常念小屋から常念岳、蝶ヶ岳ヒュッテへ (2)

標準コースタイム 約5時間10分

常念小屋 --1時間-- 常念岳 --1時間50分-- 鞍部(標高2592m地点)--1時間30分-- 蝶槍 --50分-- 蝶ヶ岳ヒュッテ

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常念岳と蝶ヶ岳との鞍部

〔13:15~13:30〕常念岳と蝶ヶ岳との鞍部:やっと岩ゴロを突破! 12時頃に樹林帯に下りてきた。樹林帯を最低鞍部まで下るとお花畑だった。

鞍部の樹林帯
鞍部の樹林帯
最低鞍部
最低鞍部
鞍部から見上げる常念岳
鞍部から見上げる常念岳
お花畑
お花畑
蝶槍を目指す
蝶槍を目指す

 この頃から右目のまぶたにこわばりを感じ、鏡を見るとブヨに刺された痕が腫れ始めていた。視界がだんだん狭くなり、歩きにくい。

 一休みして蝶槍への登りにかかる。

〔15:05~15:15〕蝶槍下:蝶槍には以前に登っているし、穂高の上部ににまとわりついた雲が切れず展望に期待できないため、山腹の穂高側についている登山道で蝶槍を巻いた。

蝶槍の下を巻く
蝶槍の下を巻く
二重山稜の蝶ヶ岳
二重山稜の蝶ヶ岳
蝶ヶ岳ヒュッテが見えた
蝶ヶ岳ヒュッテが見えた

 二重山稜が交わった天辺に蝶ヶ岳ヒュッテが見えてきたが、まだまだ遠い。軽いアップダウンの登山道なのだが、片目での歩行は怖い。下りの場合、段差の距離感が掴めないのだ。夫のストックも借りて、ダブルストックでなければ歩けなくなった。

蝶ヶ岳ヒュッテ前から常念岳を振り返る
蝶ヶ岳ヒュッテ前から常念岳を振り返る

〔16:30〕蝶ヶ岳ヒュッテ到着:時間が夕刻に近づいても幸いなことに、真っ青な空に雷雲の兆候がなかった。この幸運に助けられた一日だった。

山小屋診療所受診体験

 山小屋の幾つかには、夏期限定で開く大学医学部によるボランティア診療所がある。蝶ヶ岳ヒュッテには「名古屋市立大学医学部」の診療班が常駐していた。翌日の下山を案じて、到着後すぐに診療室のドアをノックした。幼顔のたぶん医学生さんから、「健康保険は利かないこと、一律千円の診療費を払うこと」と説明され、問診を受ける。一般の問診との違いは、「入山して何日目か」「睡眠は充分か」「水分は充分摂取したか」「頭痛・吐き気はあるか」などの質問。体温、血圧、体内酸素濃度(ひとさし指をクリップ型の測定器で挟む)をチェック。全て異常なし。「あなたは高山病ではありません」との診断(^^)

 そしてドクターの登場。白衣の先生は25,6歳の若い男性だった。やりとりの後、私のかかりつけの皮膚科で処方してもらっているステロイド内服薬は置いていないとのことで、代わりにステロイドの点滴を受けることになった。ステロイドの効能、副作用もきっちり説明され、安心と信頼の診療だった。下山後に送る「経過観察表」のハガキを貰って診療終了。

《補足》 健保が利かず自由診療なのは同じだが、「一律千円」の診療代は診療所により「実費」であったりと様々らしい。


登山データ

標高 燕岳:2763m / 常念岳:2446m / 蝶ヶ岳:2664m

場所 北アルプス

アクセス

JR大糸線穂高駅から代行マイクロバス40分中房温泉下車


山行日 2002/07/30-08/02

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