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余計な前書き 相棒の定年退職で、これからは「いつも静かな平日山行!電車もバスも混雑しないし、山頂もふたり占め~♪」と思っていた。ところが平日でも天気が良い日に限って野暮用ができたりで、思っていたほどメリットを活かせるわけじゃなかった。加えて今年の春の陽気が微妙におかしな具合で、山野草の開花見頃予測と天気予報を毎日チェックしているのも、いい加減くたびれてきた(笑)。ゴールデンウィークを外したうえでの山旅計画が巧く進まず、そうこうしているうちに、ゴールデンウィーク中前半の天気予報がかなり良いとなり…あらら(笑)。
てなわけで、せっかくの好天日に家に居てはもったいないので、奥多摩辺りに出かけることにした。でも大型連休には奥多摩の山だって有名観光地ほどでもないにしろ人がどっと繰り出すわけで、ちょうどカタクリが見頃になっていそうな御前山などに行ったら、登山道の渋滞も予測される。カタクリは見たいが、御前山は敬遠するのが無難だと思った。そこで「(ヤマザクラの)お花見山」として知られる倉戸山に決めた。
「ホリデー快速おくたま号」で乗り換えなしに奥多摩駅まで。これが休日山行のメリット。座席確保すべく、始発駅に早めに到着してホームへ。うわ、もうホームに人が溢れている。相棒は巧くシートをゲットしたが、私は争奪戦に敗れてしまった。ところが夫の隣に座った男性が、親切なことに席を譲ってくださった。この頃たまに電車で席を譲られる事あり…喜んで良いのか見た目の加齢を嘆くべきかと微妙な心境…というのはともかく、今回はうれし涙で感謝だった。
奥多摩駅で下車しバス停はと見ると、まさかの大行列だった。やはり登山ブームなのだなあ…。圧倒的な登山装備の人たちに混じり、奥多摩湖に遊びに行く軽装ファミリーも。どうやら行き先別に並んでいるのではなく、ごちゃ混ぜの行列らしい。それでも1時間くらいは待たねばならないかもと覚悟をした。とはいえそこはバス会社もGW臨戦態勢で、臨時便・増便バスとやってきて30分ほど待って乗車できた。バスの車客のほとんどは、御前山への登山口である奥多摩湖バス停で降りた。
標準コースタイム 約2時間30分
倉戸山 標高 1169m
場所 東京都奥多摩
アクセス
JR青梅線奥多摩駅西東京バス25分女の湯下車
山行日 2012/04/29
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※ 山行記録中の時間は一般的な「標準コースタイム」とはほど遠いので、参考にはなりません。
〔10:30〕女の湯バス停:倉戸山は鷹ノ巣山から奥多摩湖へと延びる榧ノ木尾根上にあるピークで、奥多摩湖岸の倉戸口からか、女の湯(めのゆ)登山口からのどちらでも登れ、往復登山ではなく周回コースで登下降できる。ただし登山地図(山と高原地図)では、女の湯登山口からのルートは破線で表記されていて、一応マイナールートということのようだ。
〔10:35〕登山口出発:バスが潜ってきたトンネル脇が登山口。奥多摩湖を見下ろして歩く。
すぐに分岐があり、道は湖岸を離れて尾根を登って行く。直登する急坂が続き、汗をかかされる。尾根から外れて山腹を巻く道も、傾斜がきつめなところが多い。しかも道幅が狭いので気が抜けない。
身体がひどく重く感じて(まぁ体重が重いのは間違いないのだが…汗)、いつも以上に登りの足が遅い。少し体調がイマイチな感じ。それでも高度が上がってくるにつれて、奥多摩湖が眼下に見えたり、木々の芽吹きの萌葱そしてミツバツツジの花も現れて励まされた。またしても尾根の一本道直登…う~ん、もうダメ、ランチタイム休憩にしよう。
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倉戸山 標高 1169m
場所 東京都奥多摩
アクセス
JR青梅線奥多摩駅西東京バス25分女の湯下車
山行日 2012/04/29
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