ヨーホーレイクとヨーホーパストレイル (3) / Yoho Lake & Yoho Pass

コース概要

入山口 ---(1.3km)--- アイスライントレイルとの分岐 ---(2.4km)--- ヨーホーレイク ---(0.9km)--- ヨーホーパス(ヨーホー峠) ---(4.7km)--- エメラルドレイク北端 ---(2.3km)--- エメラルドレイクロッジ
エリア ヨーホー国立公園
歩行距離 11.6km
標高差 318m(逆コースでは538m)
最高地点 1838m(ヨーホーパス)
コースタイム 約5時間30分

 ハイキングスタート地点と途中のポイントをマーカーで示した地図です。ポイント地点の写真も見られます。GPSログを取得していないので、ポイントの位置はアバウトです。右端の拡大アイコンで別画面で大きな地図が開きます。

写真のキャプションにアイコン がある場合は、画像をクリックすると拡大表示します。拡大画像の画面は、パソコンの場合は画像下のバーの < > で、モバイル端末ではスワイプで画像を順番に見ることができます。
眼下にエメラルドレイク
眼下にエメラルドレイク
振り返ればワプタマウンテン
振り返ればワプタマウンテン
Wapta Mountain
Wapta Mountain

 左手にはエメラルドレイクを見下ろし、これからたどる湖までの氾濫原がよくわかる。

 振り返ってワプタマウンテンを見ると、ヨーホーレイクで見ていた山容と違う。ワプタマウンテンは南北に細長いので、見る方向によって山容が変わってくる。

縞模様の岩(ホルンフェルス=hornfels)
縞模様の岩(ホルンフェルス=hornfels)
縞模様の岩(ホルンフェルス=hornfels)
縞模様の岩(ホルンフェルス=hornfels)

 このあたりは岩場で、山の岩肌を良く見ると地層が縞になっている。足元には美しい縞模様の岩屑がたくさん落ちていた。「バージェス頁岩=Burgess Shale」として有名なバージェス動物群の化石が出土する山、Mt. バージェス(Mt. Burgess)が北に見える。

イワブクロ(Creeping Beardtongue)
イワブクロ
ナキウサギ(Pika)
ナキウサギ(Pika)

 休憩中ナキウサギが鳴いていた。時々岩の陰から姿を現し、こちらを窺っている。全員ひそひそ声で「あっちに行った、今度はあちら」とカメラを向けるのだが、シャッターを押す前に移動してしまう。ようやく望遠で撮影できた。

マツの木
マツの木
氾濫原から
氾濫原から
広大な氾濫原を行く
広大な氾濫原を行く
アツモリソウ(Yellow Lady's Slipper)
アツモリソウ

 ミシェルフォールの直下からはトレイルをぐんぐん下る。スプルース(とうひ)やモミの木などばかりかと思ったら、時々はマツの木もある。広葉樹も混じってきた。

 やがて河原のような平原になった。この付近にはアツモリソウ(Yellow Lady's Slipper)の株が多い。

沢を渡る
沢を渡る
何度も沢を渡る
何度も沢を渡る

 砂利道や木道をひたすら歩くが、湖畔までは結構遠い。ガイドさんからスプルース(とうひ)やモミの木にまつわる知識や見分け方の話があるので、変化がない歩きにも退屈しなかった。

 ようやく湖畔の周囲を巡る遊歩道に入った。湖とMt. バージェスの取り合わせが絵のような絶景ポイントにはベンチがあり、最後の休憩をした。反対側はヤナギランの群生が広がり、たいへん美しい場所だ。

Mt. Burgess / Emerald Lake
Mt. Burgess
ゴゼンタチバナの実
ゴゼンタチバナの実

 足元の赤い実をつけたゴゼンタチバナの陰から、野生のリスが飛び出してくる。カナディアンロッキーには野生のリスは2種類いて、ガイドさんから名前を教わったのだがメモし忘れた。しかし観光地に多くいる種類と山中にいる種類は別の種類のような気がする。観光地の観光客のなかには、野生動物に餌をやってはいけないというルールを守らない人がいて、リスもそれを知っているかのようである。

 湖に突き出た岬のような場所にエメラルドレイクロッジがある。対岸の岬のなかにロッジのコテージ群が見え隠れしている。あとはあそこまで歩くだけなのだが、湖をぐるっと回るため15分くらいはかかりそうだ。

ロッジの売店に駆け込みセーフ
ロッジの売店に駆け込みセーフ

 ロッジの売店の閉店時間は17時。時計は17時を回っていたが、店内にお客がいる間は閉めないらしい。エメラルドレイクでしか買えない記念品を買いたかったが、前夜は時間がなくて行かれなかった。気を利かしたガイドさんがここで自由解散にしてくれたので、疲れた足に鞭打って急ぎ足で戻ることにした。健脚のご夫婦が飛ぶように歩き去り、彼らがお店で粘ってくれることを期待しつつ急いだ。エメラルドレイクロッジの売店はロッジに渡る橋の手前のボート乗り場の脇にある。急いだお陰で5分で到着(笑)

暖炉を燃やす
暖炉を燃やす

 ハイキング3日目の晩はさすがに疲れが溜まってきて、ディナーでのお喋りも早目に切り上げコテージに戻った。冷え込んでいるので暖炉を炊いてみた。前夜チャレンジしていたツアーメンバーのアドバイスにしたがって、火付けには新聞紙ではなく薪の木の皮を剥がして使ったらうまくいった。薪はくべずに火付け用の細い材木だけだったが、部屋が暖まり気持ちよくなった。つかのま「暖炉がある暮らし」の贅沢な気分を味わった。

 カナディアンロッキーの夏は夜10時頃まで明るい。早目にベッドに入ってしまうので、外にでて星空を見るチャンスをこの夜も失った。


拍手ボタンを押してくださると管理人の励みになります。

web拍手 by FC2

PAGE TOP