六甲山最高峰

標準コースタイム 約4時間20分

有馬温泉 --35分-- 射場山下分岐 --1時間-- 一軒茶屋 --7分-- 六甲最高峰 --5分-- 一軒茶屋 --30分-- 七曲り入り口 --20分-- 雨ヶ峠 --40分-- 風吹岩 --40分-- 高座の滝 --25分-- 芦屋川駅

六甲最高峰山頂

六甲最高峰から望む西お多福山
六甲最高峰から望む西お多福山

〔10:25~10:45〕石畳の道に変わり車道と出会うと一軒茶屋。ここで引き返す件の女性と別れて、舗装路をひと登りで六甲最高峰に到着した。

 笹と草原状の山頂には、あずまやと六甲最高峰と刻まれたケルン型の碑がある。テレビ塔や中継施設があるのが残念だが、海に向かって開けた展望は気分が晴れ晴れとする。春霞だったが港や神戸市街の眺めを楽しんだ。アセビの白い花が鈴なりに咲く下で、何組かのハイカー達がお弁当を広げていた。風が冷たいため腰を冷やして少し痛むらしい夫はあずまやに座ったきりである。

 計画したコースでは七曲りを下りずに車道を東に石宝殿まで行き、蛇谷北山から土樋割峠を通り東お多福山を経て雨ヶ峠に出る事にしていた。念のため一軒茶屋の前にいたハイカーに登山道状況などを尋ねると、「かなりたいへんだよ」との事。ヤブや震災で崩壊したままの箇所もあるかも知れないという。夫の腰痛を考慮して順当な七曲りのコースに変更した。

 七曲りを下りる時には、汗をかきかき登ってくるたくさんのハイカーにすれ違った。下りきった辺りからは小さな沢を何回か飛び石伝いに渡ったりしてとても楽しい。登り返して雨ヶ峠に着いた。

〔12:05~12:55〕雨ヶ峠:雨ヶ峠にはあずまやとベンチがあり、大勢のハイカーや家族連れが食事を楽しんでいた。シートに腰をおろすのを避けたい夫のために、ベンチが空くまで待つ。広い峠の広場には何本かのヒュウガミズキの黄色い花が満開に近い。しかし空は曇り風が冷たい。昼食中に一層黒い雲が広がり、白いものが落ちてきた。小雪だった。今日も天候が不安定だった。食事を終えてザックを置いたまま空身で、往復30分弱の東お多福山に向かう人が多い。私達はパスすることにした。

風吹岩

風吹岩上部
風吹岩上部

 しばらく下山していくと平坦な道になり、ゴルフ場を左に見て歩く。カーンとプレイヤーの打つボールの音が響く。岩場のアップダウンの後、風吹岩が現れた。

風吹岩からの展望
風吹岩からの展望

〔13:50~14:15〕実は事前に風吹岩がどのような場所か知らなかった。「風吹岩でゆっくりするように」というアドバイスを頂いていた意味を納得。上に登れば近くなった港と市街地の眺めもくっきりとして、「ヤッホー」という気分。そしてすぐ眼下のロックガーデンの奇怪な眺め。展望を楽しみ、持ってきた果物を食べたりして30分近くゆっくりしてしまった。

 この辺りまで来ると芦屋側から、普段着で空身、足ごしらえだけ軽トレッキング靴で散歩の延長のように登ってくる老若男女の神戸市民が増えてきた。子供達は近所の遊び場のように駈け回っている。神戸市民に愛される“裏山”六甲山を実感。またプラスティックブーツ、12本爪アイゼンでピッケルを手にした冬山装備で歩いている数人にも出会う。靴の履き慣らしやトレーニングなのだろう。

 餌付けされ人に馴れたイノシシが現れるという辺りだが、時間のせいなのか遇わない。人に馴れているとはいえ、あまり遭遇したくない(怖い)と思っているから?と思っていたら見下ろした堰提の上にいる灰色をした1頭を発見した。岩場は花崗岩で黄土色のもろい感じだが滑りにくい。次第に険しくなり木梯子やロープの補助の場所も現れた。午後になって身体が温まり調子が良くなった夫は、岩場を楽しんでいる様子だ。岩場が苦手な妻は疲れ気味。しかし岩場も終わりスミレが咲いているのを見つけて元気回復。変化に富み楽しいコースだった。

