モレーンレイク&ジョンストン渓谷 (2) / Moraine Lake & Johnstone Canyon

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モレーンレイクとテンピークス / Moraine Lake & Ten Peaks

モレーンレイクとテンピークス(Moraine Lake and Ten Peaks / Rockpile)
モレーンレイクとテンピークス
(パノラマ合成)

 階段状の遊歩道を登り累々と岩が積み重なったロックパイルの上に出れば、カナダ20ドル紙幣に使われている絵柄と同じ景色が目の前に広がっていた。

日が当ると湖面が更に青くなる
日が当ると湖面が更に青くなる

 午後は逆光になるので、テンピークスの眺めや湖の独特なコバルトブルーの発色がいまひとつ冴えない。天気も雲が多く、13年前に来たときの午前中で快晴の元でのモレーンレイクの眺めには及ばなかった。それでもカナディアンロッキー屈指の絶景である。

Mt. Temple
Mt. Temple
ロックパイルにて
ロックパイルにて

 湖を挟んでテンピークスの向かい側にはどっしりとした Mt. Temple が見える。岩に腰を下ろしお弁当を食べていると、野生リスが足元にやってくる。

 本来のスケジュールではハイキング後にバンフの町で自由時間が設定されていた。余った時間の代替案としてガイドさんが提案したのは、

(A) バンフに直行し目いっぱいショッピング。

(B) ラーチバレー撤退で歩き足りない人向けには、バンフ郊外のトンネル山ハイキング。

(C) ジョンストン渓谷

 以上の3案。ショッピング組2人、トンネル山2人、私たちを含めた残り9人がジョンストン渓谷に行くことになった。

ジョンストン渓谷 / Johnstone Canyon

 トレイルのポイントをマーカーで示した地図です。ポイント地点の写真も見られます。右端の拡大アイコンで別画面で大きな地図が開きます。

ジョンストン渓谷 案内板
ジョンストン渓谷 案内板

 ジョンストンキャニオンは景勝地で、渓谷、樹木、花、野生動物などについての説明板が各所に設置されている自然観察路である。遊歩道やキャットウォークを歩きアッパーフォールまで片道2.7km、往復2時間くらいである。

 遊歩道の散策と高を括っていたらそれなりに登らされるのだ。それでも三輪の専用車椅子が用意されているらしく、障害者や足が弱い人、幼児連れでも観光できるようになっていて感心させられた。

 日本で言えば下段の滝と上段の滝の「ロワーフォール」と「アッパーフォール」のふたつの滝がビューポイントである。初めは谷間の渓谷沿いの遊歩道で、やがて岩の崖に設置されたキャットウォークに変わる。キャットウォークは岩が覆いかぶさっていたり高度感がある箇所もあるが、幅が広いので全く怖くない。

Lower Falls

上から撮影した Lower Falls / Johnstone Canyon
上から撮影した Lower Falls
滝を近くで見るための洞窟
滝を近くで見るための洞窟

 ロワーフォールは橋の上から見る滝つぼの水の色がきれいだ。小さな洞窟に入ると激しい音を立てて落ちる滝を間近に見ることができる。

Lower Falls / Johnstone Canyon
Lower Falls(滝見台から)
Lower Falls / Johnstone Canyon
Lower Falls(滝見台から)
洞窟の滝見テラス
洞窟の滝見テラス

 洞窟の中のテラスは狭く、滝の水量がすごくて水しぶきで濡れる。

キャットウォーク / Johnstone Canyon
キャットウォーク
渓谷の雰囲気が濃くなる / Johnstone Canyon
渓谷の雰囲気が濃くなる

 ロワーフォールから先はいったん登山道のような道になる。ロワーフォールで引き返す人も多いので観光客がぐっと減り、渓谷美を楽しむ山歩きの雰囲気も味わえた。

バッファローベリー(Canadian Buffaloberry)
バッファローベリー

 レイクルイーズ周辺のトレイルでもよく見かけたバッファローベリー(Canadian Buffaloberry)は別名をソープベリー(Soapberry)といって、実を指先で潰すと石鹸のようなヌメリがあり微かに泡立つ。石鹸と同じ成分があるからだそうだ。グミ科の植物でクマの大好物。

 勾配がきつくなったキャットウォークを息を切らせて登っていたら、下りてきた女性が笑顔で「もうすぐですよ、頑張って」という意味の言葉を掛けてくれた。同じような体型(…太め)の女性だった。親近感を持たれたのかもしれない(笑)

Upper Falls

Upper Falls / Johnstone Canyon
Upper Falls
岩苔(いわのり)が生育する岩盤 / Johnstone Canyon
岩苔が生育する岩盤

 落差30mのアッパーフォールまでで遊歩道は終る。滝の脇の黄土色の岩盤には、コケ類や岩ノリが成育しぬらぬらとしている。復路は解散して各自で自由に歩き戻った。

バンフ / Banff

バンフメインストリートとCascade Mountain / Banff
バンフメインストリートとCascade Mountain

バンフでのフリータイムは1時間弱になってしまい、ゆっくりいろいろなお店をのぞく暇もなく、必要最低限のお土産のショッピングで終わった。

 ショッピング中、「(A)バンフに直行し目いっぱいショッピング」を選択した2人と鉢合わせした。両手にいっぱい紙袋をぶら下げた彼らが言うには、「今日はたくさん歩いた!」

 自宅用に買ったお土産は、可愛らしくデフォルメしたデザインの、木製の「熊の人形」の置物だ。飾ったこの人形を見るたびに、楽しみにしていたラーチバレーハイキングが熊で邪魔された口惜しさを思い出すことだろう(笑)

 13年前の観光ツアーではショッピングだけではなく、博物館のようなところにも行ったような記憶があるのだが、その場所は思い出せなかった。駆けずり回ってあっという間の自由時間が終わり、車でカナナスキスへ向かった。


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