ポカラ観光 (5)

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フィッシュテイル ロッジ / FishTail Lodge

 ホテルに戻った後、ホテルのレストランで朝食。その後は空路カトマンズへ帰る便に合わせた出発時間まで、自由行動になった。友人や他のメンバーと共に、宿泊しているホテルから近いフィッシュテイルロッジへ“逆さマチャプチャレ”を見に行くことにした。

 ツアー参加者のうち2組4人があらかじめポカラへのオプショナルツアーを申し込んでいて、彼らとはカトマンズでお別れしていた。ポカラに着いた日、宿泊しているホテルの門の辺りにいたら、そのうちの一組のFご夫妻が偶然通りかかり感激?の再会(笑)。彼らはフィッシュテイルロッジに宿泊していて、フィッシュテイルロッジがバリ島のリゾートホテルみたいだとか、フェワ湖に映るアンナプルナや“逆さマチャプチャレ”がきれいだと話し、遊びに来るようにと誘われていたのだった。

 フィッシュテイルロッジは日本の皇太子殿下やイギリスのチャールズ皇太子、カーター元大統領も宿泊したことがある(フロント棟のなかに、各国のVIPや著名人が宿泊したときの写真が掲げられていた)、デラックスな老舗ホテル。コテージタイプで、日本人・欧米人には人気が高い。

FishTail Lodge »

 ガイドブックには、フェワ湖の対岸にあるフィッシュテイルロッジへは“筏(いかだ)”で渡るとある。Fご夫妻の話を聞いてもどんな“筏”かを想像できなかったのだったが、船着き場ならぬ“筏着き場”に来て一目瞭然。対岸から渡る人を乗せて、こちらに向かってやってくるのをのんびり待つ。

フェワ湖と筏乗り場 / FishTail Lodge,Pokhara
フェワ湖と筏乗り場
フィッシュテイルロッジ専用筏 / FishTail Lodge,Pokhara
フィッシュテイルロッジ専用筏

 筏はロープをたぐり寄せて移動するロープウェイ形式。ロープを引くのはホテルのスタッフで、たぐり寄せたロープが絡まないように、くるりと回して輪にして置いていく手さばきに見とれてしまった。

筏師?さんはロープさばき鮮やか / FishTail Lodge,Pokhara
筏師?さんはロープさばき鮮やか
向こう岸 / Sarangkot,Pokhara
向こう岸

 これから向かうフィッシュテイルロッジがある対岸は、筏に乗りながら見てもブーゲンビリアが咲き緑豊かで、なんとなく南国のような雰囲気が漂う。

インド菩提樹の木 / Sarangkot,Pokhara
インド菩提樹の木

 筏はゆっくりのんびりと進む。乗り場を振り返ると、インド菩提樹の大木が見事だ。ポカラの通りに植えてあるインド菩提樹の木は、みな樹齢何年?というような立派な大木なのが印象的だ。

ダルバールスクエアのガジュマル
ダルバールスクエアのガジュマル

【余談】インド菩提樹といえば「ブッダの木」だが、ちなみにカトマンズのダルバールスクエア、タレジュ寺院の傍にはインド菩提樹ではなく大きなガジュマルの木が植えてあった。ウィキペディアによればガジュマルを「ブッダの木」としている場合もあるらしい。

サクラ / FishTail Lodge,Pokhara
サクラ
寄生するシダなどの植物 / FishTail Lodge,Pokhara
寄生するシダなどの植物

 着いた場所にはサクラが咲き誇っていた。カトマンズで街路樹にもなっているサクラだが、標高が低いポカラの方が咲き具合は早く7分咲きといったところ。敷地内は様々な木が生えていて、さながら亜熱帯植物園のようだ。湖畔に出るとシダやドラセナ類の、日本なら観葉植物の類が木々に寄生していて、ますますネパールが亜熱帯にあることを意識する。

フェワ湖に投影するアンナプルナ・マチャプチャレ(逆さマチャプチャレ) / FishTail Lodge,Pokhara
フェワ湖に映るアンナプルナ・マチャプチャレ
フェワ湖に投影するアンナプルナ・マチャプチャレ / FishTail Lodge,Pokhara
フェワ湖に映るアンナプルナ・マチャプチャレ

