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標準コースタイム 約3時間45分
GPSログによる足跡を地理院地図に重ねたルートマップです。ボタンやマウスでの拡大・縮小や表示範囲の移動ができます。モバイル端末ではスワイプやピンチで操作してください。
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シャクナゲ坂を抜けて谷の方向へ下りていくと、シロヤシオの大木も見られる林の中を行く。鮮やかなオレンジ色が目を引くヤマツツジも咲いていて、新緑の舞台でのヤマツツジとシロヤシオの競演といったところ。
日出ヶ岳:標高 1695m
場所 奈良県
アクセス
近鉄大和上市駅から奈良交通バス約1時間20分
湯盛温泉から登山口までタクシー利用
山行日 2012/06/06
天気 曇りときどき晴れ
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ところが、対岸に渡ると急な石段の登りが待っていた。周回コースなので、下りた分は起点の標高まで登り返さねばならない。大蛇嵓からはずっと下りで、いきなり急な登り返しに身体が付いていかず、思わず途中で休憩を取った。
〔14:40〕大台ヶ原駐車場到着:乗車するバスの発車は15時30分なので、充分すぎるくらいの余裕での到着だった。天気の回復が早く展望も得られ、シロヤシオの古木や初めて目にするアケボノツツジを堪能した。
湯盛温泉「ホテル杉の湯」は 奈良県吉野郡川上村 が運営している、公営で初めての政府登録国際観光旅館である。設備はきれいで充実していて(2011年4月リニューアル)、村営のホテルとは思えないほど。有名な観光地ではない場所柄なので、平日の利用率を考えても営業はたいへんだと思うが、よく健闘しているなという感じである。大和上市駅との間は距離があるにもかかわらず送迎バスを運行してくれているので、公共交通機関派の私たちには大助かりだ。ホテルの隣に道の駅がある。
今回は3泊4日の旅程のうち山歩きは1日だけなので、登山靴や登山用レインウェアなどを旅行中に自宅に宅配してしまうことにした。ホテル杉の湯は宅配業者への取り次ぎを行っているので、大台ヶ原山行を終えた晩に手配をしにフロントへ。宅配業者専用の有料段ボール箱を購入するつもりだったが、業者の段ボール箱は用意していないらしく、適当な大きさの段ボール箱を探してくださった。こういう場合の対応とサービスは後まで忘れないし、宿泊施設の評価に繋がるのだと思う。
客室からはダム湖(大迫ダムの下流にある大滝ダム)の一端が見渡せるのだが、梅雨入り前だからか貯水量が極めて少なくて驚いた。降雨量が多い大台ヶ原を水源とし、時には水害に見舞われる地域なのだが、治水と貯水が難しい事情が見える。
温泉の源泉は新湯盛温泉で、泉質は単純温泉である。加水、加温、循環ろ過はしているものの、浴室は清潔で気持ちが良かった。「銀嶺の湯」「金明の湯」と名付けられた浴室それぞれに付設の露天風呂がある。金明の湯の内湯浴槽は高野槙を使っているとのこと。
はるばる奈良に来て大台ヶ原だけではもったいないので、翌日は大和路へ移動して寺院巡りをする計画にしてある。そろそろ梅雨入りのはず…。旅行中は雨に降られないとうれしいのだが。
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日出ヶ岳:標高 1695m
場所 奈良県
アクセス
近鉄大和上市駅から奈良交通バス約1時間20分
湯盛温泉から登山口までタクシー利用
山行日 2012/06/06
天気 曇りときどき晴れ