余計な前書き 福島県の仁田沼は、ミズバショウとカタクリの群生地があるハイキングコースとして知られている。「土湯こけし」で有名な土湯温泉が入口である。東京から電車・バス利用のアクセスでも案外便利なので、かえって先延ばしになっていた。前年秋に安達太良連峰のひとつ鬼面山に登ったが、登山口がある新野地温泉へ入る途中土湯温泉を通過した。そのときに「そうそう、土湯温泉と仁田沼ハイキングもいつの日か」と思ったので、ミズバショウの見頃に合わせて歩くことにした。

 週間天気予報が発表された時点では、ハイキング予定日は雨という予報。変更を考えたりしたが、予報が好転することに期待して予約はそのままにした。新幹線の指定席予約が「えきねっと」会員限定の格安チケットだったので、キャンセルや変更をしたくないのもあった。その後チケットを受け取って来た時点で、格安チケットの規定でキャンセルしても返金不可能になった。しかし、念ずれば通ず。天気予報は「雨」から「曇り」に、さらに「晴のち曇り」にと変わった(^^)/

 ところがである。出発日の前々日の夜、床に落ちたものを拾おうとしたとき、腰にギクッと痛みが…。「魔女の一撃」というほど強くはなくて「魔女の一押し」くらいだったが、ぎっくり腰に間違いなかった。身を起こしても歩くときにグラグラして痛みがあった。こんなのは初めてだった。う~ん…マジやばい。

 一晩寝たら良くなった感じで、歩くときの痛みは消えた。これならなんとか行けるだろうと腹を決め、旅の支度を整えた。が、出発の朝、ベッドから下りたとき痛みが強くなっていて愕然。椅子に座る、立つの動作が一番辛かった。ただ歩くのはほとんど問題がなく、ザックも背負えた。

 まぁ、なんとかなるだろう……なるのかな?(^^;

仁田沼 (1)

1日目 4月26日 / 晴れ

 一足早い五月晴れになり、新幹線の車窓から残雪の山並みが見えるのが楽しい。上着を丸めてクッション代わりにし、東京からのおよそ1時間半の座りっぱなしを乗り切った。福島駅を出ると通りすがりの女性から「どちらの山へ?」と声を掛けられた。登山装備の恰好で駅にいると、度々あることである。おそらく地元の同好の方なのだろう。「仁田沼へ」と答えると、「今カタクリが見頃ですよ」と教えていただいた。カタクリがまだ見られると聞いて、腰痛の不安も少し消えた。

 しかし福島駅から乗車した旅館の送迎車では、カーブの度に痛みが…。痛みがある時期は入浴などで温めると悪化するとのこと。楽しみにしていた久しぶりの温泉だったが、この晩の入浴はゆっくり浸かるのは我慢してカラスの行水で済ませ10時前に就寝した。


1日目 4月27日 / 晴れ

 起床したら腰痛が消えていた。深く屈まなければ違和感さえもなく、目覚めの朝湯へ行く足取りもスタスタと軽く、劇的な快復だった。やはり安静と睡眠が一番の薬だったようだ。なんと天気予報さえもさらに良くなり、日中はずっと晴れるとのこと(^^)

 土湯温泉からハイキングコース入口までは、タクシー利用で楽をすることにした。温泉街の奥の方にある宿泊旅館から10分ほどで登山口に着いた。

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標準コースタイム 約3時間25分

仁田沼駐車場 --20分-- 仁田沼 --《仁田沼一周15分》-- 25分-- 男沼 --《男沼一周25分》--15分-- 仁田沼駐車場 --20分-- 分岐 --15分-- 思いの滝展望台 --10分-- 女沼駐車場 --15分-- つつじ山駐車場 --15分-- 車道分岐 --30分-- 土湯温泉

 GPSログによる足跡を地理院地図に重ねたルートマップです。ボタンやマウスでの拡大・縮小や表示範囲の移動ができます。モバイル端末ではスワイプやピンチで操作してください。

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ハイキングコース案内板
ハイキングコース案内板

〔9:15〕仁田沼駐車場出発:仁田沼ハイキングコースは仁田沼・男沼・女沼を巡る歩道が縦横にある。しかし巡回のプランはあらかじめ決めていなかった。駐車場にコースの詳細な絵地図看板があったので眺めてみたが、タクシーの運転手さんが「今はカタクリが見頃ですよ」と言っていたので、先ずカタクリの群生地を通る仁田沼への直行コースを行くことにした。

新緑が美しい
新緑が美しい
カタクリ群生地
カタクリ群生地

 新緑が美しい林の中を行くと、男沼へ登る道との分岐。仁田沼への登山道はそれなりに急登になっていく。カタクリの葉が見られるようになったのでこの辺りが群生地のようだが、残念ながら見頃は過ぎて咲いている花は少なかった。気温が高い日が続いていたので、あっという間に咲き終わってしまったのだろう。

芽吹きの林
芽吹きの林
分岐の広場
分岐の広場
ミズバショウ群生地案内板
ミズバショウ群生地案内板

 カタクリ群生地を過ぎると、林の中をアップダウンして進む。この辺りの林は芽吹いたばかりなので、明るく陽差しいっぱいで気持ちが良かった。小さな沢を木橋で渡るなど、変化もあって楽しい。

〔9:40〕仁田沼・女沼分岐:開けた場所にベンチとテーブルが設置されている、女沼との分岐に到着。奥に仁田沼とミズバショウ群生地があった。

ミズバショウ群生地 / 仁田沼

ミズバショウ群生地 / 仁田沼
ミズバショウ群生地 / 仁田沼
ミズバショウ / 仁田沼
ミズバショウ / 仁田沼
ミズバショウ群生地 / 仁田沼
ミズバショウ群生地 / 仁田沼

 仁田沼を一周する前にミズバショウの写真をまとめて撮影するつもりで、ベンチにザックを置いて群生地の歩道に入った。ところがミズバショウはもう葉っぱが大きく成長していて、花を付けている株が少なかった。今年の春の花は山野の花も里の花も見頃が早めの模様。やはり遅かったかぁ…とがっかり。

ミズバショウ群生地 / 仁田沼
ミズバショウ群生地 / 仁田沼
ミズバショウ / 仁田沼
ミズバショウ / 仁田沼
ミズバショウの群生 / 仁田沼
ミズバショウの群生 / 仁田沼

 ザックを取りに戻りあらためて歩道を進んで行った。すると群生地の奥の方は林間のため、日陰になっていて乾燥地化もしていない。この辺りは咲きそろった株で見事な満開状態だった。


登山データ

最高標高:688m

場所 福島県


アクセス

JR福島駅からバス45分土湯温泉


山行日 2016/04/27

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