 高座の滝に到着した時間は、予定しているバス(1時間に1本)に間に合うかどうかの時間になっていた。高座の滝には茶店もあり、滝の前のミツバツツジが早くも花を咲かせていた。5分だけ一息入れて芦屋川駅に向かう。車道になると標識も無く2人だけなら迷うところだが、日曜日で下山していく人も少なくなく、前を行く青いザックの男性を追いかけるようにして行った。高級住宅街の坂を下りると満開から八分咲きの桜並木の河沿いの道に出会い、桜を見上げながらまた河原でお花見の宴会中のグループを見下ろしながら駅までの道を急いだ。しかし駅寸前で目の前を有馬温泉行きのバスは走り去ってしまい、電車で有馬へ戻ることにした。

摩耶山

3日目 4月2日 / 晴れ

標準コースタイム 約1時間30分

新神戸駅 …新神戸ロープウェイ… 布引ハーブ園 --50分-- 学校林道との分岐 --40分-- 摩耶山

 歩いたルートを地理院地図に重ねた地図です(GPSログによる足跡ではありません)。ボタンやマウスでの拡大・縮小や表示範囲の移動ができます。モバイル端末ではスワイプやピンチで操作してください。

 ルートマップ全体図は下のリンクボタンで開きます。レポートに戻るときは、ブラウザやスマートフォンの「戻るボタン」か、右下の「山行記録に戻る」ボタンで戻ってください。


急な登り
急な登り

〔9:50〕布引ハーブ園出発:今日はようやく暖かな春らしい陽気になった。新神戸駅のコインロッカーに余分な荷物を預け、9時30分の新神戸ロープウェイの始発で布引ハーブ園まで上がる。平日のため人出は少ない。

 登山道はすぐに急登になりグングン高度を稼ぐ。岩に手をかけての登りや斜面の直登もあり汗をかく登りだ。今朝も夫は腰の調子が悪いらしい。分岐でしばらく休み、引き返すのもかえってたいへんだと思われるのでゆっくり登ることにする。学校林道から登ってきた2人組が休まずに先に行った。

天狗道から西方の眺め
天狗道から西方の眺め

 天狗道と呼ばれる登山道は岩場や尾根道、アップダウンと変化がある。海に近いためか、松の木が多くその緑が美しい。鞍部に下って気持ちが良い場所にあるベンチでもひと休みの軟弱な私達。最後の登りを詰めると整備された階段状の道になり、山頂が近いことが判った。登りきるとテレビ塔と施設があり、車が駐車しているしコンクリートミキサーが来るしでちょっとがっかり。

 そして途端にくしゃみの連発が始まってしまった。公園化された広場の掏星台に行けば風も強くて、くしゃみ・鼻水の花粉症の症状はなおひどくなり耐えられない。元々重症の夫は薬を飲んで症状を抑えていたのに、効果ナシの花粉猛攻撃であった。よく見ると、ロープウェイ駅裏手に茶色に染まったスギかヒノキの大きな木があり、犯人はアレかもしれない。

 昼食にしようと2階レストハウスに行こうとしたが、階下のメニューの看板を見ると少し気取ったカフェレストランで、恋人達が夜景を見ながら食事するのにピッタリなお店のようだった。山靴に花粉症なので遠慮。ロープウェイの発車時刻までお湯を沸かしコーヒーを煎れて飲むが、三角点まで行く気力なし。2週間前に震災後再開通したばかりのロープウェイとケーブルカーで摩耶山を退散した。居合わせたタクシーでケーブル駅下の坂道を下りる時、そこは満開の桜のトンネルだった。

最後に 今回の山旅の計画にあたって、神戸にお住まいのけいこさんにはとてもお世話になった。けいこさんは拙い私のHPをご覧になってくださり、時折掲示板にてご挨拶くださる同年の女性である。神戸に行くことが決まるまでは、特にメールの交換をしていた訳でもないのに、今回いろいろ調べてくださったりして本当に協力いただいた。どうしてもお目にかかってお礼が言いたかったので、出発前日に会う約束をしていただいた。新神戸駅の待ち合わせ場所に現れたのは、若々しくておしゃれなステキな女性。初対面でも山好きの間には垣根がなく、すぐに打ち解けてお話できたのがうれしかった。そのうえ手ずから炊いた神戸の早春の味「いかなごの釘煮」をどっさり戴き、帰宅して美味しい手作りの味を堪能。神戸・六甲の山旅の忘れられない想い出になるに違いない。

 メールや掲示板で神戸・六甲の情報をお寄せいただいた。…グルメ情報だけの方も(^o^)
神戸の天々宇知栗さん、腹ペコ山男さん、そしてタッスィーさん、M2ももさん、亀足隊隊長さん…みなさん本当にありがとうございました。


登山データ

六甲山最高峰:標高 931m / 摩耶山:標高 702m

場所 兵庫県神戸


山行日 2001/04/01-02

拍手ボタンを押してくださると管理人の励みになります。

拍手する


画像をクリック(タップ)しても山行記録のページが開きます。

PAGE TOP