阿蘇烏帽子岳 (1)

4月1日 / 薄曇り 天気予報では午後から雨になるということで、なるべく早く出発し早めに下山したかった。宿に事情を話したら、8時からという朝食時間を快く7時半にしてくれた。それでも8時23分発のバスには間に合いそうにないので、タクシーで草千里まで行くことにした。

 30代のタクシーの運転手さんは多弁な人だった。草千里まで4,5千円という上客を掴んで浮かれているようにさえ見えた。仙酔峡への往復で利用したタクシー運転手さんも、黒川温泉まで使ってほしいそぶりで必死の商売だった。観光シーズンではない時期、私たちはささやかながらも売り上げに貢献して来たらしい(笑)

 運転手氏の「東京は景気が上向きといっても地方には関係ねーや」とのぼやきまで聞かされながら草千里に到着。登山口付近を通過してしまいUターンしたので、料金は5000円を少しオーバー。

標準コースタイム 約3時間15分

登山口 --20分-- 鞍部(分岐) --40分-- 烏帽子岳 --35分-- 分岐 --50分-- 牧道出合 --20分-- 牧野 --30分-- 垂玉温泉

 歩いたルートを地理院地図に重ねた地図です。ボタンやマウスでの拡大・縮小や表示範囲の移動ができます。モバイル端末ではスワイプやピンチで操作してください。

※ GPSログによる足跡ではありません。

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阿蘇烏帽子岳
烏帽子岳

〔9:25〕登山口:火山博物館手前のヘアピンカーブでタクシーを下車し、ガードレールを乗り越えた。登山ルートの案内看板と道標があるが、あまり参考にならない。どちらに行けば登山道なのかわからぬまま、ともかく目の前の烏帽子岳に向かって出発。

草千里越しの高岳と烏帽子岳
草千里越しの高岳と烏帽子岳

 草千里の縁につけられた登山道から、草千里越しの烏帽子岳は絵になる眺めだ。池の周囲などに野焼きの黒い跡が残っている。草の芽吹きも牛の放牧もまだで、青空に緑豊かな草千里の風景でないのが残念である。

 草千里をまっすぐ突っ切って歩いている人が見える。烏帽子岳に登る人らしい。放牧前なら草千里内をあるいたほうが近いかもしれない。

分岐
分岐

 草千里から直接上がってくる道と垂玉温泉への下山路との分岐。ここからは登山道が深くえぐれていて、歩きにくくなった。おまけに火山灰土なので滑りやすい。

烏帽子岳山頂部
烏帽子岳山頂部

 山頂部を見上げながら写真中央の尾根を直登していく。勾配はどんどんきつくなる。先を登っていく人が良く見える。身軽な装備の若いご夫婦なので早い、早い。私たちは3泊4日分のザックの重みが足を遅くし、差が開くばかりだった。

烏帽子岳山頂

〔10:25~10:50〕烏帽子岳山頂:ザックの重さの割には標準タイムの1時間で登頂した。山頂の少し手前にかなり急な箇所があり、霜解けの土で滑るので登りにくい。潅木も生えていないのでやむを得ず登山道に手を付く。軍手がドロドロになった。

 阿蘇山(中央火口丘の阿蘇五岳)の最高峰は高岳だが、1等三角点はこの烏帽子岳にある。

烏帽子岳山頂
烏帽子岳山頂
山頂から高岳方面の展望
山頂から高岳方面の展望
眼下に草千里
眼下に草千里
雄大な展望
雄大な展望

 急な箇所を慎重に下り終われば、あとは草千里を見下ろしながらの気持ちが良い下り。天気が良ければ最高の眺めだろう。

アセビが満開
アセビが満開
アセビ
アセビ

 分岐でランチタイム。垂玉温泉への道を下りだしてすぐ、満開のアセビのトンネルの道を行くようになる。

スギ林を下る
スギ林を下る
烏帽子岳を振り返る
烏帽子岳を振り返る

 やがてスギ林を下るようになった。花粉症のシーズン中だが、杉に花は全く咲いていなかった。足元にショウジョウバカマの花が数輪咲いていた。この山行で初めて出会えた山野草の花だった。

975メートル台地を行く
975メートル台地を行く
御竈門山
御竈門山

〔13:00〕975メートル台地:スギの植林地を抜けると広々とした草原地に飛び出した。振り返ると背後には登った烏帽子岳が、行く手の左手に御竈門山(おかまど山)と夜峰山が望めた。ここから牧道出合までは草付きの道で歩きやすい。が、乾燥した牛の“落し物”がいたるところに落ちていて、踏まないように歩くことはできないほど(笑)

 975メートル台地のベンチで一休み。


登山データ

標高 阿蘇烏帽子岳:1337m

場所 熊本県

アクセス

草千里ヶ浜駐車場


山行日 2006/04/01

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