アイスライントレイルハイキング (2) / The Iceline

コース概要

タカカウ滝(往復0.8km) --- 入山口 ---(1.3km)--- ヨーホーパストレイルとの分岐 ---(1.2km)--- アイスライン合流点 ---(3.2km)--- セレスタレイク分岐 ---(5.7km)--- 入山口
エリア ヨーホー国立公園
歩行距離 0.8km+およそ10km(最高点まで行くと12.8km)
標高差 580m(最高点まで行くと690m)
最高地点 およそ2100m(最高点まで行くと2230m)
コースタイム 約5時間

 ハイキングスタート地点と途中のポイントをマーカーで示した地図です。ポイント地点の写真も見られます。GPSログを取得していないので、ポイントの位置はアバウトです。右端の拡大アイコンで別画面で大きな地図が開きます。

写真のキャプションにアイコン がある場合は、画像をクリックすると拡大表示します。拡大画像の画面は、パソコンの場合は画像下のバーの < > で、モバイル端末ではスワイプで画像を順番に見ることができます。

 下りてきた“健脚組”の人たちからまだ咲いているチョウノスケソウがあったと教えてもらったので、探しながら歩くと何輪か見つけることができた。この辺りは風の通り道なので寒いためだろう。ツガザクラ(Red Mountain Heather)にも株に1輪だけ咲き残っていた。

チョウノスケソウ(White Dryad)
チョウノスケソウ
White Dryad
花の名前 不明
花の名前 不明
ユキノシタ(Yellow Mountain Saxifrage)
ユキノシタ
Yellow Mountain Saxifrage

 砂礫帯につけられたトレイルが終るとモレインの上を行く。氷河が削った岩が積み重なって広がる平坦な上を、前方に長い壁のように見えているエメラルド氷河に向かって進む。日本の山のガレ場のように岩にペンキで書かれた矢印がないので、ガスの時は方向を見失いそうである。

エメラルド氷河 / Emerald Glacier

 氷河から流れ出る小川の手前が今日の目的地である。氷河の氷の先端までは200mくらいの距離がありそうだが、氷河の舌先に手が届きそうなほどに見える。

 ポツポツした雨が降ったりやんだりしていた天気が、どういうわけか青空まで覗くほどに回復していた。風向きも変わりモレインの岩に腰を下ろしてサンドイッチの残りを食べる時には、ポカポカ暖かい日差しが射していた。“健脚組”グループはこの場所で雨に遭い風の冷たさに震え、お弁当を食べるどころではなかったそうなのに。時間差が明暗を分けて、“ゆっくり組”の私たちはラッキーだった。

エメラルド氷河
エメラルド氷河
氷河の先端
氷河の先端
エメラルド氷河
エメラルド氷河
デイリ氷河(Daly Glacier)
デイリ氷河(Daly Glacier)

 雲間から日が射して谷の向こうのデイリ氷河(Daly Glacier)が輝きとても美しい。

 もう少し登りアイスライントレイルの最高地点まで行くと、大統領と副大統領(つまりエメラルド山塊の最高峰であるThe PresidentとThe Vice President)が顔を出してくれるのだが、この場所からは見えない。またセレスタレイクトレイル(Seleste Lake Trail)との分岐まで行けば、2つの小さな氷河湖がある。

往路を戻る
往路を戻る
レイクルイーズ山群の眺め
レイクルイーズ山群の眺め

 氷河の迫力ある景色を楽しんで、満足しながら往路を下った。

エメラルドレイク / Emerald Lake

 下山して出発地点のタカカウ滝駐車場から車でエメラルドレイクロッジへ。エメラルドレイクロッジにチェックインする宿泊者は入り口手前の駐車場から専用送迎バスに乗らなければいけないので、いったんガイドさんの車から乗り換えた。ロッジ敷地内に団体観光客が居ないのはそういった配慮があるからかも知れない。

エメラルドレイクとエメラルドピーク / Emerald Lake & Emerald Peak
エメラルドレイクとエメラルドピーク
Mt. Burges / Emerald Lake Lodge
Mt. Burges
夕日に染まるエメラルドピーク / Emerald Peak
夕日に染まるエメラルドピーク

 ガイドさんによると雨が降ったためいくぶん透明度に欠けているそうだが、エメラルドレイクの名前の通り青緑色の美しい湖である。Emerald Peak (2555m)、Wapta Mountain (2788m)、Mt. Field (2635m)、Mt. Burgess (2599m) といった山が湖を取り囲んでいる。


エメラルドレイクロッジ / Emerald Lake Lodge

 ロッジでの宿泊のための客室は、広い敷地内に点在するコテージである。敷地内の宿泊棟エリアは車の進入禁止になっているので、チェックイン・チェックアウトのときはゴルフ場用のカートで宿泊棟までスーツケースを運んでくれる。

エメラルドレイクロッジのコテージ
エメラルドレイクロッジのコテージ
暖炉がある客室(エメラルドレイクロッジ)
暖炉がある客室(エメラルドレイクロッジ)
コテージ内
コテージ内

 私たちが宿泊したのは、1棟につきバストイレつき客室が1階に2室、2階に2室計4室あるタイプのコテージ。全室にリクライニングチェアが置かれたバルコニーが付いていて、バルコニーの椅子でゆったりと読書をしている宿泊者も見受けられた。部屋には暖炉があり、薪と火をおこすためのマッチと新聞紙、火かき棒などが用意されていた。薪はコテージの外玄関脇にも積み上げられていた。

 私たちの部屋からは湖が眺められなかった。また2連泊したというのに忙しくて、バルコニーでのんびりすることは叶わなかった。

 このエメラルドレイクロッジでの2日間のディナーだけが、ツアーメンバーが一緒に揃いひとつのテーブルで食事をする機会になった。当然ながら話が弾み、コース料理の配膳が遅いのも気にならなかったほど楽しかった。先にロッジに戻っていた“健脚組”グループの中には所要時間2時間の湖を一周する散策コース「Emerald Lake Circuit( エメラルドレイクサーキット)」を急いで回ってきた人や、ジャグジーバスでゆっくりした人も。ここに1週間くらい滞在してゆっくりしたいというのが皆の感想だったが、レストランが1箇所だけで、しかもメインディッシュが連泊しても代わり映えしないので、ロングステイだと食事に飽きるかもしれない。

Emerald Lake Lodge and Conference Center »


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