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標準コースタイム 往復 約4時間20分
GPSログによる足跡を地理院地図に重ねたルートマップです。ボタンやマウスでの拡大・縮小や表示範囲の移動ができます。モバイル端末ではスワイプやピンチで操作してください。
※ 往路の途中でGPS測定を切ってしまったため、そのポイントから先はGPSログによる足跡ではありません。そのため裾合平での折り返しポイントはアバウトです。
ルートマップ全体図は下のリンクボタンで開きます。レポートに戻るときは、ブラウザやスマートフォンの「戻るボタン」か、右下の「山行記録に戻る」ボタンで戻ってください。
この辺りから登山道はぬかるんでいる所が多くなる。13年前も裾合平付近でのぬかるみに往生した(実はコースの先、当麻乗越からがさらに最悪のぬかるみ道だが)記憶がある。以前より木道が整備されたようだが(現在も整備中のもよう)、木道が設置されていない所もある。
晴れていてもぬかるむ道らしいので、スパッツがないとズボンの裾を汚すことになる。雪渓ではなく小さな流れを渡る所もあるので、このコースは始めからスパッツを着けて歩いた方が良い。
しっかりと整備された木道になると、裾合平の分岐(中岳温泉分岐)が近い。
〔11:40~12:15〕裾合平(中岳温泉分岐):裾合平(中岳温泉分岐)に到着。愛山渓温泉へは、ここからまだ7.4㎞もある。13年前、雨の中よく下ったものだと思う。木道脇にテラス状にベンチが設置してある。先行していたハイキングツアーの人たちが昼食中で、相席をお願いして私たちもランチにした。
ここの分岐から中岳温泉方面へ向かったあたりが裾合平で、「チングルマの絨毯」の本命とも言えるべき大群生地がある。先に昼食時間を終えたツアーはどうやらその場所まで行ってから引き返すらしく、参加者に向けてのガイドさんの説明がその場所にいた私たちの耳にも届いた。群生地まではそれほど距離がないそうなので、私たちも食事を終えたら行ってみることにした。
山肌の残雪と緑のコントラスト、そして広大なチングルマの群生に感動……するはずだったのだが、涸れ沢の上の群生地より花が少なかったので残念だった。とはいえ、ここはまさしく『カムイミンタラ=神々の遊ぶ庭』に間違いない。黒い雲が低くなってきたので、ここで引き返すことにした。
※ このときは見頃に早かったと思ったのだが、後日の情報に拠れば、今年はチングルマの花付きが少なかったのだそうだ。
〔13:00~13:15〕裾合平(中岳温泉分岐):戻る途中で雨が落ち始め、裾合平分岐に着いた時に急に本降りになった。ポイント天気予報での雨の降り出し時間より早かった。レインウェアを着ながら、またしても1週間前の奥日光と同じ状況、午後から雨になってしまったことを嘆いた。ただし往路で充分花を堪能することができたので、雨に対する恨みはなかった。歩くうちに雨も小降りになり、その後は小雨が降ったり止んだりする程度になった。