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思いがけない場所から富士山が見えたり、期待した場所から期待通りに富士山が見えたらうれしいものだ。特に富士山展望の山に登れば、どこでどんな富士山に逢えるかなと、期待に胸膨らむ。私は東京都西部の郊外で育ったので、ケヤキ並木、雑木林と共に冬晴れの朝の富士山が原風景である。だからそんな気持ちが人一倍強いのかも知れない。
ところで、登山をしない方とお話していて私の趣味が登山と知ると、「富士山には登りましたか?」と尋ねられることが多い。「いいえ」と答え、富士山には余り登ろうとは思わない理由を幾つか挙げると、お相手は「実は富士山だけは登ったことがあります。」などと仰る。
老いも若きも、男も女も、あらゆる階級、あらゆる職業の人々が、『一度は富士登山を』と志す。これほど民衆的な山も稀である。
深田久弥『日本百名山』から引用
日本に生まれたからには、日本の最高峰に立ってみたいと思うのも当然であり、私達にもその気持ちはある。しかし志が低い私達はやはり気が進まない。オンシーズンの混雑、観光地化した環境、ご来光に合わせての夜間登山。何より、励みとなる美しい眺めや高山植物の花々を見られないなんて、きつい登りに耐えられそうにない。
日頃の山行でも頂上制覇より花を愛でたり森林を歩く事の爽快感に充足を感じている私達にとって、富士山は今はまだ、“登る山”ではなく“眺める山”である。
三頭山
高尾山
2001年11月11日 / 晴れ 写真:高尾山頂から
朝10時に山頂到着できれいな富士山に逢うことができた。
2001年4月22日 / 晴れ、風強い:何回か登っている山だが桜の花見がてらの場合が多く、春霞のためか今まで山頂からの富士山には会えなかった。今年は例年より早い桜の開花のため既に葉桜だったが、かわりに霞がちながらも大きな富士山が待っていてくれた。春霞のため写真には写っていなかった。
陣馬山
雲取山
浅間尾根
1999年2月28日 / 晴れ:春に訪れた時には見ることが出来なかった富士山、この日は雪化粧の富士山を見ながらお弁当を食べた。
馬頭刈山
1996年11月24日 / 晴、小春日和:思いの外大きい富士山
生藤山
1994年4月17日 / 晴れ
蛾ヶ岳
思親山
1999年1月5日 / 晴れ 写真:思親山頂上から
ひたすら林道を歩く2時間の辛抱の後佐野峠で見える富士は素晴らしい。思親山頂上は広々としてほぼ360度の展望。裾野に雲がたなびき、のどかな感じの富士だった。
九鬼山
2002年12月15日 / 晴れ 写真:富士見平から
高川山とは線路を隔てた反対側にあり、同じく禾生駅~田野倉駅のコースで歩くことが出来る。高川山よりハイカーが少なくおすすめ。山頂の展望は富士山は木立に隠れてしまうが、直下の富士見平からは雄大な富士山が美しい。
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帯那山・興因寺山
2004年1月4-5日 / 晴れ:帯那山の山頂からは見えないが、山頂直下から見える。興因寺山の山頂でも霞んで見えなかったが、下山途中で見えた。
金ヶ岳(茅ヶ岳)
2001年5月13日 / 晴れ時々曇り:気温が高く霞んではいたが、登ってきた茅ヶ岳の向こうに浮かんでいた。
甘利山
2001年6月17日 / 曇り後時々晴れ間:山頂から満開のレンゲツツジの向こうに望む富士は見られなかったが、県道を下山中に頭を雲の上に出した富士山を見ることができた。
大菩薩連嶺・牛ノ寝通り
大菩薩峠
1995年8月16日夜明け / 晴れ 大菩薩峠から見えた雲海に浮かぶ富士
2001年1月1日 / 晴れ、風強い 写真:大菩薩峠からの朝日に染まる富士山
初日の出、霧氷、白い南アルプスの展望と百点満点の元旦を迎えた。因みに写真は望遠で撮っている。
石割山(山中湖)
2010年3月30日 / 晴れ 写真:石割山頂からの富士山
石割山から大平山のコースは、富士山がお供の稜線歩きで楽しい。
1995年12月25日 / 晴れ、強風、雲多し
大平山(山中湖)
2010年3月30日 / 晴れ 写真:大平山頂からの富士山
1995年12月25日 / 晴れ、強風、雲多し
1995年5月7日 / 晴れ:気温高く霞む
杓子山・鹿留山(山中湖)
1994年5月6日 / 晴れ、曇りのち晴れ:遮るものなしの富士の大展望。霞みがちで少し残念。
三国山(山中湖南岸)
1998年12月20日 / 晴れ 写真:明神山(鉄砲木の頭)からの富士山
三国山まではアザミ平あたりで富士は後ろに見えるだけ。三国峠に下り明神山(鉄砲木の頭)に登り返して、雄大な富士山の眺望が得られる。
黒岳(山梨御坂山塊、河口湖)
2009年3月31日 / 曇りのち時々晴:三つ峠入り口(御坂トンネル)から登る。御坂峠からは全く展望なし、黒岳山頂展望台では裾野だけの眺望で、2000年3月での写真の撮り直し目的は果たせず。新道峠までの尾根歩きの道すがら、徐々に天気が回復。
2000年3月20日 / 快晴、北風強く、強風注意報が出ていた。
スタート地点、天下茶屋からの富士、御坂峠からの富士も良いが、黒岳山頂展望台(南へ2分)での眺望は息をのむ。河口湖を従え裾野を広げた富士は天下一品!南アルプス、西湖も望める。
河口湖
2009年3月31日 / 晴れ 写真:河口湖越しの黄昏富士山
毛無山、黒岳登山では美しい富士山に会えなかったが、朝と夕方の旅館からは「やったね!」と思える富士山に出会えた。
三ツ峠山(山梨御坂山塊、河口湖)
2003年2月26日 / 晴れ 写真:三ツ峠山から笠雲富士
暖かい日和で多少春霞だが、珍しい笠雲が浮かんだ富士山が見られた。
1994年11月23日/早朝は快晴後曇り 河口湖駅に近づいて車窓からの富士に息をのむ。山頂では雲多し。
足和田山(河口湖)
2001年12月26日 / 快晴 写真:三湖台から
1992年5月4日 / 快晴 早朝は快晴後曇り:登山を始める以前にも何度かハイキングに行った。そのうちのひとつ。家族向けのハイキングコースだが、間近に富士の絶景が楽しめる。裾野に広がる大樹海がすごい。
三方分山(精進湖・本栖湖)
長者ヶ岳・天子ヶ岳(静岡・山梨県天子山塊)
2003年11月23日 / 曇りのち晴れ 写真:天子ヶ岳富士展望台から
長者ヶ岳山頂は正面に、天子ヶ岳は少し下りたところから富士山が見えるように、木が払われている。大沢崩れを正面に見る富士の姿。
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