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カタクリの群生は予想していた以上の規模だった。蕾も少し残していたがほぼ満開だ。今年の春の訪れは、急に暖かくなったと思ったらにわかに冷え込む日が続いたりという具合で、花の咲き時がまったく読めなかった。観光協会のサイトで咲き出したことは知っていたが、まだ見頃には早いのではと懸念していた。
今回の山旅の一番の「目的」は一応成就(^^)
ただ「花曇り」のため、花はうつむいて花びらも閉じ加減。空を見上げると太陽が出てはいる。日差しが薄い雲のベールを通して差込むこともある。時間の余裕はたっぷりあった。花びらが反り返るまで待つことにした。
弟富士山:標高 336m
場所 埼玉県秩父鉄道武州日野駅脇
アクセス
秩父鉄道武州日野駅
山行日 2005/04/02
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待つこと30分、カタクリたちはその本来の可愛らしい姿を見せてくれた。この間に、20人以上の団体さんを含め3グループが登ってきた。お手軽にこれだけのカタクリが眺められるのだから、人気があって当然だろう。
花びらの奥の紋様を見せてくれるまでもう少し粘っていたかったが、手持ち無沙汰の夫が飽きてきたので下山することにした(笑)
下りていく途中の斜面にはまだ群生があり、日当たりの加減からか蕾が多かったので、数日後が見頃のピークかも知れないと思う。
鹿避けネットから出て駅の方向へと歩く。山裾の斜面にはアマチュアカメラマンさんたちが三脚を構えていた。こちらのカタクリ群生地は、まだ開花している花も少なく、やはり山の斜面のほうが素晴らしい。カタクリに混じって咲きかけのアズマイチゲを見つけた。ほんのり紅を注したような色合いが美しく、恥らうように咲いていた。
群生地が尽きて線路脇の赤い鳥居をくぐった。浅間神社の分院らしいお宮があり、手前に簡易据付式ボックス型の見物料徴収所があった。中は無人だったが線路脇の群生地は開花シーズン中のみ有料になるらしい。
この日は土曜日だったのだが、まだシーズンオフということだったのだろうか?よく分からないが、ともあれラッキ~(^^)
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弟富士山:標高 336m
場所 埼玉県秩父鉄道武州日野駅脇
アクセス
秩父鉄道武州日野駅
山行日 2005/04/02
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