秋田駒ヶ岳 (5)

標準コースタイム 約4時間

八合目登山口 --(シャクナゲコース120分)-- 焼森 -- 横岳 --30分-- 大焼砂 --20分-- 駒池 --20分-- 男岳分岐 -- 阿弥陀池 --(片倉岳コース45分)-- 片倉岳展望台 -- 八合目登山口

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ヒナザクラ
ヒナザクラ
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ

 駒池より先ではまだ開花していないチングルマの群落もあり、ヒナザクラがたくさん咲き、ショウジョウバカマも咲いていた。

男岳へ
男岳へ

 馬場ノ小路の奥まで来ると、男岳への急な登り坂が待ち受けている。見上げるような急登だ。実はここ、11年前の山行のときは阿弥陀池から男岳分岐へと登り、あまりに急な下りだったのでエスケープしたのだった。

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 BUNさんからここはシラネアオイが多いので、花を眺めながらゆっくり登れば辛くないよと聞いていた。

シラネアオイ
シラネアオイ
シラネアオイ
シラネアオイ

 なるほど登り口まで来るとシラネアオイが咲いていて、しかもずっと上まで咲き乱れている。登り口の左手斜面には、ミネザクラとムラサキヤシオツツジも咲いていた。花々に励まされるようにしてキツイ急登を登った。

火口原と小岳
火口原と小岳

 振り返ると小岳にカタツムリのような渦巻きがあり面白い。雲の中に隠れていた鳥海山が、残雪も清々しい山頂部を雲の上に覗かせていた。花と火口原の俯瞰と鳥海山の遠望を楽しんでいるうち、いつの間にか男岳との分岐まで登り切っていた。

〔11:40~11:50〕男岳分岐:今回の私たちの山行は、男岳山頂も男女岳山頂もパス。だからここからは下りのみである。

 男岳分岐で休憩。乾いた喉にみかんが美味しい。男岳の頂上にいる登山者を眺めながら、11年前も時間が足りずに男岳には登頂していないことを思いだしていた。下りるのも登るのも時間が足りずに、結局横岳への稜線通しの道を進んだのだったが、これが岩稜帯の急登だったりヤセ尾根だったりで、初心者には結構苦労だったのだ。そんな思い出に浸りながら、今度来るときには男岳には登ろうと思っていた。

阿弥陀池と浄土平を見下ろして
阿弥陀池と浄土平を見下ろして

 阿弥陀池と浄土平を見下ろして下る。登って来る人に、どういうコースで歩いているのかを尋ねられた。「スゴイですねえ」と言われる。ちっともすごくはないのだけど…。阿弥陀池に下りると、夫婦が「花が多いと聞いてきたけど、それほどではないね」と話している。八合目から片倉岳コースで登って来ただけではそうかも知れない。しかしそれでは秋田駒ヶ岳を知ったことにはならない。花の名山秋田駒ヶ岳を味わい尽くすのには、歩く場所と時期を調べて選ぶことが大事だ。

 秋田駒ヶ岳が初めてのY子隊員は、トイレ利用がてら一人で阿弥陀池を一周。その間他の隊員はベンチでお喋り。私もエゾツツジを探し求めて一周すべきだったかと、後で後悔(^^ゞ

〔12:30~13:25〕片倉岳コース:片倉岳コースは登山装備をしていない軽装ハイカーでも登りやすいように整備されている。だが、決して花が少ないわけではない。11年前の7月下旬には、男岳の斜面に広がるニッコウキスゲの群生に目を見張った。

 今回はニッコウキスゲはまだ全く咲いていない時期だが、ハクサンチドリ、ミヤマダイコンソウ、イワカガミもそこかしこに咲き、黄スミレのキバナノコマノツメがたくさん咲いていた。シャクナゲコースには及ばないがハクサンシャクナゲも見かけたし、エゾニュウやトウゲブキは花芽を付けて、夏の開花を待っていた。

ハクサンチドリ
ハクサンチドリ
ハクサンチドリ
ハクサンチドリ
ハクサンチドリ
ハクサンチドリ
田沢湖の眺め
田沢湖の眺め
硫黄ガスの噴出場所
硫黄ガスの噴出場所

 田沢湖を眺めながら快適に下り、片倉岳展望台で最後の一休み。硫黄ガスの噴出で草木が生えず、むき出しの岩肌をさらした岩壁の箇所まで来れば、八合目登山口はもうすぐそこだ。

 マイカー規制時間前に駐車場に入った車は、下山の折りには下りのバスの後ろに付いていくことになっている。13時30分発のバスに付いて下りるのは見送って、次のバスまで駐車場でのんびりした。容赦なく照りつける太陽は、梅雨のさなかとは思えないほどで、暑い暑い。ということで、温泉、温泉!


田沢湖高原温泉 アルパこまくさ

 駒ヶ岳線バスの発着所でもある日帰り入浴施設「アルパこまくさ」へ。温泉は白濁した硫黄泉の源泉掛け流し。露天風呂は前方の展望が開けていて気持ちがよい。洗い場は広々としていて清潔で、シャンプー、ボディシャンプーあり。和室休憩室も広めで、時間があるときはゆっくりできそうだ。

アルパこまくさ »

 BUNさんより一足遅れてアルパこまくさを出たら、BUNさんと一緒に待ち受けていたのはBUNさんの山友達で秋田にお住まいのKさん。BUNさんからの紹介で、ずっと以前から時々メールのやり取りもしていた方である。秋田駒ヶ岳や森吉山の情報をメールで頂いたり、新潟県の角田山山行の折りには写真や宿のパンフレットを頂いた。いつの日かお会いしたいとは思っていたが、この日突然の初顔合わせには驚いた。しかも初対面がお風呂上がりのスッピンでとは…(笑)

角田山の山行記録を見る »

 BUNさん、Y子さんの庄内組両隊員のマイカーでの帰りの旅路も長い。そのため事情をゆっくり把握する間もないまま、Kさんが私を田沢湖駅まで送ってくれると聞かされ、初対面でいきなりお世話になるのも恐縮過ぎると思いつつご厚意に甘えることにした。アルパこまくさの駐車場でBUNさん、Y子さん両隊員との慌ただしい別れ。再会のときと同じようにハグをし合って別れた。再会のとき、山を歩いているとき、別れのとき、Y子さんが何度か「このメンバーでまた感動を共に出来るのがうれしいね」と言っていたが、私もまったく同じ気持ちだった。


登山データ

男女(おなめ)岳 標高:1637m(今回は登頂せず)

場所 秋田・岩手県


山行日 2008/07/02

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横岳・男岳 / 秋田駒ヶ岳阿弥陀池
横岳・男岳 / 阿弥陀池
行く手に片倉展望台 / 秋田駒ヶ岳片倉コース
行く手に片倉展望台 / 片倉コース
焼森山頂から阿弥陀池 / 秋田駒ヶ岳
焼森山頂から阿弥陀池

 紅葉時期の秋田駒ヶ岳の山行記録です。片倉コースで阿弥陀池までを往復し、翌日はシャクナゲコースを焼森山まで。ちょうど見頃だった鮮やかな紅葉を楽しみました。

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