桃岩展望台コース

2日目 7月30日 / 終日雨

標準コースタイム 約4時間

知床 --40分-- 元地灯台 --1時間-- 桃岩展望台 --車道歩き20~30分- -礼文林道コース入口 --50分-- 礼文滝分岐 --50分-- 香深井林道との分岐 --20分-- 礼文林道コース終点 --20分-- 香深井バス停

 歩いたルートを地理院地図に重ねた地図です(GPSログによる足跡ではありません)。ボタンやマウスでの拡大・縮小や表示範囲の移動ができます。モバイル端末ではスワイプやピンチで操作してください。

※ 黄緑線は礼文島最終日に再度歩いたルートです。

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 礼文島での足は路線バス。流しのタクシーはなく予約制のハイヤーが数台しかない。3日間で島内のコースを効率よく回るために、本数が少ないバスの組み合わせに腐心してプランを組み立てた。今日は8:30発(始発)の知床行きバスに乗り知床から桃岩歩道を歩き、一旦車道に下りて林道コース入口に。そして林道コースを香深井まで走破という計画。アップダウンは少ないはずなので、雨でも大丈夫なはずだった。

 宿で雨具を着てしまってフェリーターミナルのバス停へ。宿がフェリーターミナルが目の前なので余裕の出発。ちなみにホテル礼文の朝食時間は7時からだった。バスは一旦フェリーターミナル北部の繁華街「香深」を周回してから再びフェリーターミナルに戻るので、少し遅れても乗車可能である。

知床バス停待合所
知床バス停待合所

〔9:00〕知床のバス停には待合の小屋があり、ここでスパッツなどの準備をしてから出発した。

道標
道標

〔9:12〕しばらく林道を行くと道標が現れ、右手にこれから登る丘陵帯が望める。

 林道といえども花の道でレッドクローバーとキタノコギリソウ、エゾノコギリソウ、タカネナデシコが咲き乱れている。標高を上げるに従いカラフトゲンゲ、イブキトラノオ、エゾニュウなどの花が見られた。

元地灯台道標
元地灯台道標
元地灯台付近
元地灯台付近
元地灯台
元地灯台
元地灯台
元地灯台

〔9:40〕元地灯台到着。強風のため寒かった。ガスでせっかくの絶景もいまひとつ。斜面はイブキトラノオが今を盛りと咲き誇り、こんな群落見たことないというほどの大群落。でも強い風になびいて写真になりそうもない。

 断崖の上が台地状になっていて、突端まで道がついている。コースは分岐から写真の断崖の上に登る。階段で整備されているが急登である。

海から立ち上がる断崖
海から立ち上がる断崖
断崖の上を行く
断崖の上を行く

 途中で足元にレブンウスユキソウが一輪咲いているのを発見したが、強風と横殴りに吹きつける雨(土砂降りではない)で、撮影どころではなかった。吹きさらしの断崖の上の歩道は、たとえようもないほどの強風。崖側の防護柵につかまり姿勢を低くしてのほふく前進で通過。それでも飛ばされそうで怖かった。右手の山腹はお花がいっぱいだというのに…。

草原のなかの木道(パノラマ合成)
草原のなかの木道(パノラマ合成)

〔10:30〕断崖の縁(へり)から下ると草原のなかの木道が現れた。左右にお花畑。天気さえ良かったら気持ちが良い散歩道である。

〔11:00〕桃岩展望台到着。吹き降りでホワイトアウト状態なので桃岩ってどこ?(2日後再度訪れてみて目前にそびえる断崖、それこそが桃岩だと知ってびっくり)本当に何も見えなかった。

 林道コースも歩くためにはどこかで昼食を食べる必要がある。展望台にはベンチがあるが、とうてい食事できる天気ではない。見下ろすと下の駐車場に小屋があるので下りていった。小屋はレンジャーの管理小屋だった。あずまやがあったらなぁ…。とにかくひと時でも雨宿りをしたくて、隣のきれいなトイレの洗面所で一息つく。もちろん夫と別々になって…。お腹も空いてきたので、よっぽどここでパンをかじってお昼にしようかと思ったほどだった。夫と相談し雨が本格的だし、下のバス停からタイミング良くフェリーターミナル行きのバスがあるので戻ることに決めた。

※ このとき下りたのは東側(掲載ルートマップで緑線)の歩道だが、2日後に再訪して歩いた西側の歩道(掲載ルートマップで黄緑線)が「花の道」だった。

 11:38発フェリーターミナル行きバス乗車。あれれ、バスはいったん元地に向かって行く。元地の集落(漁村)を回って再び桃岩展望台入口バス停に。偶然にドライブが楽しめた。フェリーターミナルのレストランで昼食。こんな天気でも予定通りやってきたツアー客や家族連れでレストランは賑わっていた。う~ん、こんな喧騒の中でランチタイムを過ごすはずじゃなかったのに…。

 礼文島は「自然を楽しむ島」である。悪天だから歩けないといっても、観光すべき施設などない(最近はウニ漁体験、ウニのカラはずし体験施設ができたそうだ)。歩き足りないということもあって、礼文林道コースを反対から時間が許す限り歩いてみようということにした。スコトン岬行きバスで香深井へ。13:10頃歩き出し始めのうちは車道、やがて未舗装の林道歩き。途中で登山客を乗せたハイヤーに追い越される。ぎりぎりの時間で礼文林道との分岐まで到達した。しかし見るべきものの全くない行程でがっかり。全く無駄な林道往復だった。香深井でバスを待っていると、先ほどのハイヤーが戻って通りかかったので手を上げた。女性ドライバーの話では混んでいるのは6月から7月半ばで、この時期は平日なら呼べば来て貰えるとのこと。


旅館 花はな館

 ホテルのロビーでかもめ荘の女将さんを待ち、車で代替の宿へ。2日間お世話になることになった「旅館花はな館」は、自宅に続いて増築された、たった3部屋の静かできれいな民宿だった。真新しい設備で申し分ない。

花はな館
花はな館

 勤めを持つご主人によると、礼文島のホテル、旅館はシーズン中は団体客が占領、民宿やユースホステルは若者が占めている状況なので、家族向けの静かな宿を提供しようと考え民宿を始めたのだとか。切り盛りは奥さんと娘さんがしている。宣伝もせず口コミだけでひっそりと営んでいるそうで、この日は私たちで貸切だった。

 夕食はホテルと比べ凝っていないけれども、小ぶりだけど茹でた毛ガニが一人にど~んと一パイ。ホッケのチャンチャン焼きなど。最盛期の獲りたて新鮮な生ウニもホテルのものより美味しかった。オレンジ色に輝くバフンウニは甘い!(食卓の写真を撮り忘れました)


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