HOME > 山行一覧 > 裏磐梯でスノーシューイング(1)(2007年2月12日)


裏磐梯でスノーシューイング

猫魔ホテル・磐梯高原号 ネットで情報収集していて見つけたのが、裏磐梯猫魔ホテルのサイト。宿泊すると東京〜ホテル間のシャトルバス(しかもなんと往復料金5000円)を利用できるというのが魅力。


裏磐梯猫魔ホテル
「猫魔ホテル・磐梯高原号」

 裏磐梯には魅力的なスノーシューコースが、主なものだけでも以下のようにある。

 前日の裏磐梯の天候は雪。チェックイン後にホテルの周囲をスノーシューで歩いてみたが、夕方には吹雪といっても良いほどの激しい雪になり早々に切り上げた。翌日の天気予報もあまり良くないので、晴れていなくても楽しめそうな五色沼コースを歩くことにした。ツアーに参加しなければ猫魔ホテルから裏磐梯高原駅バス停まで歩き、五色沼遊歩道をスノーシューで歩いた後五色沼入り口バス停から路線バスで裏磐梯高原駅バス停まで戻るということになる。しかしグリーンシーズンでの五色沼遊歩道を歩いたことがないことと(夫は40年以上前に歩いたことがあるそうだが…笑)、帰京のバスの発車時間まで余裕を持ちたいので、今回もツアーに参加することにした。

 スノーシューのツアーを扱う団体や宿泊施設が幾つかあるようだが、各宿泊施設が「もくもく自然塾」が主催しているツアーに、参加を取りまとめているシステムにもなっているらしい。猫魔ホテルのサイトで紹介されているツアーを申し込むと(ホテルを通して申し込むと若干安い)、実際には「もくもく自然塾」のツアーであった。猫魔ホテルからの参加者は私たち夫婦だけであったが、猫魔ホテルとツアーの集合・解散場所の裏磐梯ロイヤルホテル間の車での送迎も、ホテルにやっていただけた。

もくもく自然塾



 五色沼コース



五色沼マップ(クリックで拡大)
五色沼MAPサブウィンドウを開きます (クリックで拡大)
【2月12日】 結局ツアー参加者は私たちだけだった(三連休のため前日は参加者が多かったらしい)。白馬落倉に続いて専属ガイド状態の幸運。ガイドは高橋さん(もくもく自然塾スタッフ紹介参照)。

 路線バスに乗り裏磐梯高原駅バス停まで行く。車窓から見える桧原湖は全面結氷している。一見すると湖には見えない雪の原の奥には、ワカサギ釣りのテント小屋が散らばっているのが見えた。裏磐梯高原駅バス停で下車し、ここからスノーシューを装着して歩き始める。

柳沼
柳沼
 新しく降り積もった雪の上にスノーシューでのトレイルがあり、私たちより早く歩いた人がいるようだった。あまり沈まずそれでいてフカフカの絶好のコース状態。

 歩き始めてすぐに現れたのが柳沼。すぐ近くの桧原湖と繋がっているので桧原湖の水が流れ込んでいるため、特に水の色に特徴はない。平年だと結氷するそうだが、暖冬の今シーズンは全く結氷していなかった。



樹林の中を歩く
樹林の中を歩く
 コースはカエデやミズナラ、トチノキなどの広葉樹とアカマツなどの林の中を歩く。アップダウンもゆるく、樹林の中なので風に当たることもなく、実に快適なコースである。赤テープのマーキングあり。
山行日 2007/02/11-12
場所 福島県
温泉ページへ 湯平山源泉(猫魔温泉)
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MAP 五色沼MAP サブウィンドウを開きます
五色沼MAP
参考 もくもく自然塾
《画像について》
青枠があるか説明にサブウィンドウを開きます付きの画像は、画像自体をクリックするとサブウィンドウで拡大表示します。サブウィンドウをクリックすると閉じ、サブウィンドウはマウスのドラッグで移動可能です。

 五色沼とその周辺は磐梯山の噴火の土石流でできた台地と湖沼群で、それもたかだか118年前のことであるなど、ガイドさんの解説を聞きながらゆっくり歩く。ウサギ、テン、イタチなどの小動物の足跡をクイズ形式で当てさせたりとなかなか巧みなガイド術である。ガイドさんからいろいろ学ぶことができるので、ツアーに参加するメリットは大きい。

青沼
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るり沼
るり沼
 モノクロの景色の中に緑を帯びた青い水面が見えてきた。青沼である。水の色が白銀に映えて神秘的で美しい。
 青沼と遊歩道を隔ててあるのがるり沼。コースを外れてコブに登ると、眼下にるり沼が見渡せる。るり沼といっても瑠璃色というより群青色という感じだが、見る高さによっても色が変わるのである。



弁天沼
弁天沼
氷結している弁天沼
氷結している弁天沼サブウィンドウを開きます
 次に現れたのが大きな弁天沼である。水面の三分の一程度が凍っていた。柳沼と弁天沼だけが結氷するそうだ。水の色は鮮やかではないが、水墨画のようなモノクロの美しさもまた良い。グリーンシーズンは岸辺に背が高いヨシが繁り、これほど水面が見えないとのこと。

【トリビア】 今回のツアーではウサギの生態の話やトチノキの枝の節を数えて樹齢がわかるなど、たくさん勉強になった。特に驚いたのがツルアジサイの新知識。このコースには樹木に巻きつくツルアジサイが多く、雪の上にも咲き終わって枯れた花穂がよく落ちていた。花は中央部の小さな粒々で、花穂の周囲にひらひらと花びらのように見えるのは「苞」だが(そこまでは知っていた)、この苞も花びら同様虫に受粉してもらうため目立たせる役目を負っている。そしてガイドさんの解説によれば、花がすっかり受粉を終え苞がその役目を終えたとき、くるりと後ろ向きになるのだそうだ。これは園芸種でのアジサイでも同じだそうだ。知らなかったので「へぇ〜」の連発(笑)


ツルアジサイ ツルアジサイ