クンデピーク (2)

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クムジュン村 / Khumjung

 エベレストに初登頂したエドモンド・ヒラリー卿が1960年に建設寄贈した小学校を見学した。

校門 / Khumjung
校門
校庭にあるヒラリー卿の銅像 / Khumjung
校庭にあるヒラリー卿の銅像
寄宿舎 / Khumjung
寄宿舎
日本からの寄贈を示すプレート / Khumjung
日本からの寄贈を示すプレート
登校中の子供たち / Khumjung
登校中の子供たち

 各国の寄付や援助で校舎や寄宿舎などが増設されていて、日本政府と松本市の国際交流団体合同での寄贈設備もあった。

広場からのアマ・ダブラム / Khumjung
広場からのアマ・ダブラム

 学校を出ると広場で、この広場からのアマ・ダブラムもまた美しい。

 クムジュン村を抜けクンデ村に入る。両村ともに世界各地からトレッカー、ツーリストが訪れるので、ロッジを経営したり登山ガイド(シェルパ)などに従事する人が多いため、ネパールの山村にしたら格段に潤っているようである。標高3800mの小さな村だが各家に電気が引かれ、農家からテレビかラジオの音楽が聞こえてきたりした。また近代的な街灯はあるが電柱はない。景観保護のため地下に埋設してあるとのこと。クムジュン、クンデのロッジや民家の建物の屋根は、全てくすんだ緑色で遠くから見ても美しい。これも伝統的な意味があるわけではなく、景観を守る目的で計画的に統一しているそうである。

クンデピークに登る / Khunde Peak

クンデピークへの登山口があるお寺
“登山口”があるお寺

 クンデ村のメインストリートのような道を行くと、遠くにお寺が見えてきた。クンデピークへはお寺の脇から登るそうだ。お寺の下に共同水場があり、その脇が“登山口”である。

 ガイドのラジャンさんを先頭に、この旅行のためにトレッキングシューズをはじめとした登山用品を買い揃えてきたという登山経験がないSさん(女性)、私、男性4人、添乗員さん、サーダーという順番が自然に決まり、10時20分に登り始めた。

展望が開ける / Khunde Peak
展望が開ける
山腹を行く登山道 / Khunde Peak
山腹を行く登山道

 つづれ折りの登りも20分くらいで、すぐに山腹をトラバースするようになり展望が開けた。通り抜けてきたクムジュン村、クンデ村が、クーンビラ山とシャンボチェの丘に挟まれた谷にあることがよくわかる。クーンビラの斜面からクンデ村への土石流の痕跡が不気味だった。ホテル・エベレスト・ビューからでは手前の丘に隠れていたタムセルクの裾野部分が広がり、いっそう雄大である。

 シャンボチェの丘の向こうのタンボチェの丘を眺めると、丘の上のタンボチェ寺院(タンボチェ・ゴンパ Tengboche Gompa:クーンブ地方最大のチベット寺院)が肉眼でも小さく見える。

タンボチェの丘のタンボチェ寺院
タンボチェの丘のタンボチェ寺院
シャンボチェの丘の大岩
シャンボチェの丘の大岩
シャンボチェの丘とナムチェバザール / Khunde Peak
シャンボチェの丘とナムチェバザール

 見下ろすシャンボチェの丘には大岩がゴロゴロしているが、シャンボチェの丘がクーンビラの斜面が崩れてできたからだそうだ。

展望台

標高4000mの尾根上 / Khunde Peak
標高4000mの尾根上
展望台で写しまくる / Khunde Peak
展望台で写しまくる

 クンデ村の“登山口”から登り始めて1時間ほどで、尾根の上に出た。ついに標高4000mに立った。苦しくなれば立ち止まって呼吸を整え、素晴らしい展望を撮影するためにまた立ち止まるという具合で登って来たせいか、標高4000mにいても息苦しさはなかった。そして展望台に下りれば、まさに遮るものがない絶景が広がっていた。

 展望台は尾根の端にあるので、まるで天空に浮いているかのようだった。目を落とせばシャンボチェの丘とボーデ・コシ川(Bhote Kosi / ドゥード・コシ川の支流)が流れる谷が見える。そして谷から立ち上がってそびえ立つ、コンデ・リの大きさに圧倒される。大きすぎてカメラに収まらない!

天空の展望台 / Khunde Peak
天空の展望台
コンデ・リ / Khunde Peak
コンデ・リ
テンギラギタウ(中央)パルチャモ(その左) / Khunde Peak
テンギラギタウ(中央)パルチャモ(その左)

 谷の奥にはテンギラギタウとパルチャモがヒマラヤンブルーの空に映えている。エベレストとローツェからたなびいた雲の下には、真っ白なピーク38(Peak38 7590m)とシャルツェ(Shartse 7502m)。


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