栂池自然園でスノーシューイング
【余計な前書き】 春の山旅もスノーシューイング。今季は山岳の積雪が平年より多めだったが、4月に入ってどこでもスノーシューができるというわけでもない。標高2000m近い栂池自然園なら間違いなく雪がたっぷりあるだろう…ということで決定。手持ちのガイドブック2冊(スノーシュー・コースプランGUIDE ・ 雪と遊ぶスノーシューテクニック&フィールドガイド )とも、パノラマウェイゴンドラリフトの栂の森から林道をスノーシューで登るコースが紹介されている。林道上の一部に雪崩危険箇所があったり、栂池自然園で視界不良だった場合が不安なので、今回はツアーに参加することにした。 |
前日の3月31日夕方に栂池高原入り。予定では4月1日に栂池自然園スノーシューツアーに参加するつもりで予約しておいたのだが、週間天気予報によれば4月1日は一日中降雪で、翌2日のほうが天気が良いようだ。自宅出発前に小谷村観光連盟に電話をし、予約を2日に変更してもらった。
ということで、丸1日空いたこの日の行動をどうするか…。地図を眺めて「千国街道=塩の道」の一部を歩くことにした。
参考→小谷村観光連盟 千国街道 塩の道紀行 →千国越えモデルコース
松沢地区の十字路まで下ると町内地図看板があった。それを見ると塩の道旧道入り口はもっと先らしい。どんどん下って左手にそれらしい入り口を見つけて入り、高台に上がると石仏や碑があった。「越戸峯石仏群」だった。裏手に遊歩道らしき道があるのだが、塩の道旧道に続いているのかどうか?
しかも柵があるにしても崖の上の雪道で危険。どうやら間違ったらしい。

塩の道旧道入り口 |
十字路まで戻りその場に居合わせた人に尋ね、本来の入り口がわかった。十字路から数メートル先の栂池高原側から来て左手、街灯と建物の間を入る。非常にわかりにくいので、ここに案内表示が欲しいところ。
←写真は帰路に撮影。出発した時には車道以外は積雪があった。
前山シャンツェを右に見ながら行くと、思ったよりすぐ近くに史跡「百体観音」があった。高台に公衆トイレがあり、トイレの壁に掲げてある前山遊歩道コース案内板を見ると、「越戸峯石仏群」裏手の遊歩道と繋がっていたようだ。
前山百体観音
説明板によれば、かつては百体あったといわれるが、現在は八十余体の観音像が並んでいるそうである。観音様たちは雪に埋もれて眠り、春を待っているかのようだった。

百体観音の前の弘法像 |
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雪に埋もれる百体観音 |

塩の道を行く |
林道ほどの広い道はしばらく平坦に続いている。やがて緩やかな下りになる。里の舗装路には積雪がないがこの道は30p程度の積雪で、昨夜からの雪で踏み跡がなかった。のんびり歩いていくと車道が見えてきた。先に藁葺き屋根の民家も見えた。あっけないほど早くに沓掛の牛方宿に到着。
牛方宿
 沓掛 |
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 牛方宿 |
「千国街道=塩の道」は現在はほとんど舗装路になってしまい、古道として残されている箇所は途切れ途切れになっている。この先南小谷駅までは無理でも、もう少し先まで歩いて引き返すつもりだった。しかし雪が止んで陽差しが出てきたことで、雪がべちゃべちゃ状態になってきたため、ここから引き返すことにした。

白馬連山 |
復路は登りになるので軽く汗をかいた。往きには見えなかった山の展望が雲間からのぞき見られ、明日に向けて天気が回復して来ているようだ。松沢地区の十字路に戻ってきたのは12時。入り口から歩き出したのは10時過ぎだが、沓掛でたっぷり休憩したので正味1時間半程度のスノーシューだった。夏道でのハイキングなら、往復1時間といったところ。
栂池高原に戻る道すがらの食堂で昼食をし、2時前には宿に戻ってお風呂三昧。

白馬栂池温泉 ホテルリゾートインマリオンシナノ

ホテルリゾートインマリオンシナノ
1階はコンビニとスポーツショップ |
予約した時点であった限定企画プラン「ロングステイプラン(3泊以上)」が安かった(1泊7000円程度)ので、3泊で予約していた。ところがその後スケジュールが取れなくなり2泊に変更。そのため通常料金での宿泊になったが、それでも割合リーズナブルな料金設定の宿である。
ゴンドラ乗り場、栂池高原終点バス停からも近くて便利。またホテルの下(ロビーからは地階、坂になっている道路からは1階)は土産物店とコンビニエンスストア、小スペースながらもスポーツショップもあり、買い物に至極便利だった。
温泉は弱アルカリ泉で少しすべすべ感がある。露天風呂がないのはともかく、入浴時間が午後だけ(23時まで)なのが残念だった。
食事はレストランで。冬季の通常料理は洋食のフルコース限定なのに、パンはなくてご飯だけ。しかもご飯と水はセルフサービスなので(冬季だけなのかどうかわからないが)、民宿や合宿所のような雰囲気が漂う。肝心の料理の味・量共に満足できる物ではなかった。2泊目の夕食には、追加料金負担での和食コース料理を予約しておいたのは正解。家族での宿泊者もいたが、若者グループでの利用が多いようだ。また布団の上げ下ろしもセルフサービス。この料金設定であっても、料理もサービスも満足できる宿もザラにある。むしろ個人経営のペンションを選んだ方が良かったかもしれない。
→ホテルリゾートインマリオンシナノ
※このサイト内でのスノーシューハイクの記録