白山登山 (2)

登り:標準コースタイム 約5時間40分

別当出合 --30分-- 砂防車道 --1時間10分-- 別当坂分岐 --1時間-- 仙人窟--1時間-- 殿ヶ池避難小屋 --40分-- 馬のたて髪 --40分-- 黒ボコ岩 --40分-- 白山室堂(泊)

 歩いたルートを地理院地図に重ねた地図です(GPSログによる足跡ではありません)。ボタンやマウスでの拡大・縮小や表示範囲の移動ができます。モバイル端末ではスワイプやピンチで操作してください。

 ルートマップ全体図は下のリンクボタンで開きます。レポートに戻るときは、ブラウザやスマートフォンの「戻るボタン」か、右下の「山行記録に戻る」ボタンで戻ってください。

写真のキャプションにアイコン がある場合は、画像をクリックすると拡大表示します。拡大画像の画面は、パソコンの場合は画像下のバーの < > で、モバイル端末ではスワイプで画像を順番に見ることができます。

観光新道のお花畑 -- 殿ヶ池避難小屋から蛇塚辺りまで --

  殿ヶ池避難小屋を後にすると、斜面がお花畑だった。ここから「馬のたて髪」を挟んで「蛇塚」辺りまで、花!花!花!の連続である。元気を取り戻したのは良いが、今度は目移りして足が進まない。空がすっかり曇ってしまったので、かえって弥陀ヶ原で落雷に遭う可能性は低くなった。じっくり花に目を向けカメラを向けて歩くことにした。

殿ヶ池避難小屋近くのお花畑
殿ヶ池避難小屋近くのお花畑
「馬のたて髪」近辺のお花畑
「馬のたて髪」近辺のお花畑
馬のたて髪
馬のたて髪

 特に「馬のたて髪」近辺のお花畑にはうっとり(^^)

シモツケソウ
シモツケソウ
ハクサンシャジン
ハクサンシャジン
タカネマツムシソウ
タカネマツムシソウ
カライトソウ
カライトソウ
ミヤマクロユリ
ミヤマクロユリ
タカネナデシコ
タカネナデシコ

 殿ヶ池避難小屋から蛇塚辺りで咲いていた花は、ハクサンフウロ、シモツケソウ、タカネナデシコ、ハクサンシャジン、タカネマツムシソウ、イブキトラノオ、カライトソウ、ハクサンタイゲキ、ハクサンボウフウ、ミヤマトウキ、ニッコウキスゲ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマキンバイ、タカネニガナ、シナノオトギリ、ミヤマアキノキリンソウ、イワオウギ、エゾシオガマ、ウラジロタデ、タテヤマウツボグサ、ミヤマオトコヨモギ(帰宅してから調べて判明)などなど…。「蛇塚」を過ぎるとシナノキンバイやクルマユリ、ミヤマクロユリの花も見られるようになる。

※ 他の花の写真は「花暦見ごろ見どころリスト」で、「白山のお花畑」としてまとめました。

「白山のお花畑」のページを見る »

黒ボコ岩
黒ボコ岩
立派な道標
立派な道標

〔13:50~14:00〕黒ボコ岩:お花畑の連続にルンルン気分で歩いていたが、「馬のたて髪」辺りからは結構登らされて黒ボコ岩に到着。この先は平坦な弥陀ヶ原になるので、もう登らなくてよいと思うとうれしかった。登山道の交差点である黒ボコ岩は、砂防新道で登ってきた人、これから下る人でたいへんな賑わい。

弥陀ヶ原

 すっかり霧に覆われた弥陀ヶ原を行けば、コバイケイソウの群生が素晴らしい。一瞬霧の切れ間から光が差したとき、遠くの群生が白く輝き幻想的だった。

弥陀ヶ原の木道を行く
弥陀ヶ原の木道を行く
コバイケイソウの群生
コバイケイソウの群生
弥陀ヶ原のコバイケイソウ群生
弥陀ヶ原のコバイケイソウ群生

 すぐ前を歩く女性は何度も来ているらしく、「白山はともかく花の山。お花を見に来ているの」と言うのも納得。

最後の登り、五葉坂
最後の登り、五葉坂
ハクサンシャクナゲ
ハクサンシャクナゲ

 もう登りはないと思ったら間違いだった。前方に五葉坂が見えてきた。見るからに急坂である。その女性は「見るよりは大したことがない」と言うが、やっぱりきつい。「あっ!ハクサンシャクナゲ」と指差すので見ると、すっかり萎れていたが確かに。

白山室堂に到着
白山室堂に到着

 岩がゴロゴロしている五葉坂を登れども登れども白山室堂センターが見えてこない。登りきったとき、いきなり赤い屋根が現れた。白山室堂センターの前庭のようなお花畑を行くときに、ついに雨がポツリと落ちてきた。


登山データ

白山御前峰 標高:2702m

場所 石川県

アクセス

JR金沢駅から北陸鉄道バス


山行日 2005/08/04-05

拍手ボタンを押してくださると管理人の励みになります。

web拍手 by FC2

PAGE TOP