トゥームストーン準州立公園とオーロラダンス (3) 第3日目 8月24日

ムースクリーク → イーグルプレインズ / イーグルプレインズホテル泊

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デンプスター・ハイウェイ / Dempster Highway

トゥームースレイク / Two Moose Lake

トゥームースレイク / Two Moose Lake
トゥームースレイク / Two Moose Lake

 Tombstone Interpretive Center でいただいてきた公園案内のパンフレットによると、ビューポイントからトゥームースレイクまでの距離は28.6㎞。時間にして30分ほどの走行で、トゥームースレイクに着いた。車を降りて撮影休憩。

トゥームースレイク / Two Moose Lake
トゥームースレイク / Two Moose Lake

 湖面が水鏡になり青空と白い雲を映し込んでいる。やはり晴天での明るい景色はいいなー。

デンプスター・ハイウェイの車窓風景 (3)

 昼下がりの13時過ぎ、車内の皆さんはお昼寝タイムの様子。私は車の窓から移りゆく景色が変化に富んでいて素晴らしく、目が離せなくなってしまった。

デンプスター・ハイウェイの車窓風景 / チャップマン湖からオギルビー川岸まで

 ツンドラに高い木は根付かないので見通しが良い。岩屑でできた山が幾つか現れる。氷河期に氷河が削った岩屑が積み上がったのだろうか。裸の砂利山だったり、低木の北極樺や背丈が低いブラックスプルースが根付いてきていたり。

トゥームースレイク付近
トゥームースレイク付近
チャップマン湖 / Chapman Lake
チャップマン湖
チャップマン湖 / Chapman Lake
チャップマン湖
デンプスター・ハイウェイの車窓風景 / 石灰岩の山々
石灰岩の山々
デンプスター・ハイウェイの車窓風景 / チャップマン湖
チャップマン湖
デンプスター・ハイウェイの車窓風景 / 砂利山が現れる
砂利山が現れる
デンプスター・ハイウェイの車窓風景 / チャップマン湖からオギルビー川岸まで
オギルビー川岸まで
デンプスター・ハイウェイの車窓風景 / チャップマン湖からオギルビー川岸まで
オギルビー川岸まで
デンプスター・ハイウェイの車窓風景 / チャップマン湖からオギルビー川岸まで
オギルビー川岸まで
デンプスター・ハイウェイの車窓風景 / チャップマン湖からオギルビー川岸まで
オギルビー川岸まで
デンプスター・ハイウェイの車窓風景 / チャップマン湖からオギルビー川岸まで
オギルビー川岸まで

 岩山や岩壁も現れる。日当たりが良いので生育してきた、ハイウェイ脇のアスペンの黄葉も見事。ブヨに刺された跡が痒いので、薬を塗りつつ景色を堪能。

オギルビー川 / Ogilvie River

 オギルビー川の川縁で休憩下車。トゥームースレイクから2時間近くのドライブだった。たとえ数分の休憩でも車を降りての休憩は有難い。デンプスター・ハイウェイはユーコン川から離れ、クロンダイク川と離れ、この辺りではオギルビー川に沿っていた。

オギルビー川 / Ogilvie River
オギルビー川
オギルビー川 / Ogilvie River
オギルビー川
オギルビー川 / Ogilvie River
オギルビー川

 オギルビー川はたぶんタンニンを含んでいるのだろう、コーラのような水の色である。

ハイウェイの休憩ポイントに必ずゴミ箱がある
ハイウェイ休憩ポイントのゴミ箱

 ホワイトホースの町を過ぎると信号機が消え、タイガの原野に延びるハイウェイ脇に続いていた送電線(木製の電信柱)もいつの間にかなくなった。ここまで来るとすれ違うキャンピングカーもほとんど見なくなった。それでもハイウェイのトイレがないちょっとした休憩ポイントにさえ、必ずゴミ箱があるのに感心した。このゴミ箱は熊が開けられない仕組みになっている。

オギルビーリッジ展望台 / Ogilvie Ridge

 オギルビー・リッジの展望台でこの日最後の下車休憩。ホワイトホースのビジターセンターで貰った「ユーコン・ハイウェイ・マップ」には、トゥームストーン準州立公園の北側から始まりデンプスター・ハイウェイの西側に見える山地は、「Ogilvie Mountains」と記されている。

オギルビーリッジ展望台
オギルビーリッジ展望台
Ogilvie Mountainsの尾根を一望
Ogilvie Mountainsの尾根を一望
Arctic Birch(北極樺)の紅葉
Arctic Birch(北極樺)の紅葉

 この展望台からは、その連なるオギルビー山地の尾根が一望できる。ここはハイウェイ自体が尾根の上にある。そのためツンドラ原野の東西の展望をハイウェイの脇両側から眺められる。

オギルビーリッジに駐車中のツアー専用車
オギルビーリッジに駐車中の
ツアー専用車

 午後4時になろうとするのに、まだ真昼のように明るい。それだけ北極圏に近づいて来ていた。しかし夕方だからか、寄ってくるブヨの数が半端ではない。虫除けパッチの効果もなく集まってくるので、落ち着いて景色を眺めることもできない。やむなく私だけ車の中に避難した。

 カムチャッカでのトレッキングツアーに行ったことがあるKさんは、しっかり虫除けネットを被っている。虫除けネットも必須だったなぁ、と後悔しきり。

グリズリーとの遭遇

 助手席に座っているメンバーと運転席のツアーリーダーが、走行する車の前方にいる熊を見つけた。これまでも2度ほど熊がハイウェイに出てきたのに遭遇していたが、熊との距離がありすぐに原野の中に消えていったので、ハッキリとは見ていなかった。専用車の真ん中や後のシートに座っていると間に合わない。しかし今そこにいる熊との距離は、熊の大きさがわかるくらいに近かった。明らかにグリズリー(ハイイロクマ)だ。しかもびっくりするほど大きい。オスだろうか。グリズリーはこちらに気がついていないのか、無視しているのか、なんと車に向かってのんびりと歩いてくる。

 ツアーリーダーは車のスピードを落とし様子を窺った。後部座席の私たちも、距離もあるし車の中にいるしと緊張もせず、とりあえずどうなるのかと見ていた。車を停めたところで、グリズリーはふいに道路脇の木立に入ってしまった。…と思ったら車の後方から出てきて、ハイウェイの真ん中を一目散に逃げて行くではないか。

 ツアーリーダーは突然車をUターン。全員車を降りてしばらくの間熊を見送った。当然望遠で撮影したが、標準キットのレンズでの3倍ズームなので無理(ピンぼけ写真ご容赦)。以前使っていた光学18倍ズームレンズのコンデジだったらなぁと口惜しかった。それにしても、あのグリズリーの大きさ!もう少し近くだったら恐怖だったろう。しかし逃げて行く様子が、いかにも「スタコラサッサ」という感じで、可笑しくもあった。

逃げて行くグリズリー
逃げて行くグリズリー

 ツアーリーダーの感想は「ユーコンの熊は(カナディアン・ロッキーの熊と違って)良いですねぇ。ちゃんと車を怖がって逃げるから」だった。ユーコンの野生動物はまだ野生を失わず生きている。観光地化されていない大自然があるからだ。

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