 湖畔に来たのは10時30分。早朝ではないので湖面に波があり、「鏡」のようにとはいかない。おまけに時折モーターボートが行き来するので、その度に湖面に投影していたアンナプルナが消えてしまう。更にはサランコットで見ていた雲が大きくなり、湿度も上がったのかアンナプルナが霞み始めていた。それでも湖面に映るアンナプルナを眺められ、一応満足してフィッシュテイルロッジを後にした。

屋台 / Pokhara
屋台

 帰路は通りのお店を覗きながら、ショッピングしたりしてのぶらぶら歩き。カトマンズ同様、ドリンクやスナック菓子などの屋台をよく見かける。写真左は揚げパンの屋台で、右の屋台は小間物屋さん。

ポカラのCDショップ
ポカラのCDショップ

【余談】CDショップでは、チベット仏教のマントラの読経をメロディに乗せた音楽を大音量でかけていた。このCDは、カトマンズのスワヤンブナートでの露天商がラジカセで鳴らしながら売っていたのだが、妙に耳に付いて離れない曲なのだ(笑)

 歌詞は『オム・マニ・ペメ・フム(Om Mani Padme Hum)』というマントラをひたすら繰り返し唱えているだけ。『オム・マニ・ペメ・フム(Om Mani Padme Hum)』を直訳すれば“泥の中に咲く宝石の如き蓮の花のなんたらかんから…”というような意味はあるのだが、要するに、南無阿弥陀仏という念仏らしい。

 デジカメでの録音が失敗していたのでYouTube で探したところ、土産物屋さんで売っていたり町中でよくかかっていたのとほぼ同じアレンジの曲を発見した。

Om Mani Peme Hum - Tibetan Short Form »

 知らなかったのだが、チベット仏教(密教)のマントラを西洋音楽ふうにアレンジした曲に乗せて歌う音楽は、ヒーリングミュージックの分野で確立しているらしい。なかにはジャズやロックに乗せたマントラミュージックもある。

ポカラでの食事

 このツアーでは食事がセッティングされているのは帰国日前日(11/28)の朝食までなので、以降の昼食と夕食は自由行動になった。とはいえ、ほとんどツアーメンバー&添乗員さんと行動を共にした。ポカラでの前夜の夕食は、カトマンズにもお店があるという和食レストラン「古都」に行った。注文した「豚肉の生姜焼き定食」の味はまずまず(^^)

Love Kush の焼きそば / Pokhara
Love Kush の焼きそば

 2度の昼食はいずれも宿泊したホテルに近く、ガイドブック「地球の歩き方」に載っていた「Love Kush」で。ピッツァも焼きそばも美味しかったし、何よりも良かったのが2階のオープンカフェの心地よさ。フェワ湖を渡ってくる気持ちが良い風を感じながら、通りを行く地元の人たちや欧米人のバックパッカー、湖岸のベンチで楽しそうにお喋りしている女子中学生くらいの娘たちなんかをぼんやり眺めているのもいい。

 「古都」も「Love Kush」も注文してから料理が運ばれてくるまで小一時間、食事を終えて会計を頼むと30分くらいは待たねばならない“ネパールタイム”なので、グループで行くとたっぷりお喋りが楽しめる(笑)

 ネパール延泊のため、旅も10日目になる。ネパールでの食事は香辛料が強いものがあることや、疲労からの胃腸障害が出てくる頃だ。メンバーの中には食事を抜いたり持参したカップラーメンで済ませたりして、レストランへの食事タイムに参加しない人もちらほら現れた。そんななかで、私はいつも参加し食事ツアーを皆勤。しかも常に快食(^^ゞ

ポカラ空港展望台から / Pokhara
ポカラ空港展望台から

 ポカラ空港に向かうバスで、アンナプルナが雲に隠れかかっていることに気がついた。空港の屋上展望台からの展望も写真の通りで、アンナプルナ山群はすっかり姿を隠してしまっていた。今回の旅はどこまでも運が良かった。


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