トップ・オブ・ザ・ワールド・ハイウェイ周辺ハイキング (1) 第6日目 8月27日

ドーソン・シティ →(トップ・オブ・ザ・ワールド・ハイウェイ周辺ハイキング)→ ドーソン・シティ / ドーソンシティ泊

トップ・オブ・ザ・ワールド・ハイウェイ

 トップ・オブ・ザ・ワールド・ハイウェイ(Top of the World Highway)はドーソン・シティから国境を越えて、アラスカのTaylor Highway と繋がる。山岳地帯を行くので眼下に展望が開け、特にツンドラが紅葉する秋の景観が素晴らしい。

 この日の出発時間は12時30分になり、朝食時間もそれに合わせて11時半頃からのブランチになった。朝10時前頃、飲料水を買いにスーパーマーケットへ。ついでに土産物店をハシゴしたが、開店していないお店もあって何も買わずに戻ってきた。メインストリートの専門店よりウエストマーク・インの中のギフトショップの方が、お土産に適した品揃えが多いようだ。

 ホテルのダイニングルームに集合し、ビュッフェスタイルのブランチをしたあと出発。最初にビジターインフォメーションセンターを訪れ、30分ほど展示物を見学した。前述したように館員さんはみな、西部劇で見るような衣装を着ている。館内やドーソン・シティ全般のガイドのほか、面白いパフォーマンスをすることもあるらしい。

 ビジターインフォメーションセンターのすぐ近くに、ユーコン川を渡るフェリーの発着所がある。

 カーフェリーといっても客船ではなく、エンジンがある「はしけ」といった感じの渡し船である。車はおよそ10台くらい搭載できるそうで、利用車が溜まれば発船するらしく、しばらく待たされた。フェリーの航路はハイウェイの一部なので、年中無休で24時間運行しかも無料だそうだ。年中無休といってもユーコン川が完全凍結する季節は、そのまま氷上を走行できるアイスロードとなる。

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ユーコン川を渡るカー・フェリー
カー・フェリー
ユーコン川を渡るカー・フェリー
カー・フェリー
ドーソン・シティの街を振り返る
ドーソン・シティの街を振り返る

 対岸に渡るだけなので10分もかからないが、車から降りて乗客用スペースからユーコン川の景色を楽しんだ。流れによる抵抗を少なくするためか、大きく回り込んで航行する。朝は曇っていたが午後から晴天になり、川風が気持ちが良い。

 フェリーが対岸に着き、トップ・オブ・ザ・ワールド・ハイウェイのドライブが始まった。徐々に標高を上げて行き、山岳道路らしくなってきた。ところが天気が崩れてきて、残念なことにせっかくの展望が得られなかった。ツアーリーダーは35分くらい走った場所で車を停めた。ハイウェイ脇の小高い山に登るのである。

トップ・オブ・ザ・ワールド・ハイウェイ周辺ハイキング

GPSログデータでみるコース概要

《コース》 トップ・オブ・ザ・ワールド・ハイウェイ脇の小高い山
《標高》 登り始め:およそ1110m 山頂:1257m
《歩いた距離》 およそ2.6㎞  《移動時間》 およそ1時間50分
標高と距離の推移グラフ
標高と距離の推移グラフ(カシミールで作成)

 ハイキング中のGPSログをグーグルマップに重ねたルートマップです。ポイントのマーカーをクリックまたはタップすると、写真や説明が見られます。右端の拡大アイコンで別画面での大きな地図が開きます。

 前日のハイキングでは歩き出してから雨が降り、レインウェアを着るのに手間取った。ユーコンのこのシーズンは、一日の天気が変わりやすい事が身に沁みてわかった。で、この日はホテルからレインウェアを来て出てきた。ユーコン川を渡るときの青空はウソだったかのように曇ってしまったが、まだ雨は降ってこなかった。

野生のブルーベリーとホタルブクロ
野生のブルーベリーとホタルブクロ

〔14:05〕スタート:北極圏でのハイキングと同じに、トレイルがないツンドラの原野を歩く。踏み込むとふわっと足が沈んだ。コケと地衣類が地表を覆い、ベリー類は実を付け、ウラシマツツジが紅葉していた。野生のブルーベリーの実が大きい。その傍にホタルブクロ(Common Harebell = コモン ヘアベル)が一輪咲き残っていた。

 ツンドラの斜面はふかふか過ぎて歩きにくい。斜面の傾斜はきつくないのだが、なかなか歩がはかどらない。それでも10分程度登っただけで振り返れば、素晴らしい紅葉風景が広がっている。

振り返って見る景色
振り返って見る景色
ズームで
ズームで
ツンドラ斜面の紅葉した北極樺の中を登る
紅葉したツンドラ斜面を登る
ツンドラ斜面の紅葉した北極樺の中を登る
紅葉した北極樺の中を登る
ツンドラ斜面の紅葉した北極樺の中を登る
紅葉した北極樺の中を登る

 特にアークティック・バーチ(北極樺)の「赤」は、これまでで一番鮮やかできれいだった。

 アークティック・バーチの茂みの下には、宝石のような実を付けたマウンテンクランベリー(Mountain Cranberry)やスノーウィード(Snow Weed)が見られる。またキノコがびっくりするくらい大きい。10㎝以上や20㎝はありそうなキノコが生えている。

マウンテン・クランベリー
マウンテン・クランベリー
スノーウィード
スノーウィード
キノコはみな大きい
キノコはみな大きい
たくさん落ちている石英
たくさん落ちている石英

 そして目立つのが石英がゴロゴロ落ちていることである。こぶし大くらいの石や、もっと大きい塊がコケの中に散らばっている。

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