スポンサードリンク
標準コースタイム 約5時間10分
歩いたルートを地理院地図に重ねた地図です(GPSログによる足跡ではありません)。ボタンやマウスでの拡大・縮小や表示範囲の移動ができます。モバイル端末ではスワイプやピンチで操作してください。
ルートマップ全体図は下のリンクボタンで開きます。レポートに戻るときは、ブラウザやスマートフォンの「戻るボタン」か、右下の「山行記録に戻る」ボタンで戻ってください。
〔13:15~13:30〕常念岳と蝶ヶ岳との鞍部:やっと岩ゴロを突破! 12時頃に樹林帯に下りてきた。樹林帯を最低鞍部まで下るとお花畑だった。
標高 燕岳:2763m / 常念岳:2446m / 蝶ヶ岳:2664m
場所 北アルプス
アクセス
JR大糸線穂高駅から代行マイクロバス40分中房温泉下車
山行日 2002/07/30-08/02
スポンサードリンク
この頃から右目のまぶたにこわばりを感じ、鏡を見るとブヨに刺された痕が腫れ始めていた。視界がだんだん狭くなり、歩きにくい。
一休みして蝶槍への登りにかかる。
〔15:05~15:15〕蝶槍下:山腹の穂高側についている登山道を進んで蝶槍へ。蝶槍は以前に登っているし、穂高の上部ににまとわりついた雲が切れず展望に期待できないため、そのまま蝶槍を巻いた。
二重山稜が交わった天辺に蝶ヶ岳ヒュッテが見えてきたが、まだまだ遠い。軽いアップダウンの登山道なのだが、片目での歩行は怖い。下りの場合、段差の距離感が掴めないのだ。夫のストックも借りて、ダブルストックでなければ歩けなくなった。
山小屋の幾つかには、夏期限定で開く大学医学部によるボランティア診療所がある。蝶ヶ岳ヒュッテには「名古屋市立大学医学部」の診療班が常駐していた。翌日の下山を案じて、到着後すぐに診療室のドアをノックした。幼顔のたぶん医学生さんから、「健康保険は利かないこと、一律千円の診療費を払うこと」と説明され、問診を受ける。一般の問診との違いは、「入山して何日目か」「睡眠は充分か」「水分は充分摂取したか」「頭痛・吐き気はあるか」などの質問。体温、血圧、体内酸素濃度(ひとさし指をクリップ型の測定器で挟む)をチェック。全て異常なし。「あなたは高山病ではありません」との診断(^^)
そしてドクターの登場。白衣の先生は25,6歳の若い男性だった。やりとりの後、私のかかりつけの皮膚科で処方してもらっているステロイド内服薬は置いていないとのことで、代わりにステロイドの点滴を受けることになった。ステロイドの効能、副作用もきっちり説明され、安心と信頼の診療だった。下山後に送る「経過観察表」のハガキを貰って診療終了。
《補足》 健保が利かず自由診療なのは同じだが、「一律千円」の診療代は診療所により「実費」であったりと様々らしい。
スポンサードリンク
標高 燕岳:2763m / 常念岳:2446m / 蝶ヶ岳:2664m
場所 北アルプス
アクセス
JR大糸線穂高駅から代行マイクロバス40分中房温泉下車
山行日 2002/07/30-08/02
画像をクリック(タップ)しても山行記録のページが開きます。