丸岳 (2)

標準コースタイム 約4時間10分

乙女峠登山口 --40分-- 乙女峠 --35分-- 丸岳 --30分-- 長尾峠 --1時間5分-- 芦ノ湖展望公園 --30分-- 湖尻峠 --15分-- 深良水門 --20分-- 湖尻水門 --15分-- 桃源台

 歩いたルートを地理院地図に重ねた地図です(GPSログによる足跡ではありません)。ボタンやマウスでの拡大・縮小や表示範囲の移動ができます。モバイル端末ではスワイプやピンチで操作してください。

 箱根外輪山の全体地図は、下のリンクボタンで開きます。地図中での今回の山行ルートは赤線の丸岳コース(1月4日山行)、ピンク色の線の明神ヶ岳(1月5日山行)、オレンジ色の線の明星ヶ岳・塔ノ峰(1月6日山行)です。ブルーの線の三国山コース(1998年1月山行)と青線の金時山コース(2001年12月山行)は過去の山行ルートです。

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ハコネダケのトンネル
ハコネダケのトンネル

 長尾峠からの登山道は箱根スカイラインに沿ってつけられているが、車の走行音がうるさいということもなかった。

箱根スカイラインからの富士山
箱根スカイラインからの富士山
箱根スカイライン
箱根スカイライン
丸岳を振り返る
丸岳を振り返る

 いったん箱根スカイラインに下りて、料金所付近からの富士山の眺めを堪能してから湖尻峠へと向かった。振り返ると登ってきた丸岳が望める。アンテナが立っているため、何処からでもそれとわかる。

 富士見ヶ丘公園に差し掛かる手前で強い風にあおられた。泥汚れ防止のためにつけていたザックカバーが外れ、風に乗って空高く舞い上がりハコネダケを越えて飛んでいった。クリップでザックに留めておくのをうっかり忘れていたためだった。呆然として見送るより他はなかった。

富士見ヶ丘公園
富士見ヶ丘公園
富士見ヶ丘公園付近
富士見ヶ丘公園付近

〔14:20〕富士見ヶ丘公園:思ったよりアップダウンがあり、強風にさらされての疲労もあるためペースが上がらない。予定より1時間も遅れていた。富士見ヶ丘公園は開けた場所で(公園といっても別に「公園」ではない)絶好の休憩場所だが、強風のため座っての休憩もままならず通過。しかし丸岳の山頂からここまで歩いてきた稜線が一望できるのが良い。

〔14:50〕芦ノ湖展望公園:箱根スカイラインの駐車場がある芦ノ湖展望公園で再びスカイラインと出合い、ドライブ客もまばらな展望公園を通過する。

芦ノ湖展望公園
芦ノ湖展望公園
歩いた丘陵帯を振り返る
歩いた丘陵帯を振り返る
湖尻峠手前で見える芦ノ湖と神山
湖尻峠手前で見える芦ノ湖と神山

 草原状の丘陵の最後のアップダウンをこなすと湖尻峠に下りた。これで5年前に歩いた三国山コース(箱根外輪山周回歩道)とつながったわけである。

湖尻峠
湖尻峠
湖尻峠案内板
湖尻峠案内板

〔15:35~15:40〕湖尻峠:湖尻峠で防火帯として伐られた登山道がはるかに延びている様を見ると達成感が湧いた。案内板には『湖尻(こじり)峠はうみじり峠と呼ぶのが正しく、昔は駿河への峠道で駿河津(するがづ)峠と呼ばれていました。江戸時代には箱根の関所を守るため、旅人の通行は禁止されていました。この峠の下を箱根用水が通っています。』とある。

 湖尻峠から芦ノ湖へと下りる道は、鬱蒼とした杉木立の中の石畳である。雪はなかったが苔むしていて滑りやすく気を使う。やがて懐かしい芦ノ湖の西岸歩道に下り立った。ここは登山靴を買ってハイキングした最初のコースであり、私たちの山歩きの文字通り出発点なのだった。

夕日に照らされた神山
夕日に照らされた神山

〔16:40〕桃源台:16時に深良水門に到着。日が落ち始めて寒さがつのるようになってきた。夕日に照らされた神山と駒ケ岳が赤く燃えている。林道なので早足に歩くが、桃源台まで遠く感じる。ログハウス風のケビンが立ち並ぶ芦ノ湖キャンプ場に入る。冬にもかかわらず宿泊客がいるようだ。キャンプ場のトイレを拝借。水洗で清潔なうえ、手洗いの水も出る。ようやく桃源台ロープウェイ駅に到着。発車寸前のバスに乗り込みやっと一息つくことができたのだった。


箱根仙石原温泉 萬岳楼

 仙石原でバスを降りて予約した宿へと急いだ。ところが旅館の場所をあらかじめ電話で確認するのを怠りインターネットで予約したものだから、旅館のホームページの「場所」のページを印刷してきただけである。それを取り出して地図の通りに歩き出したが、15分と書いてあるのにそれらしき建物が現れない。そこで携帯電話を入れた。「今何処ですか?」と問われて現在地を伝え「そちらに向かって歩いています」というと、「お待ちしています」との返事。これでまったく疑わずに歩き続けてしまう羽目になった。

 だんだん日が暮れて暗くなってくる。道は登り坂、お腹はすくし足は疲れ、それでも宿に着かない。不審に思いプリントを見直すと「15分」とあるのは「お車の場合」となっていた!暗くて見難いうえにホームページのフォントそのものが小さくて見落としてしまい、歩ける距離だと思い込んでいた。もう駄目、再度電話をする。すると箱根小湧園行きのバスに乗るようにとのこと。バスに乗れと言われてもバス停は何処?…と思ったそのときそのバスがやってきた。手を挙げてみたものの、フリー乗車区間ではないので停まってくれるはずもなかった。もう一度宿に電話をし、泣き言を並べ立ててやっと迎えに来てもらうことになった。迎えに来てくれた宿の人、後部座席で顛末を話す私たちに「たいへんでしたね」の一言もない。確かにきちんと下調べをしなかった私たちが悪いのだが、暗くなった寂しい車道をトボトボと歩いていた私たちの身にもなって欲しかった。第一ホームページの肝心な情報があのような見難い表示ではいけない。

 仙石原温泉といっても強羅に近い山の中に立地していて、静かな環境は好ましい。新館の各部屋は温泉つきの部屋になっているのだが、あいにく満室だっだので風呂なしの旧館の部屋で了承して予約できたのだった。旧館は普請など手入れされず、お料理も平凡で残念。しかし白濁した酸化硫黄泉が掛け流し(循環なし)の温泉だけは満足できた。

注:2007年7月にリニューアルをして、自然の中の静かな環境と各部屋温泉つきでたった6室だけのこじんまりした宿ということを全面にアピールした旅館になったようです。源泉の質の高さと環境から、箱根で静かに泊まりたい人にはお薦めの宿です。

萬岳楼 »


登山データ

標高 丸岳:1156m

場所 神奈川県箱根


アクセス

JR御殿場線御殿場駅バス15分乙女峠登山口(タクシー¥2780)


山行日 2003/01/04

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