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ドライブ中のGPSログをグーグルマップに重ねた移動マップです。ポイントのマーカーをクリックまたはタップすると、写真や説明が見られます。右端の拡大アイコンで別画面で大きな地図が開きます。
朝食前に外に出ると、イーグル平原は雲海の中に沈んでいた。気温も低く、日本の晩秋の冷え込みだ。午前8時にイーグルプレインズホテルを後にした。空の雲はだんだん厚くなり、カナダに来てから一番天気が悪かった。
2日前の往路のときに停車して休憩した、オギルビーリッジ展望台に再びやってきた。往路では天気が良くオギルビー山地が見晴らせた。
しかしこの日展望は得られなかった。中1日経っただけだが、展望台周辺は心なしか紅葉が進んだように見えた。往路のとき閉口したブヨは、さすがに寒すぎていなかった。
ツアーリーダーがハイウェイ脇に熊の親子がいるのを発見。皆に告げて車を徐行した。母熊と2頭の子熊がゆったりとお食事中だ。車を停めて車内からの撮影大会。写真は満足に撮れなかったが、悠々とした熊たちの様子を観察できた。満腹になったのかこちらに気がついたのか、しばらくすると親子はスプルースが茂る奥へと消えていった。
往路で車窓から美しい景色だと思いながら眺めていたのが、チャップマン湖(Chapman Lake)だった。今度は停車して撮影タイム。湖畔の原野や山並みは、明らかに2日前より色づきが濃くなっている。雲が低く、往路では見えた遠景の山は見えず残念。
チャップマン湖を発ちデンプスター・ハイウェイを南下。往路で車を降りて見たトゥームース湖を過ぎると、ハイウェイの西側に標高2000m前後の山並みが見えてくる。ブラックストーン山群(Blackstone range)である(参照:往路の写真 »)。
そして少し下ると、今度はハイウェイ東側にピラミダルな山が見える。GPSログとGoogle Earth掲載写真、検索などで判断すると、ピラミダルな山はAngelcomb Peak(1740m)のようだ。近くのTrapper Mountain(2060m)と重なって見えている可能性もある。
North Fork Passでは、トゥームストーン山脈展望ポイントの手前の風景も素晴らしい。通過してしまったら惜しい景色なので、車を降りて撮影タイム。
メンバーのなかにバードウォッチングも趣味のひとつという人がいて、双眼鏡で池の水鳥を観察していた。双眼鏡を貸してくださったので覗くと白鳥だった。ハイウェイの東側は間近に山がそびえていて、双眼鏡で発見したのは崖を歩くマウンテンゴートの群れ。お陰で充実した撮影タイムになった。
トゥームストーン山群展望ポイントのすぐ手前でも、景色の美しさに釣られて下車。トゥームストーン準州立公園のパンフレット掲載地図を見ると、見えている山並みはCloudy rangeのようだ。