クンデピーク (3)

写真のキャプションにアイコン がある場合は、画像をクリックすると拡大表示します。拡大画像の画面は、パソコンの場合は画像下のバーの < > で、モバイル端末ではスワイプで画像を順番に見ることができます。

 展望台からは尾根に沿って登るのだが、ヤセ尾根の下に安全な道がついている。崖の斜面は少し傾斜があるが、日本アルプスの尾根道を歩き慣れている人ならどうと言うことはない。

 ライチョウの群れを発見!慌ててカメラを向けたが、撮影できたのは2羽だけ。

尾根道 / Khunde Peak
尾根道
ライチョウ / Khunde Peak
ライチョウ

 タルチョーがたなびく、ちょっとした鞍部で休憩。傍にヤクがいる真上のチョルテンを通り越せば、頂上はすぐそこだ。

タルチョーの下で休憩 / Khunde Peak
タルチョーの下で休憩
ピーク直下のチョルテン / Khunde Peak
ピーク直下のチョルテン

 頂上目前なのに、ますます息苦しくなって歩みが止まりがちになってきた。少し登っては立ち止まりフーッと息を吐き、胸一杯深呼吸してはまた登るという具合だ。前を行くSさんは若いので足が速い。この辺りから私との間隔が少し開くようになり、先頭のガイドさんが「大丈夫?」という視線を時々私に向ける。添乗員さんの「無理をせずザックをガイドさんに預けてもいいですよ」との言葉で、そうすることにした。私のザックはぜんぜん重くはなかったのだが、それでも空身は違う。

クンデピーク頂上 / Khunde Peak

標高4200m、クンデピーク頂上 / Khunde Peak
標高4200m、クンデピーク頂上

 軽くなった体で15分ほど登ったら、ガイドさんが私のザックを下ろして目配せしたので前方を見れば、事前のネット情報収集で頭に焼き付いていた、あのクンデピークの山頂の光景がそこにあった。なんだ、もう一息というところだったのだ。

12時15分、標高4200mのクンデピークに立つ。

クンデピーク頂上からの眺め

 頂上では数え上げられないほどのヒマラヤの山々が迎えてくれた。

 すぐ目の前のコンデ・リ(Kongde Ri 6189m)に続き、パルチャモ(Parchamo 6187m)、テンギラギタウ(Tengiragitau 6943m)。目を転じればエベレスト(Everest 8848m)、ローツェ(Lhotse 8516m)、ローツェシャール(Lhotse Shar 8400m)、ピーク38(Peak38 7590m)、シャルツェ(Shartse 7502m)と8000m峰・7000m峰が並ぶ。

 そして特徴的な山容のアマ・ダブラム(Ama Dablam 6812m)とタムセルク(Thamseruk 6623m)、続くクスムカングル(Kusum Kanguru 6367m)。タムセルクの奥にはアマラプ・ツァ(Amalap Tha 6571m)と尖った峰のミンブラ(6467m)。シャンボチェの丘からではタムセルクの肩に乗ったライオンのようにしか見えなかったカンテガ(Kantega 6685m・6779m)は、ここからはタムセルクと肩を並べるほど大きい。

コンデ・リ,パルチャモ,テンギラギタウ / Khunde Peak
コンデ・リ,パルチャモ,テンギラギタウ
アマ・ダブラム,カンテガ,タムセルク / Khunde Peak
アマ・ダブラム,カンテガ,タムセルク
タムセルク,クスムカングル / Khunde Peak
タムセルク,クスムカングル
クンデピーク頂上からの眺め(1) / Khunde Peak
クンデピーク頂上からの眺め (1)
拡大写真に山名表示
クンデピーク頂上からの眺め(2) / Khunde Peak
クンデピーク頂上からの眺め (2)
拡大写真に山名表示

 ホテル・エベレスト・ビューからは見えないアイランドピーク(Island Peak 6160m)も見えたらしいのだが…どれ? (^^;

 クンデピークでの展望は高度感があり、またシャンボチェの丘からの展望と比べて山の大きさ、圧倒感がまるで違っていた。クンデピークに登った満足感は、標高4200mに立った達成感より、ヒマラヤの大きさを感じたことだった。

頂上からエベレスト,アマ・ダブラム / Khunde Peak
頂上からエベレスト,アマ・ダブラム
エベレストを眺めながらランチ / Khunde Peak
エベレストを眺めながらランチ

 通常クンデピークは谷からの風が吹き付けて寒く、いつもはランチは少し下った場所で取るとのこと。しかしこの日は風がなく暖かなので、頂上の斜面でエベレストを眺めながらお弁当(おにぎりに鶏唐揚げなど)を食べた。なんという贅沢なランチだったことか!

 13時に下山を開始。下りでは息切れしないので快調そのもの。2時間かけて登った道を、45分で登山口に戻り着いた。


拍手ボタンを押してくださると管理人の励みになります。

拍手する

PAGE TOP