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余計な前書き 守屋山は登山のガイドブックに紹介されることは殆どないが、ザゼンソウの群生地があることから旅行会社などの登山ツアーでは定番のようだ。しかし私が守屋山を知ったのは別の機会からだった。10年以上前に新聞にあるコラムが連載されていた。藤森照信東大教授(建築史学)が子供の頃の思い出などを綴っているコラムだった。藤森氏のことは赤瀬川源平氏(イラストレーター・作家)が提唱する「路上観察学会(街にある不思議な風景や無用の長物を撮影して歩く)」の一員として知っていた私は、飄逸な語り口のそのコラムを楽しみに読んでいた。その中にふるさと諏訪の里山として、守屋山が登場したのである。それ以来登りたかった山に、高遠の桜見物中止という成り行きでようやく登ることになった。
勝沼を過ぎると特急あずさは山梨一宮町の桃畑を縫うように走る。桃畑はピンクの花がちょうど満開で、夢のような景色に見とれた。鳳凰、南アルプス、茅ヶ岳、八ヶ岳と今日のあずさはまるで展望列車だった。
〔9:30頃〕茅野駅:諏訪は七年に一度の「諏訪御柱祭り」の真っ最中で、この日は最後の「木落とし」が行われる。茅野駅の駅員さんも皆揃いのハッピを着用し、改札手前のディスプレイはこの通り。
標準コースタイム 約3時間30分(登り2時間・下り1時間30分)
標高 守屋山:1650m
場所 長野県
アクセス
JR中央線茅野駅JRバス茅野-高遠線(4-11月)23分守屋登山口(タクシーの場合約10分)
山行日 2004/04/11
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〔9:55〕出発:守屋登山口バス停前の駐車場と真新しい神社の間に登山口がある。「森林浴コース」との標識がある。マイカーの場合は林道守屋線を進み、もっと上の登山道入口まで入る事が出来る。
〔10:35〕ザゼンソウ群生地:林道を横切ったりあるいは沿ったりして行くと、「守屋山座禅草コース」の標識に出会った。この辺りの林道脇では、水が染み出ている箇所にもザゼンソウが咲いていた。
窪地に下りていくと木道が設置されており、ザゼンソウは左右の湿地にポツリポツリと顔を出していた。
〔10:45〕登山道入口広場(分杭平):広場(分杭平:ぶんくいたいら)には幾つかのベンチと珍しい茅葺屋根のあずまや、そして避難小屋、簡易トイレがある。
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標高 守屋山:1650m
場所 長野県
アクセス
JR中央線茅野駅JRバス茅野-高遠線(4-11月)23分守屋登山口(タクシーの場合約10分)
山行日 2004/04/11