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標準コースタイム 約5時間30分
歩いたルートを地理院地図に重ねた地図です(GPSログによる足跡ではありません)。ボタンやマウスでの拡大・縮小や表示範囲の移動ができます。モバイル端末ではスワイプやピンチで操作してください。
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3日目 7月31日 / 晴れ
夜明け前に起床して出発の準備。外に出て雲海から昇った日の出を眺めた。
標高 燕岳:2763m / 常念岳:2446m / 蝶ヶ岳:2664m
場所 北アルプス
アクセス
JR大糸線穂高駅から代行マイクロバス40分中房温泉下車
山行日 2002/07/30-08/02
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〔5:05〕燕山荘出発:気持ちが良い稜線を槍ヶ岳に向かって歩き始めた。槍ヶ岳分岐まで「表銀座コース」を歩くので、進むにつれ槍ヶ岳がどんどん近づいてくる。鷲羽岳を中心に白と緑の山肌の裏銀座。その北には剱岳、そして鹿島槍ヶ岳。
ほとんど平坦と言って良い楽ちんな縦走路の足元には、イワツメクサ、チシマギキョウ、ハクサンシャクナゲなどが咲き乱れ、両側の砂礫の斜面はコマクサのお花畑である。
しばらく行くと、行く先に大天井岳が見えてくる。だんだん近づく大天井岳の山肌に、一直線で刻まれている登山道の傾斜を見て、ちょっと意気消沈(^^ゞ
〔8:30〕小林喜作レリーフがある鞍部を見下ろして、鎖場とハシゴがある箇所、切通岩に着いた。追いついてきたグループに先を譲ることにした。サブリーダーらしき男性が「平均年齢70歳だから、遅いですよー」と弁明した。どうも足が前に出ないオバサンがいるらしく、リーダーらしき男性がトコトコと崖っぷちまで進みゲキを飛ばした。「おら~、三点確保!鎖を持つ手を離さなけりゃ落ちない!足を前に出せ!」
切通岩は尾根の途中が切れて岩場になっていて、その岩場をいったん下って再び登り返す。燕岳側からの岩場に鎖が取り付けられている。鎖場自体は4~5m位の距離で傾斜もきつくないから恐怖は感じなかった。しかしその先の鉄ばしごで下りる場所、つまり鞍部の「切り通し」の場所があまり広くなくて、しかも両側が切れ落ちている。怖がりの私は、鎖場から鉄ばしごに足を移すときが少々怖かった。
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標高 燕岳:2763m / 常念岳:2446m / 蝶ヶ岳:2664m
場所 北アルプス
アクセス
JR大糸線穂高駅から代行マイクロバス40分中房温泉下車
山行日 2002/07/30-08/02