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標準コースタイム 約4時間10分+30分
歩いたルートを地理院地図に重ねた地図です(GPSログによる足跡ではありません)。ボタンやマウスでの拡大・縮小や表示範囲の移動ができます。モバイル端末ではスワイプやピンチで操作してください。
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三国峠(最高地点) 標高:1244m
場所 群馬県
アクセス
JR上毛高原駅からバス(関越交通バス)約30分終点猿ヶ京下車
(タクシー約15分三国トンネル入り口)
山行日 2008/11/02
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落ち葉の絨毯の道は、ふかふかで気持ちがよい。だが、落ち葉に隠れた石に足を下ろしてバランスを崩したりしやすく、湿った落ち葉は滑りやすい。今まで調子が良かった歩くペースが、少し落ちてきた。鞍部からの登り返しがまたきつい。
登り返した場所には主三角点があり、登山地図に上ノ山(1048m)として載っているピークだった。ここに立ってみて、即座にピンと来た。この場所こそが12年前の撤退場所に間違いなかった。
確かな証拠は、この木(写真)だった。私たちはここでコーヒーをいれ、私はこの木に腰をかけ飲んだ。記憶もあるし、そのときの写真がアルバムに貼ってある。12年前と同じポーズで木に腰をかけ、記念撮影したのは言うまでもない。だが、例によって夫はまったく覚えていなかった(笑)
〔15:20〕鉄塔:夫にも記憶が残る、鉄塔が建つ場所に着いた。12年前、開けた北面の展望の手前山並みの向こうに、白く輝く谷川連峰を眺めた場所である。既に雲が厚くなってきて、この日は見えなかった。
鉄塔からジグザクの登山道で尾根を一気に下る。12年前はこれを登ったのだが、道の様子の記憶が余りない。そのときの記録や写真では、ショウジョウバカマがたくさん咲いていたらしい。やがて廃業した牧場跡地のなかを下るようになり、コースの終わりが近くなったことを知る。
桜並木がある舗装された車道に出たら、赤谷湖(国道17号線)に向かって下れば関所跡である。…のだが。老人ホームの辺りでタクシーにお迎えを頼んでしまった。朝送ってもらった運転手さんが迎えに来て曰く、「歩いても30分くらいだけどね…」。…は、はい(^^ゞ
団体向きではないこぢんまりしている収容規模なので、とにかく静かで落ち着けた。猿ヶ京温泉の温泉成分はカルシウム・ナトリウム - 硫酸塩温泉で、肌に優しく良く暖まる。露天風呂は循環だが、内湯は掛け流し。源泉温度が高いので加水しているとのこと。
2日目 11月3日 曇り
翌日の天気が良い場合はいろいろプランがあった。たとえば大峰山。「余計な前書き」に書いたとおり、12年前の山旅の目的地だったのだが、実をいうと大峰山も撤退していた。湯宿温泉から歩いて登山口まで行く途中の、普通の道で迷ってしまったからである。大幅に遅れて大沼越まで登ったが、大峰沼から歩いて行くはずだった上牧温泉へは、時間切れのため(サイクルスポーツセンターで呼んだ)タクシーで行ったのだった。もうひとつは法師温泉から赤沢林道を偵察がてら少し歩いて戻り、プラス長寿館での日帰り入浴というプラン。夫は登りそびれた三国山に登りたいと言う。
しかし朝起きたら完璧な曇りで、天気は下り坂。どのプランも気が進まない。
結局、赤谷湖を半周する「赤谷湖畔遊歩道」を、軽く散策して帰宅することにした。
赤谷湖の向こうにそびえるのは、前日歩いた唐沢山のようである。下山の途中で通過した鉄塔が見える。ちなみに12年前ゴールデンウィークの赤谷湖畔は、ちょうど桜が満開だった。
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三国峠(最高地点) 標高:1244m
場所 群馬県
アクセス
JR上毛高原駅からバス(関越交通バス)約30分終点猿ヶ京下車
(タクシー約15分三国トンネル入り口)
山行日 2008/11/02
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