トゥームストーン準州立公園軽ハイキング (4) 第5日目 8月26日

トゥームストーン軽ハイキング

GPSログデータでみるコース概要

《コース》 トゥームストーン準州立公園 North Klondike River Trail の途中までの往復
《標高》 標高1050m前後での軽いアップダウン
《歩いた距離》 およそ3.4㎞  《移動時間》 およそ1時間30分(片道44分)

 ハイキング中のGPSログをグーグルマップに重ねたルートマップです。ポイントのマーカーをクリックまたはタップすると、写真や説明が見られます。右端の拡大アイコンで別画面での大きな地図が開きます。

写真のキャプションにアイコン がある場合は、画像をクリックすると拡大表示します。拡大画像の画面は、パソコンの場合は画像下のバーの < > で、モバイル端末ではスワイプで画像を順番に見ることができます。
往路を戻る
往路を戻る

 トレイルはまだ少し続くようだが、私たちはここで折り返すことになった。復路ではノース・フォーク山を背にし、右手にフォールド山を眺めながら歩く。そして正面にはデンプスター・ハイウェイを挟んだ東側の山、ゴールデンサイズ山 - Goldensides Mountain(1845m)がそびえている。

ハイキングトレイル北側の眺め
ハイキングトレイル北側の眺め
ハイキングトレイルから見るゴールデンサイズ山
ハイキングトレイルから見る
ゴールデンサイズ山
ハイキングトレイルからフォールド山
ハイキングトレイルからフォールド山
(Fold Mountain)

 天気が回復したのは本当にうれしかった。このツアーはハイキングのための時間があまり取れないので、この日ハイキングの間ずっと本降りだったら、悔いが残りそう。そして車窓からではなく自然の中を、自分の足で風を感じて歩きながら見る景色はやはり格別。心に残る景色になるだろう。

ビーバーのダム

 ハイキングを終えて車で少し走った場所で、ビーバーが作ったダムがあるというので下車して観察。ウィキペデアで調べると、水面に丸く盛り上げて作られたものは、ダムではなく巣であるとのこと。

ビーバーの巣
ビーバーの巣
ビーバーがせき止めて作った池
ビーバーがせき止めて作った池
ビーバーがせき止めて作った池
ビーバーがせき止めて作った池

 車はデンプスター・ハイウェイのスタート地点を右折して、ドーソン・シティへと向かった。舗装されたハイウェイを進んでいくと、ハイウェイ脇に大型クレーンのようなものを備えた設備があるのが眼に入ってきた。ドーソン・シティでは現在も金の採掘(金鉱を掘るのではなく、ドーソン・シティではすべて砂金の採掘)が行われており、大型クレーンのような機械は「ドレッジ」という浚渫機(土砂をすくい上げて取り除く機械)だそうである。ドーソン・シティの街はもうすぐだ。

ドーソン・シティ / Dawson City

 1896年から1899年にかけて起きたクロンダイク・ゴールドラッシュで繁栄したが、ゴールドラッシュが終わると人が去り、州都がホワイトホースに移転したことで寂れていく一方になった。現在の人口は2000人に満たないそうである。だが近年、市内の多くの建物を「ドーソン地区」という国定史跡として保護し、ゴールドラッシュ時代の町並みを復元することで観光都市として成功している。

 古い建物を残して資料館として活用したり、新しい建物もホテルはもちろん小学校や公共のオフィスも木造建築で、19世紀風の町並みを再現している。市内の道路は「町並み再現」のためにわざわざ未舗装であるが、板張りの歩道が敷かれている。

 車はやがてドーソン・シティの街中に入った。ユーコン川本流の岸辺にレトロな感じの建物が並んでいる。街のメインストリートだそうだ。ツアーリーダーは運転しながら「ここは土産物屋、ここはカフェ、ここはスーパーマーケット」と教えながらゆっくり通過したが、あっという間に通り過ぎ、角を曲がって18時5分宿泊ホテルに到着。ドーソン・シティの中心街は、小さな街だった。

レトロな雰囲気満点なホテルの建物
レトロな雰囲気満点なホテルの建物
宿泊したホテルがある通り
宿泊したホテルがある通り

 インフォメーション・センターの職員はゴールドラッシュ時代の衣装を着ている。彼らと通りですれ違うと、まるで西部劇映画のロケ現場にいるような気分になる。

 通りに立っていると大型観光バスが通過したり、ホテル前で乗客を降ろしたりしている。ツアーリーダーの話では、ドーソン・シティへはアメリカからの観光客が一番多く、彼らはアラスカまで航空便で来て空港から大型観光バスでやってくるそうだ。

クロンダイク・ケイツ・キャビンズ&レストラン

 夕食はホテルのダイニングではなく、歴史がある有名レストランを予約してくれていた。ゴールドラッシュ時代にドーソン・シティの劇場でカンカン・ショーが人気を博した。このお店を興したのは、当時の人気ダンサーだったクロンダイク・ケイトさんである。

Klondike Kate’s Cabins & Restaurant »

クロンダイク・ケイツ・レストラン
クロンダイク・ケイツ・レストラン
店内に飾られたケイトさんの写真
店内に飾られたケイトさんの写真

 建物はゴールドラッシュ時代から残っていたものだそうだ。店内の壁には古いポスターや写真が飾られ、内装は当時の雰囲気を残している。ちょうど私たちグループの席の壁に、何枚かの額入り写真が飾られていた。そのうち2枚の写真の美しい女性が、クロンダイク・ケイトさんだそうだ。現在はレストランの他に宿泊施設も併設している。
 これ以上の撮影は控えて食事に専念。(レストラン外観の写真は翌朝に撮影)

 夕食を終えてお店を出た8時過ぎ、外はまだ明るかった。解散後メンバーのうち男性友人組が何処か…たぶんカンカン・ショー(笑)を見に劇場へ…へ消えたが、ツアーリーダーと女性陣&私たち夫婦はユーコン川畔を散策しがてらホテルへ戻ることにした。ドーソン・シティの街の通りは碁盤の目のように整備され、ストリートに名前も付いている。曲がり角のお店を覚えておくだけでも、タウンマップが必要ないくらいわかりやすい。

 ユーコン川に突き当たると、倉庫のような古い建物と停泊している蒸気船。蒸気船はS.S.Kenoといい、国定史跡に指定されていて動かない。

古い倉庫とS.S.Keno(蒸気船)
古い倉庫とS.S.Keno(蒸気船)
ユーコン川沿いの遊歩道
ユーコン川沿いの遊歩道

 ユーコン川沿いの遊歩道に下りてのんびり散歩。川幅は思ったほど広くないが、護岸工事をしていない自然河岸を悠々と流れている。気持ちが良い散歩なのだが、ブヨが…(泣)

拍手ボタンを押してくださると管理人の励みになります。

web拍手 by FC2

PAGE TOP