余計な前書き 手元に2枚の写真がある。角田山の山頂広場と角田岬の灯台を見下ろす稜線が写っている。昨年秋にネットの友人BUNさんを訪ね、一緒に鳥海山の鶴間池に行った折に、BUNさんのお友達のKさんから角田浜の民宿などの資料と共に戴いたのである。角田山に登ったことがあるKさんは私が以前から角田山に行きオオミスミソウ(通称雪割草)を見たいと思っているのをBUNさんから聞き、私とは面識がないにも係わらずBUNさんに託してくださったのだった。だから今年の春の角田山行きは昨年の秋から決まっていたのである。

 季節が巡り角田山にオオミスミソウが咲き出したという情報をキャッチしてすぐ、近くの弥彦山と合わせて計画した。また偶然角田山・弥彦山の最新レポートを見つけ、そのウェブページ作成者であるFumikaiさんにメールをしたところ、ご親切に色々と教えていただいた。KさんとFumikaiさんのご親切に心からお礼申し上げます。

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角田山 (1)

3月31日 / 曇りときどき晴れ

 巻駅に到着して駅の待合室で仕度をしていると、売店キヨスクの店員さんから声がかかった。「角田山に登るの?桜尾根で登ったらいいですよ、雪割草がきれいだから」。巻町(現・新潟市西蒲区)のサイトでもガイドブック「新潟県の山(山と渓谷社刊)」にも桜尾根コースは紹介されていない。しかし桜尾根は雪割草(オオミスミソウ)が一番多いと有名なのだった。

標準コースタイム 約3時間

角田岬登山口 --- 桜尾根 --- 角田山 --- 三望平 --- 梨ノ木平 --- 灯台 --- 灯台下海岸(角田岬登山口)

 歩いたルートを地理院地図に重ねた地図です(GPSログによる足跡ではありません)。ボタンやマウスでの拡大・縮小や表示範囲の移動ができます。モバイル端末ではスワイプやピンチで操作してください。

 ルートマップ全体図は下のリンクボタンで開きます。レポートに戻るときは、ブラウザやスマートフォンの「戻るボタン」か、右下の「山行記録に戻る」ボタンで戻ってください。

写真のキャプションにアイコン がある場合は、画像をクリックすると拡大表示します。拡大画像の画面は、パソコンの場合は画像下のバーの < > で、モバイル端末ではスワイプで画像を順番に見ることができます。

※ 今回の山行は写真撮影に時間をかけたので、山行記録のタイムは全く参考にはなりません。

登山口から見る角田岬灯台
登山口から見る角田岬灯台
登山口の看板
登山口の看板

〔10:10〕出発:タクシーの運転手さんも「昨日もお客さんを運びました。あそこから登るらしいですよ」とご存じ。海岸から登ってあの灯台に下りてくる…。なるほど海抜0mからの登山である。

 登山口の駐車スペースには盗掘禁止の看板。盗掘するのは主に業者や園芸家ではないかと思うが、踏み荒らさないよう気をつけて登ろうと思った。

 登り始めの登山道は砂地だった。倒木が多い急ごしらえのような感じの急な登山道を20分くらい登ると、お目当てのオオミスミソウが現れた。足元の撮影しやすいあたりには白花ばかりで、青いオオミスミソウが咲いているのは奥のほうが多い。立ち入り禁止を示すポリテープが張ってあり、その向こうの群生の間には必ず無残な踏み跡があった。踏み跡の誘惑を抑えてここでは青い花の撮影を我慢。数多くのウェブページのレポートを読んで、オオミスミソウは先の尾根道にもたくさん咲いていると知っていたからだ。

登山口からの登り始め
登山口からの登り始め
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ

 オオミスミソウに混じってオウレンやアズマイチゲ、ショウジョウバカマも咲いていた。

オオミスミソウ

オオミスミソウ
オオミスミソウ
オオミスミソウ
オオミスミソウ
オオミスミソウ
オオミスミソウ

 白花が多いが青や薄紫の花も見かけ、青い色にしても様々だった。濃い色に縁取られていたり、ボカシになっていたり。"しべ"の先の色も青かったりピンクだったり。花びらの枚数さえ違うものがある。自然交配で様々な個体が出来るそうだが、みなそれぞれ可愛らしくて見ていて飽きることがない。

〔11:05〕尾根に上がる:尾根に近づくと今度はカタクリが増えてきた。当初の天気予報では雨も降るとのことだったのに、だんだん晴れ間も出てきた。曇り空の下、オオミスミソウもアズマイチゲもみんなうつむき加減で、カタクリは閉じている花ばかりだった。だんだん陽差しが出て、カタクリはようやく花びらをそり返し始めた。

尾根に上がる
尾根に上がる
花びらをそり返したカタクリ
花びらをそり返したカタクリ
鞍部を行く
鞍部を行く

 オオミスミソウとカタクリに彩られた尾根道を進み、いったん鞍部に下る。谷を挟んで並行する灯台コースの尾根がダラダラと長く続くのを見て、下りも案外長いぞと覚悟した。


登山データ

標高 角田山:482m

場所 新潟県


アクセス

JR越後線巻駅からタクシー約15分(季節運行の角田山周回バスあり:参考サイト参照)


山行日 2004/03/31

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