木曽駒ヶ岳登山(3)

標準コースタイム 約3時間40分

千畳敷駅 --20分-- 八丁坂 --40分-- 乗越浄土 --15分-- 中岳巻き道との分岐 --15分-- 中岳 --10分-- 駒ヶ岳頂上山荘 --20分-- 駒ヶ岳 --15分-- 駒ヶ岳頂上山荘 --15分-- 中岳 --10分-- 中岳巻き道との分岐 --10分-- 乗越浄土 --30分-- 八丁坂 --20分-- 千畳敷駅

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乗越浄土

乗越浄土
乗越浄土

〔8:35~8:50〕乗越浄土:乗越浄土は標高2,850mに広く開けた平坦な場所である。日陰がなく、この日は風も余りないのだが、僅か標高を200m上げただけで涼しかった。展望を楽しみながら大休憩。汗をかいた分の水分補給もたっぷりと。

 乗越浄土からはまだ駒ヶ岳は見えない。これから登る中岳と稜線に立つ天狗荘の取り合わせが絵画のようだ。ハイマツの緑と青い空に天狗荘の赤い屋根が映える。空の青い色が深くて、スイスアルプスやネパールのヒマラヤ山域で見たような、濁りがないコバルトブルーである。どうやら「木曽駒ブルー」というキャッチワードが既にあるらしい。

乗越浄土から天狗荘と中岳
乗越浄土から天狗荘と中岳
乗越浄土から中岳、奥に八ヶ岳
乗越浄土から中岳、奥に八ヶ岳
乗越浄土から千畳敷駅
乗越浄土から千畳敷駅
乗越浄土から宝剣岳
乗越浄土から宝剣岳

 中岳の稜線が落ちた奥に見えるのは、八ヶ岳連峰だろう。千畳敷カール側の南アルプスと富士山の遠望もまだくっきり。

 歩を進めて宝剣山荘の横を通り、駒ヶ岳の主稜線へ。宝剣山荘の横手は宝剣岳の登り口である。木曽駒ヶ岳登山の場合ほとんどの人が宝剣岳も登るようだが、鎖がある切れ落ちた岩場なんか、怖がりの私たちには絶対ムリ。なのでパスしてそのまま進む。

宝剣岳と駒ヶ岳主稜線との分岐「賽の河原」
宝剣岳と駒ヶ岳稜線との分岐「賽の河原」
中岳と天狗荘
中岳と天狗荘

〔9:10〕賽の河原:「駒峯霊神」などと彫られた石碑がある場所(賽の河原)まで登ると、駒ヶ岳へと続く主稜線の先に中岳の山頂が見えた。駒ヶ岳は中岳に隠されていて見えない。

 ここから駒ヶ岳までの往復時間は、標準タイムなら2時間弱である。

 中岳山頂はすぐ目の前に見えるし、登りの傾斜は割合緩やかに見える。まだ9時過ぎだから時間の余裕もたっぷりある。しかし問題は体力の余裕だった。片眼での登りが思っていた以上に疲れ、なんとか駒ヶ岳まで登ったとしても下山の余力が無くなりそうだった。段差を下るときに片眼では高低差が計りにくく、バランスも悪くなってしまう。2002年夏の常念岳から蝶ヶ岳への縦走の時に(→パノラマ銀座縦走の山行記録)、今回と同様にブヨでまぶたが腫れて経験済みなのだ。口惜しいがこの場所でリタイアを決めた。

宝剣岳と天狗岩、右に恵那山と三ノ沢岳
宝剣岳と天狗岩、右に恵那山と三ノ沢岳
宝剣山荘裏から伊那前岳と南アルプス
宝剣山荘裏から伊那前岳と南アルプス
賽の河原から望む御嶽山
宝賽の河原から望む御嶽山

 夫が駒ヶ岳までピストンしてくる間、ここで待っていることにした。すぐ目の前の宝剣岳に登る人を眺めたり、天狗の横顔に見える「天狗岩」の写真を撮ったりしていたが、すぐに退屈した。この場所からでも御嶽山が大きく見えるのだが、手前の岩が邪魔。中岳の登り口付近まで移動すれば良いのだが、夫が昼食用のパンや予備の水のポリタンクなど重いものを置いていったので、私自身のザックが重くなってしまい移動するのも億劫だ。しかしじっと座っていると、花アブらしき虫がやってきて顔の周りをブンブンくるくる飛び回る…。こんなことなら中岳頂上まで頑張れば良かった(^^;

 一番の後悔は、賽の河原周辺に咲いている花はイワツメクサがほんの少しだけで、花の写真が撮れなかったこと。実は今回は楽しみにしていたことがあった。駒ヶ岳山頂周辺の岩場に群生している、コマウスユキソウの花を見ることだった。コマウスユキソウはヒメウスユキソウの別名で、中央アルプス(木曽山脈)の固有種であり、日本のウスユキソウ属の中では最も小型で、絶滅危惧種に指定されている。山頂ゲットよりコマウスユキソウが目的だったので、自らの不注意とはいえブヨに刺された不運が無念。


登山データ

標高 木曽駒ヶ岳:2,956m

場所 長野県


アクセス

JR駒ヶ根駅→(伊那バス50分)しらび平→(駒ヶ岳ロープウェイ7分半)千畳敷駅


山行日 2018/07/16

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