西海岸コースと礼文林道コース

西海岸8時間コース北部(スコトン岬~西上泊)(2)

標準コースタイム 約7時間45分

スコトン岬 --1時間-- ゴロタ山 --1時間-- 鉄府 --40分-- 西上泊 --30分-- 西上泊分岐 --35分-- 召国分岐の案内板 --1時間10分 --旧礼文岳登山道分岐 --40分-- アマナ岩 --30分-- 民宿ウェンナイ荘 --1時間-- 8時間コース終点 --40分-- 香深井バス停

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 海岸線の舗装路の脇にも花が咲いている。礼文島では高山植物と山野草が入り乱れて咲く。同じ仲間の花、例えばツリガネニンジンが丘陵帯では背が低いハクサンシャジン型になる。少ない標高差で山野草から高山型へと連続して変化し、見分けが難しい。ヨツバシオガマがたくましく丈を伸ばして海岸沿いの道に咲いていたりした。

ツリガネニンジン
ツリガネニンジン
アサギリソウ
アサギリソウ

 朝食が早かったので空腹になり、途中の空き地で15分の軽食休憩。雨はしつこく降ったり止んだりしていた。鉄府漁港手前の鉄府バス停(1日2便)前には、たいへんきれいな公衆トイレがある。

西上泊の港を見下ろす
西上泊の港を見下ろす

〔10:50〕再び登り返すと西上泊の港が見下ろせるようになった。小さな神社の鳥居から港に向けて下りる。鉄府の舗装路を歩く部分でコースタイムを大きくオーバーしてしまった。

〔11:30〕西上泊到着。標準コースタイムに余裕を持たせた到着予測時間では、10時30分に到着していなければならなかった。原因は出発の遅れ、アップダウンが意外に手強いためのペースダウン、急がなくてはとわかっていても、左右の花につい目移りしてしまうことなどだ。ここ西上泊までで、8時間コースの行程のやっと3分の1である。このポイントでの1時間の遅れは大きく、コースを歩き続けることを断念した。

 作戦会議の結果、翌日の予定である礼文岳登山をやめ、早朝に西上泊までハイヤーで入り残りを歩こうと決めた。この日の午後は代わりに前日に歩けなかった礼文林道コースを歩くことにして、ハイヤー会社に電話した。1時間後なら迎えに行かれるとのこと。その間に昼食を摂ることにした。西上泊は観光ポイントの澄海(スカイ)岬があり、団体旅行の観光バスが入る。観光客が澄海岬までぞろぞろと歩く歩道に腰を下ろし、人目を気にしつつ、うどんを作って食べた。駐車場前の売店でも蕎麦くらいは食べられるのだが、わざわざ稚内で買い求めたガスカートリッジを使わなくては…というわけである。

 迎えに来たハイヤーの運転手さんは、またもや女性ドライバー。車が島の南部へと気持ちよく快走していくと、いつまでも雲が垂れ込めていた空が青空に変わっていった。


礼文林道コース (1)

標準コースタイム 約2時間30分

礼文林道コース入口 --50分-- 礼文滝分岐 --50分-- 香深井林道との分岐 --20分-- 礼文林道コース終点 --30分-- 香深井バス停

※ ルートマップは次のページに掲載

クモキリソウ
クモキリソウ

〔13:25〕ハイヤーで礼文林道コース入口に到着。なんと団体さんが歩き出すタイミングにぶつかってしまった。しかし団体といっても20人ほどで、引率は花のガイドさんである。耳に飛び込んでくる女性ガイドさんの説明が知らないことばかりなので、ちゃっかりツアーに付かず離れずの距離で歩くことにした。

 歩き始めてすぐのこと、茂みの奥にクモキリソウという花が咲いているらしい。蘭科の花だそうだ。ツアーの皆さんがガイドさんの指差す場所を覗いているのをそれとなく一緒になって確認し、皆さんが立ち去ったあと写真撮影(笑)

礼文林道コースの花

 歩くにつれ足元には花が咲き乱れていて楽しい。ノコギリソウ、タカネナデシコ(エゾカワラナデシコ)、ツリガネニンジン、レブンシオガマ(ヨツバシオガマ)、ミソガワソウ、エゾニュウ、チシマゲンゲ(カラフトゲンゲ)、レッドクローバーなどが見られた。

チシマゲンゲ
チシマゲンゲ
ミソガワソウ
ミソガワソウ
ノコギリソウ
ノコギリソウ
エゾニュウ
エゾニュウ
レブンシオガマ
レブンシオガマ

 レブンシオガマはヨツバシオガマより背丈があり、長い花穂を伸ばして下から順番に咲く。花の時期が終わりの頃なので伸びた穂の先に花を残しているだけだったが、見頃の頃なら華やかだろう。

 ピンクの穂を伸ばした花は、初めて見るチシマワレモコウ。これも花のガイドさんの説明の盗み聞きで知った。後で図鑑を見たらナガボノシロワレモコウの高山型とあった。イワベンケイがもう色づいていた。

イワベンケイ
イワベンケイ
イワベンケイ
イワベンケイ
チシマワレモコウ
チシマワレモコウ

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