余計な前書き 冬の低山ハイクで人気が高い山。日暮れが早いこの時期には御岳山のケーブルカーを利用して“労せずして登るコース”を選択し、コースタイムの短縮を図れる。展望も良いし下山後の日帰り温泉もある、人気もなるほどと納得の山なのだ。

 私たちは1998年冬にスノーハイクを、2000年に陽だまりのんびり温泉ハイクをしている。2回の機会それぞれ楽しく、また山は全く違う顔を見せてくれた。ただし夫婦共にスギ花粉症のため、最近は2月中旬から4月いっぱいまでは、このあたりの山域へは足が向かないふたりである(笑)

スノーハイク編

1998年1月25日 快晴 / アイゼンが威力を発揮!だが時間はかかった!

標準コースタイム 約3時間30分

御岳山駅 --20分-- 御岳神社 --30分-- 日ノ出山分岐 --15分-- 日ノ出山 --40分-- 梅ノ木峠 --40分-- 琴平神社 --40分-- 梅の公園 --20分-- 日向和田駅

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 1月8日、15日に東京都心でも積雪20cm程の降雪があり、軽アイゼン歩行練習を兼ねたスノーハイキングを楽しむために出かけた。95年3月8日に鳩ノ巣駅から大楢峠を経て御岳山に登った折に、思った以上の積雪(40㎝くらい)だった。しかしアイゼンはもちろんスパッツさえも持参していなくて、予定の日ノ出山まで行くのは断念していた。

 御嶽駅でバスを待つ列にいる時、2人揃ってカメラを忘れた事に気づいた。慌てて近くのお店に走り、APSのレンズつきカメラを買った。再び並び直したので次の発車の臨時バスになってしまった。

 今回は登りはケーブルカー利用で時間を短縮した。ケーブルカー滝本駅の前も既に道路の雪が凍結し、気をつけないと滑る。御岳山駅前の御岳平からは都心の高層ビル群、筑波山の眺望が素晴らしかった。御岳山から大岳山へ向かう分岐では、この積雪と凍結にもかかわらずたくさんの登山者が大岳山へ向かっている。

〔11:30〕御岳神社出発:御岳神社参道の茶店にて早めの昼食。おにぎりなどを持ってきていたが、温かいお蕎麦が食べたくなったのである。茶店○○亭は今日も相変わらずガラガラだった。向かいの良い展望側の茶店がお客で一杯なのにである。実は1995年に来た時も、このお店にはお客が誰も居なかった。私たちだけということでお店の女将さんが漬物をサービスで出してくださり、おしゃべりも弾み、挙句にお土産まで頂いてしまったのだった。今回も気さくで話好きな女将さんとおしゃべり。先日の大雪では一晩に80㎝は積もり、出口の引き戸が開かなかったそうだ。3年前と同じくお土産品のしゃもじと、今回はワサビ漬まで頂いて茶店を後にした。

軽アイゼンで歩く
軽アイゼンで歩く

〔11:40~11:45〕日ノ出分岐:日ノ出分岐に来ると除雪している舗装路も終わり、ここから軽アイゼンを着けることにした。安定が悪い4本爪から6本爪のものに買い換えたので、自宅で練習したとはいえ装着に手間取る。しかし歩いてみるとその差は歴然だった。凍結している箇所も安定していて、しっかり歩ける。下りにはもっと威力を発揮するだろうと思った。急な登りがキツイと思う頃、左手に東雲山荘が見えた。

山頂 / スノーハイク編

日ノ出山頂から関東平野の展望
日ノ出山頂から関東平野の展望

〔12:45~13:30〕山頂はごった返すと表現してもよいぐらいの賑わいだった。展望も素晴らしく、富士山の頭もちょっぴりのぞいている。きれいなあずまやのベンチに場所が空き、今日2度目の昼食になった。山頂で話したグループによると1週間前にも登りに来ていて、そのときは踏み跡が無く、山頂までラッセルしたとのこと。

 このグループを含め殆どのハイカーは金比羅尾根か三ッ沢つるつる温泉へ下山するようだ。御岳山の茶店で油を売ったので、下山時刻が少し心配になるが、予定通り吉野梅郷へ下る事にした。

 先ず急坂を下りるのだが、アイゼンのお陰で難なくクリアした。スギの植林帯なので展望はないが、尾根はゆるやかに続いていてサクサクと下りていくのが楽しい。南面の山腹を巻く道になると積雪も少なくなってくる。しかし林道を横切り送電線の鉄塔あたりで再び雪が深くなり、なかなか歩がはかどらない。

〔16:10〕琴平神社:ようやく琴平神社あたりで雪が消えたので軽アイゼンを外した。ところが里も近くで日陰の登山道に凍った雪が残る箇所があり、かえってスピードが落ちてしまった。よりによって登山道が少し崩壊気味の箇所がツルツルに凍っていて、途中で足が止まってしまった。滑って戻ることも出来ず不安定な場所で不安定な格好をしてアイゼン装着、結構怖かった。

〔17:30〕日向和田駅到着:結局琴平神社から下山口まで、標準タイムの2倍の時間がかかってしまい、吉野の里に下りた時は日が落ち薄暗くなっていた。


陽だまり温泉ハイク編

2000年1月30日 晴 / 「ちょっと山を越え温泉へ」というお気楽ハイク

標準コースタイム 約2時間30分

御岳山駅 --20分-- 御岳神社 --30分-- 日ノ出山分岐 --15分-- 日ノ出山 --45分-- 滝本(林道出合) --40分-- ひので三ッ沢つるつる温泉

〔10:10〕御岳山駅出発:この日はまっすぐ日ノ出山分岐へと向かった。気温が高く温かいので初めから上着なしで歩くことができた。この冬に雪が降ってはいたが、登山道には雪はなかった。軽アイゼンの出番はなさそうである。

山頂 / 陽だまり温泉ハイク編

山頂からの鷹ノ巣山~七つ石山の稜線
山頂からの鷹ノ巣山~七つ石山の稜線

〔11:10~12:00〕雪がないとこんなに楽なの?と思いながら登っていたら、もう山頂に到着していた。山頂には僅かばかりだが雪も残り、霜解けで泥んこ状態だった。こんな時には、きれいなあずまやがあることがありがたい。前回と異なり2,3グループが居ただけで、静かなランチタイムだった。

〔13:20〕滝本(林道出合):山頂を急な階段で下りて金比羅尾根への道と分ける。三ッ沢つるつる温泉への標識も完備し、よく歩かれているようだ。ぽかぽか陽気のノンビリ歩きを充分楽しもうと思っているうちに林道に出てしまった。あまりにあっけなくて拍子抜けであった。

汽車型バス
汽車型バス

〔13:55〕ひので三ッ沢つるつる温泉:林道を30分ほど行くとつるつる温泉に到着。かなり混んではいたが、その名のとおり肌につるつるの温泉ではあった。ひので三ッ沢つるつる温泉と武蔵五日市駅の間を子供が喜びそうな汽車型バスが運行している。

登山データ

日ノ出山:標高 902m

場所 東京都奥多摩


アクセス

JR青梅線御嶽駅バス10分滝本ケーブルカー6分御岳山駅


山行日 2000年1月30日 / 1998年1月25日

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