九寨溝 (3)

スマートフォンのGPSログをGoogle マイマップにインポートした地図です。航空写真モードで右下「+」で地図を拡大すると、散策ルートがよくわかります。また左下のマークで地図モードに切り替えられます。マーカーをクリックするとその場所の写真を表示します。右端の拡大アイコンをクリックすると、別画面で大きな地図が開きます。

※ 圏内のシャトルバスを乗り降りしながら散策。位置情報はバスでの移動と歩行とを一括して計測・記録。ホテル出発からゲートまでの歩行と、「樹正群海」までのシャトルバスでの移動はトラックに含まれていません。

写真のキャプションにアイコン がある場合は、画像をクリックすると拡大表示します。拡大画像の画面は、パソコンの場合は画像下のバーの < > で、モバイル端末ではスワイプで画像を順番に見ることができます。

日則溝(にっそくこう)

熊猫海 / 標高2587m

〔12:20〕「日則溝」の奥にある見所スポット「熊猫海」でシャトルバスを下車。熊猫海はかつて周辺にパンダが生息し、水を飲みに来ていたという湖である。

熊猫海(パンダ海)/ 九寨溝・日則溝
熊猫海(パンダ海)
熊猫海(パンダ海)/ 九寨溝・日則溝
熊猫海

 湖畔に設けられた桟道を歩けば気持ちよさそう。

熊猫海(パンダ海)/ 九寨溝・日則溝
熊猫海
熊猫海に棲む嘉陵裸裂尻魚 / 九寨溝・日則溝
嘉陵裸裂尻魚

 美しい色の水面を覗くと、体長20㎝くらいの金色の魚が結構たくさん泳いでいた。現地ガイド氏に尋ねると鯉の仲間だそうだ。九寨溝の湖沼は水分中の石灰分で浄化され、プランクトンや藻が極端に少ない。だから魚は棲めないと思っていたので驚いた。帰国後に調べるとこの魚は「嘉陵裸裂尻魚(かりょうられつこうぎょ)」というコイ科の魚で、九寨溝の湖沼群に生息する唯一の魚類だそうである。

 残念ながら桟道には行かないで、熊猫海は2分で通過。熊猫海からは「日則溝」を下っていきながら見所スポットを巡る。

熊猫瀑布

〔12:22〕午後になりさすがに人が多くなってきた。熊猫海から下りる遊歩道の階段では渋滞状態になった。滝の前の展望デッキに人が溜まり、階段上の人の流れがストップしてしまう。

熊猫瀑布への遊歩道で渋滞 / 九寨溝・日則溝
熊猫瀑布への遊歩道で渋滞
熊猫瀑布展望台の人混み / 九寨溝・日則溝
熊猫瀑布展望台の人混み
熊猫瀑布展望台の人混み / 九寨溝・日則溝
熊猫瀑布展望台の人混み

 滝の流れに沿った歩道が混んでいるので、上部の歩道で滝に近づくことにした。下の歩道を見下ろすと、歩道の傍らにシートを敷いてお弁当を食べているグループがいた。こんなに人がざわざわと歩いている場所で、よくまぁお弁当など食べられるものである(笑)

 そして何か臭いが漂っている…。臭いの元は彼らが食べているお弁当だった。そのお弁当は九寨溝内の屋台の売店で売られている「焼き肉丼風弁当」で、日本では駅弁に使われる発熱ユニット付きの加熱式弁当なのだ。売店で売られているお弁当がこの一種類なのか、加熱式弁当だから人気があるのか、とにかく「お弁当でランチタイム」の誰も彼もが「焼き肉丼風弁当」。そして随所に設置されたゴミ箱も、焼き肉丼風弁当の空容器で一杯。ちょうどお昼時なので、この先で何度かこういう光景に遭遇し、焼き肉丼の臭いが充満した九寨溝を歩く羽目になった(笑)

熊猫瀑布展望台の人混み / 九寨溝・日則溝
熊猫瀑布展望台の人混み
熊猫瀑布 / 九寨溝・日則溝
熊猫瀑布

 上の遊歩道から行ったところで結局滝上部の展望台には人・人・人で、人の頭越しでしか撮影できない。しかも人の頭が入らないようにカメラワークしている最中、突然突き出されるスマートフォンの自撮り棒…。

 滝下の展望台で右から左からの自撮り棒を避けつつ、なんとか正面からの滝を撮影できた。

 九寨溝へ国内旅行ができる人々は、経済的にゆとりがある層なのだろうし、観光客のスマートフォン所持率が高い。ニコンやキャノンのデジタル一眼レフカメラで景色を撮っている中国人はたまには見かけるが、コンパクトデジカメを持つ人は滅多に見なかった。皆、スマホ(時折タブレットの人も)で写真を撮っている。だからか中国人の自撮り棒好きも顕著である。なにしろ入場ゲート前の行列を対象にした「自撮り棒売り」の商売が成り立つほど(笑)

九寨溝の木道について

九寨溝の木道
九寨溝の木道
参考:黄龍の木道
参考:黄龍の木道

 現在の九寨溝と黄龍の木道は、細い木材を並べて桟状にしたようなもので、一応滑りにくい木道と言える。ところが雨が降ったり渓谷の水しぶきで濡れていると、けっこう滑りやすいのだ。紹介した写真のように平坦なら問題ないが、傾斜がある歩道や階段を下るときたまにヒヤッとさせられた。登山靴を履いて行き正解だった。しかし階段で滑り転倒し数段滑り落ちた男性を、目の前で目撃した。

 このタイプの木道に掛け替えてから10年あるいは数年経過しているようだし、摩耗が進んでいるせいかもしれない。また階段を下るときに、桟が横縞なので段差が非常に見えにくい。ステップに段差目印となる黄色のペンキが塗ってあることもあるが、ほとんどが剥げてしまっている。かえって足元に目を落とすと、段差が見えないため踏み外しそうで怖くなった。中国人観光客、特に女性は運動靴ではない人も多いが、やはり滑りにくい靴底の靴が絶対におすすめ。

 ちなみに「九寨溝の木道」の写真は熊猫瀑布から五花海への途中だが、木道を下りて写真撮影している人が写っている。お弁当を食べるために樹林のなかに踏み込んでいる人も見た。観光エリア内は全域禁煙なのに、喫煙しているオジサンも一人確認。さすがに九寨溝・黄龍の観光エリア内はゴミのポイ捨てはなかったが、さらなる啓蒙は必要なようである。


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