グレッソネイとアヤス観光 (2)

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アヤス谷アンターニョ / Antagnod,Ayas

 グレッソネイは晴れていたが、アヤス谷に入ると雲が多くなってきて、アンターニョはすっかり曇りだった。グレッソネイ谷と山を越しただけの隣の谷なのに、天気がまるっきり違う。

アヤス,アンターニョからのモンテ・ローザ
アヤス,アンターニョからのモンテ・ローザ
※ 拡大画像には山名表示を加えています。

 専用バスを下車して先ずはモンテ・ローザを展望する高台へ。なんとか雲に覆われていないモンテ・ローザを見ることができた。

 グレッソネイから見るモンテ・ローザはリスカム(Lyskamm)の東峰がメインだったが、少し西に移動したアヤスからは、西側からブライトホルン(中央峰)4160m、ロッチャ・ネラ(Roccia Nera)4062m、ポリュックス(Pollux 伊:Polluce)4091m、カストール(Castor 伊:Castore)4223m、リスカム西峰(伊:Lyskamm Occidentale)4477mが見えた。

アンターニョの教会 高い鐘楼
アンターニョの教会 高い鐘楼

 アンターニョもグレッソネイの集落同様、かつてアルプスを越えて住み着いたヴァルサー民族(Walser)末裔の地である。そしてやはり集落の中心に教会がある。1839年に再建された教会は別の高台に建ち、高い鐘楼がある。

 教会を目指して高台を登って行くと家並みが見下ろせ、屋根はヴァルサーの伝統建築である石屋根だった。

アンターニョの教会
アンターニョの教会
ヴァルサーの伝統建築である石屋根
ヴァルサーの伝統建築である石屋根
教会前の水飲み場
教会前の水飲み場

 教会前の湧水を引いているらしい水場の水を飲んでみると、もちろん美味。

教会傍のフレスコ画がある家
教会傍のフレスコ画がある家
フレスコ画がある家
フレスコ画がある家
教会地区の路地
教会地区の路地

 アンターニョは路地を歩くのがおすすめ。教会の前の石畳の坂を登っていると、写真のモデルにおあつらえ向きな猫が登場。路地に猫って「でき過ぎじゃん!」(笑)

メインストリートから見える教会鐘楼
メインストリートから見える教会鐘楼
アンターニョの路地にて
アンターニョの路地にて

 坂を下りてレストランに向かう途中でも路地を覗いてみた。伝統的な家屋もあるが、目立たない程度に近代的に改修されている家屋もある。幼児を遊ばせている若い母親の服装は“現代”だが、人々が土地に根付いて暮らし、母親が路地で子育てしている景色というのは、ヴァルサーが移住してきた昔から今も変わらない。

昼食で利用したレストラン
昼食で利用したレストラン
レストランのランチョンマット
レストランのランチョンマット

 散策前に予約を入れておいたレストランで昼食。2階のテーブル席はなかなか賑わっていた。お料理も美味しい。ランチョンマットを見ると、もちろんイタリア語は全然読めないけれど、何となくお店の歴史が長々と書いてあるような…。で、つまりはお店の起源は1593年ということらしい。びっくり!

アヤス谷シャンポリュック / Ayas-Champoluc

シャンポリュック
シャンポリュック
シャンポリュックの教会
シャンポリュックの教会
シャンポリュックから望むモンテ・ローザ
シャンポリュックから望むモンテ・ローザ

 車でアヤス谷のアンターニョよりもう少し奥にあるシャンポリュックへ。30分程度の散策をした。シャンポリュックはアヤスでは最も有名な観光地だそうだ。冬はモンテ・ローザスキー場の、夏はモンテ・ローザへのトレッキングコースの拠点になるリゾート地としては、確かにグレッソネイ・ラ・トリニテより規模が大きく、メインストリートにはホテルも多く建ち並んでいた。

 アヤス谷の観光はアンターニョとシャンポリュックだけだったが、アンターニョから下にある集落の幾つかも避暑地であるようだ。ドライブ中にアルプスの山並みを望むカフェテラスでゆったりとくつろぐ老夫婦を見かけ、いい光景だなと思った。

ヴァッレ・ダオスタの風景・谷間の町
ヴァッレ・ダオスタの風景・谷間の町

 車はアヤス谷を下り、再びヴァッレ・ダオスタを東西に貫く「魚の背骨」の幹線道路へ。どこまでも連なる山また山。その谷間に流れる川と道路。少しでも開けた場所があればそこに人が住む集落が、街ができる。そんな景色を眺めながら、さらに隣の谷間を車は進んでいった。スイスとの国境に近いチェルヴィニアは遠い。シャンポリュックを15時に発ち、チェルヴィニアに入ったのは17時を回っていた。


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