺望が開けベンチもある。(途中少し崩壊した箇所あり、ロープが設置。問題はないが小さな子供は無理かも知れない)落ち葉の道を踏んで西山峠で果物のおやつタイムにした。

〔14:40〕三沢峠:関東ふれあいの道のコースは三沢峠で梅ノ木平へ下りてバス(本数極めて少)利用か甲州街道を歩き駅に戻る。今回は時間が同じくらいなら甲州街道を歩くより良いと、草戸山へ向かった。

〔15:10~15:35〕草戸山:三沢峠を過ぎると道幅も広く、城山湖が見下ろせる公園のようなあずまやがあり、まるでお散歩道である。登ってくる人も犬を連れていたり、手を繋いだ若いカップルだったり。なんだ楽じゃんと思ったがその後はけっこうアップダウンがあり、最後は息があがる急登でようやく草戸山に到着した。「町田市最高峰草戸山365m」の標識に苦笑。展望台に上がって城山湖と町並みを眺めたら、ベンチでコーヒーを煎れて持参のケーキでゆっくりした。

〔16:05〕峰の薬師(林道に出る):後は1時間、地図ではなだらかに駅へと山稜が落ちていくので暗くなる前に下りられるだろう。そんな思いでいたのだが、またもやアップダウンが案外きつい。左に「高尾山口駅まで40分」の道標を見つけたときには、正直ホッとした。ところがこの道を下り、峰の薬師の分院?から林道を行くと、どうも見覚えがある老人ホームに出てしまった。なんとこの下山路は梅ノ木平に続いていたので、駅まで尾根通しに行く道は、まだ直進しなければならなかったようだ。ただし国道を歩く頃には日が暮れかかり、間違えてかえって良かったのかも知れない。再び戻ってきた清滝付近は夕暮れ時にもかかわらず、まだ行楽客は多かった。

〔16:50〕高尾山口駅:小春日和のお気軽ハイキングのつもりが、およそ7時間30分も歩くロング・ウォーキングになってしまった(笑)

自分のマイ・コースを作ろう

 余裕があれば計画通りではなく、歩いたことがない道に挑戦してみよう。多少の思い違いがあって時間がかかっても、大事には至らない低山ならではの面白み。高尾山山頂を巻いている自然研究路3・4・5号路を迂回してみるのも楽しい。春に歩いた4号路を経由して日影沢に下りるコースも、花が多く人は少なく良いコースだった。何度か歩くとお気に入りのコースができて、同じコースで歩く次回には不安もなくて気分もよりリラックスできる。

稲荷山コース

稲荷山コースへの道標
稲荷山コースへの道標(2012年3月撮影)

下り標準コースタイム 約6時間30分

高尾山山頂 --1時間10分-- 清滝(ケーブルカー高尾山駅)

 稲荷山コースは登山者には一番の人気コースである。尾根歩きの楽しさが味わえ、展望が開ける場所があることが人気の理由なのだろう。2006年と2012年の時は下山コースとして利用した。

稲荷山コースの尾根道
稲荷山コースの尾根道(2012年3月撮影)
稲荷山コースの尾根道
稲荷山コースの尾根道(2012年3月撮影)
稲荷山コースの尾根道
稲荷山コースの尾根道(2012年3月撮影)

 歩く人が多い稲荷山コースでも、12時を回る前に下り始めたらそんなに人に出会わない……と思ったのもつかの間、やはり下りるにつれて登ってくるハイカーの列。登山道がカチンカチンに踏み固められていて滑りやすいし、足に優しくない。とはいえ尾根通しの道をがんがん下る楽しさは格別。

稲荷山展望台からの展望
稲荷山展望台からの展望(2006年11月撮影)
稲荷山展望台からの展望
稲荷山展望台から(2012年3月撮影)

稲荷山展望台:(2006年11月)コースの中間地点の稲荷山山頂の展望台に着いた。写真には写らなかったが、霞みがちながら新宿、池袋の高層ビル群もバッチリ見えた。あずまやでお湯を沸かしてドリップコーヒーを楽しんだ。

旭稲荷社
旭稲荷社(2012年3月撮影)
稲荷山コース登山口
稲荷山コース登山口(2006年11月撮影)
稲荷山コース登山口
稲荷山コース登山口(2012年3月撮影)

 コースの中間地点の稲荷山山頂の展望台に着いた。写真には写らなかったが、霞みがちながら新宿、池袋の高層ビル群もバッチリ見えた。あずまやでお湯を沸かしてドリップコーヒーを楽しんだ。

もうひとつの楽しみ

ケーブルカー高尾山駅
ケーブルカー高尾山駅(2006年11月撮影)
下山して新蕎麦の昼食
下山して新蕎麦の昼食(2006年11月撮影)

 「稲荷山コース」をどんどこ下って13時過ぎという早い時間に下山し、参道のお蕎麦やさんで新蕎麦と冷えたビール(^^)

ウメガサソウ / 高尾山
ウメガサソウ(2012年6月撮影)

 2012年6月には新しいカメラの試し撮りのために、ちょこっと登山。ケーブルカーで登ってしまい自然研究路3号路・5号路を歩き、下りは自然研究路1号路(薬王院表参道コース)で。

 途中の某所で山野草観察グループに遭遇し、指さして教えてもらった小さな花は「ウメガサソウ」。新しいデジカメではなく、スマートフォンで撮ったので画質が残念。

 高尾山は暖帯林と温帯林の境界にあるため、植物の種類がとても多い。スミレは特に多様で、高尾山で発見されたタカオスミレは有名である。

山頂下の多目的トイレ工事中
山頂下の多目的トイレ工事中(2012年3月撮影)
山頂下の多目的トイレ
山頂下の多目的トイレ(2012年6月撮影)

 2012年3月には工事中だった山頂下の多目的トイレは、3ヶ月後に行ったときには完成していた。利用しなかったが、フィッテングルーム(更衣室)もあるとのこと。

2006年11月6日の高尾山の記録(ブログ記事) »

2012年3月14日の高尾山の記録(フェイスブック投稿 / 一般公開) »


登山データ

高尾山 標高:600m

場所 東京都


アクセス

京王線高尾山口駅


山行日

2001/11/11

2006/11/04

2012/03/14, 2012/06/24

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