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標準コースタイム 往復 約4時間20分
GPSログによる足跡を地理院地図に重ねたルートマップです。ボタンやマウスでの拡大・縮小や表示範囲の移動ができます。モバイル端末ではスワイプやピンチで操作してください。
※ 往路の途中でGPS測定を切ってしまったため、そのポイントから先はGPSログによる足跡ではありません。そのため裾合平での折り返しポイントはアバウトです。
ルートマップ全体図は下のリンクボタンで開きます。レポートに戻るときは、ブラウザやスマートフォンの「戻るボタン」か、右下の「山行記録に戻る」ボタンで戻ってください。
姿見の遊歩道で群生していたピンクのツガザクラが「エゾノツガザクラ」だと思い込んでいた。ところが登るにつれて、花の色がもっと濃いピンク色(赤紫色に近いピンク)のツガザクラも見るようになった。花の形も薄いピンクの花の方は丸く、濃いピンクの方は少し細長くて先端が尖っているという違いがある。
調べるとツガザクラ類は自然交配して雑種ができやすく、この辺りではアオノツガザクラも混生しているため、エゾノツガザクラとアオノツガザクラが交配した雑種「コエゾツガザクラ」が多い。薄いピンクで丸い花を付ける方がコエゾツガザクラである。また交配の具合により「ニシキノツガザクラ」と呼ぶものもあるらしい。純粋のエゾノツガザクラは花の形が細長く濃いピンク色をした方だが、完璧な純粋種かどうかの見極めは難しそうだ。ちなみに羊蹄山には交雑する種が分布していないので、エゾノツガザクラの純粋種のみが見られるとか。
登りの傾斜もそれほどきつい所はないし、天気が冴えなくても楽しい。当麻岳と安足間(あんたろま)岳の手前には、にょきっとした三角錐の小塚と大塚。奇妙な自然の造形が面白い。