モンテ・ローザ展望ハイキング (2)

コース概要

スタッファル …<ロープウェイ乗り継ぎ>… インドレン展望台 …<ロープウェイ>… ガビエット(ロープウェイ途中駅) ---<徒歩>--- ガビエット湖---<徒歩>--- プンタ・ヨランダ ---<徒歩>--- グレッソネイ・ラ・トリニテ

歩行距離 6.6km / 歩行時間 4時間22分41秒 (GPSログを利用したAndroidアプリ「山旅ロガー」による測定結果)

 GPSログによる足跡をグーグルマップに重ねたルートマップです。ポイントのマーカーをクリックまたはタップすると、写真や説明が見られます。右端の拡大アイコンで別画面での大きな地図が開きます。

写真のキャプションにアイコン がある場合は、画像をクリックすると拡大表示します。拡大画像の画面は、パソコンの場合は画像下のバーの < > で、モバイル端末ではスワイプで画像を順番に見ることができます。

ガビエット湖 Gabiet see

〔11:50~12:30〕ガビエット湖 / Gabiet see(標高 2318m):ガビエット湖はダム湖なので人工的に造られた湖である。しかしこんなに美しい人造湖を見たのは初めてだ。

ガビエット湖(北側) / Gabiet see
ガビエット湖(北側)
ガビエット湖(南側) / Gabiet see
ガビエット湖(南側)

 水深の違いからか北側は緑がかったブルー。全体的には透明感があるターコイズブルーの湖水をたたえている。湖面が陽差しを受けてキラキラ輝いている。ダムの向こうに湧いている白い雲もアクセントになっている。岩が多い湖畔にアルペンローゼが咲き、草原にはワスレナグサやキンポウゲが咲き乱れている。

雪解け水をたたえた人造湖 / Gabiet see
雪解け水をたたえた人造湖
畔にはアルペンローゼが咲く / Gabiet see
畔にはアルペンローゼが咲く

 この日はこの場所でランチタイム。宿泊ホテルで誂えて貰ったサンドイッチの味もまずまず。素晴らしい天気で良かった!

 ランチタイムの休憩はたっぷり時間を取ってくれたので、食事を終えてからのんびりできた。小型のスケッチブックに鉛筆を走らせているメンバーもいた。

ガビエット湖岸に沿って進む
湖岸に沿って進む

 出発の声がかかり湖岸の道を歩き出した。湖の端に近づくと、湖を離れて崖上に付けられたトレイルへと登る。短いけれどなかなかの急登。登りきって堤防の上に出てからは「下りハイキング」の始まりである。

 トレイルは歩きやすく、眺めも雄大で気持ちが良い。谷を隔てた山や正面の遠景の山々は標高2500mから3000mくらいだろうか、なんとなく日本アルプスの稜線を歩いていて見える景色と似ている気がする。

堤防の上に出る
堤防の上に出る
登山道からの眺め
登山道からの眺め
登山道からの眺め
登山道からの眺め

 日本アルプスと違うのは、飼い犬を連れてハイキングしている人とすれ違ったりすることである(笑)

〔13:10~13:25〕山腹のトラバース道を行くと送電線の設備のためらしい小屋があり、そこで休憩タイムをとった。見下ろすとこれから行くプンタ・ヨランダのチェアリフト施設が見え、正面の山の谷を下ったところに、ホテルがあるグレッソネイ谷が望むことができた。

 道の先は石造りのとんでもない急坂になっているが、どう見ても人が歩く道ではない。おそらく昔に建築資材などを荷揚げしたリフトの跡ではないか…などと皆でお喋り。

トラバース道を行く
トラバース道を行く
正面の山の眺め
正面の山の眺め
真下に見えるプンタ・ヨランダ
真下に見えるプンタ・ヨランダ
プンタ・ヨランダへ向かう
プンタ・ヨランダへ向かう
ケーブル鉄道の軌道跡
資材荷揚げリフトの跡
ではなくケーブル軌道跡

 プンタ・ヨランダへのトレイルは崖下に回り込んだ下に付いていて、緩やかに下っていった。岩混じりの場所にチョウノスケソウが咲いていて、タマシャジンの仲間で“悪魔の爪”と呼ばれるフィテウマ・オルビクラレも見つけた(写真と説明は次のページで)。

 下から見上げる資材荷揚げリフトの跡らしき建造物は、なかなか見ものである。

…<後日談>…

 2012年11月、スイスのシュミットさんとおっしゃる電気技師をリタイアした70歳の方からメールがあり、この写真の解像度が良い画像を頂けないかとのこと。この写真に写っているのは、古いケーブル鉄道の軌道だそうです。彼はイタリアの発電所におけるドコービル鉄道とケーブル鉄道に興味があり、線路・軌道跡の写真を収集しているそうですが、急勾配なルートの写真がなく、Gressoney-la-Triniteの発電所における急勾配の軌道の写真を探していて、この写真にヒットしたようです。コレクションに加えたいとのご希望なので、喜んでオリジナルサイズの画像を添付ファイルで送りました!(^^)!

〔13:55~14:05〕プンタ・ヨランダ / Punta Jolanda(2273m):プンタ・ヨランダとグレッソネイ・ラ・トリニテを結ぶチェアリフトは、実は「本日も運休なり」なのであった。ツアーリーダーからハイキング出発前に、予定を変えて歩いて下山する旨を告げられていた。

プンタ・ヨランダのチェアリフト施設
プンタ・ヨランダのチェアリフト施設
グレッソネイ谷を望む
グレッソネイ谷を望む

 眼下にはもうグレッソネイ・ラ・トリニテの集落が見えているが、グレッソネイ・ラ・トリニテの標高は1637m、標高差は640mほどある。ただガビエット湖からのハイキングは1時間半程度だったので、私でさえ歩き足りないくらいである。歩くのは大歓迎だった。ただし下り坂の傾斜はきつそうなので、ツアーリーダーのすぐ後を歩くことにした。下りに備えて休憩タイム。

チェアリフト下のトレイルを下る
チェアリフト下のトレイルを下る

 プンタ・ヨランダからチェアリフトの下を下っていく。トレイルはジグザグにつけられていて、緩やかでもないがそんなに急でもなく、普通の登山道という感じだった。途中で5分の休憩を挟んで快調に下っていった。オーダーを組んで歩くと写真が撮れなくなったのが残念。だいぶ下った所でマツムシソウの花を撮影できたくらいだ。


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