余計な前書き 今年もインターネットでスノーシューができるところを探していろいろ検討し、今年は白馬落倉高原に決定。

 岩岳スキー場リフトで岩岳山頂に上がり、「朴の木平トレッキングコース」を歩くつもりでいた。朴の木平トレッキングコースはグリーンシーズンでは「信濃路自然歩道」として、ハイキングコースとなっている。ネットでこのコースをスノーシューイングした人の記録を見ると、バックカントリースキー用の道標があるとのことで、ガイド無しでも歩けそうな感じである。しかし白馬駅に到着後に念のため白馬村観光局に電話で問い合わせをしたら、雪不足のせいでまだスノーシューで歩けないコースや箇所があるため、下調べをして雪があるところを熟知しているガイドをつけたほうが良いというアドバイスだった。

 そこで急遽ツアーの参加を申し込むことにした。スノーシューをレンタルしない場合は500円引きとのこと。

1月4日

白馬駅前のロータリーには全くといっていいほど雪がなかった。駅まで迎えに来てくださった宿泊するペンションのオーナーご夫妻の話題も、昨シーズンの記録的な大雪と、今シーズンの今日までの記録的な雪不足の話に終始した。ペンションは風切地蔵がある角から入ってすぐの、ペンションが並ぶ地域にある。

白馬落倉高原のスノーシューエリア

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 浅間山の西に広がる林の中や湿原地帯を歩くのが「白樺水芭蕉コース」、浅間山と標高911.3mのピークの稜線を歩くのが「浅間山コース」です。

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 お昼過ぎに到着したにもかかわらず部屋に入れてもらえたので、さっそく身軽になって出かけることにした。

風切地蔵
風切地蔵
風切地蔵案内板
風切地蔵案内板
白樺水芭蕉コースを歩く
白樺水芭蕉コースを歩く

 平原の「白樺水芭蕉コース」で軽く足慣らしをすることにした。道標がないのでバックカントリースキーのトレースが頼りである。積雪も30センチくらいで新雪をパフパフ歩く感触とは程遠く、雪不足が恨めしい。ただし風もなく暖かで、振り返れば白馬連峰が見えるので楽しい。

 平原の北側は軽いアップダウンがある。突き当たりの沼地まで歩き林間を戻るつもりでいた。しかし道標がないためルート探しの必要がある。雪もグチャグチャなので敬遠することにした。スノーシューを外して車道でスタスタと戻った。

1月5日

 集合場所の落倉インフォメーションセンターでガイドさんと参加者を待った。やってきたガイドさんによれば「朴の木平コース」は沢を渡る箇所が雪不足で通行不能なので、比較的雪がある「浅間山コース」と「白樺水芭蕉コース」の半日コースを組み合わせて歩くことになった。私たち以外のツアー参加者はバックカントリースキーのカップル一組だけ。結局スノーシュー組とスキー組に別れたので、それぞれ専属ガイドさん付き状態になってラッキー(^^)

浅間山コース

 午前中は ペンション・ヴィヴァルディ のオーナーの案内で、浅間山のもう一つのピーク(標高911.3m)にある以前のスキー場だったリフト跡まで歩く。

緩やかな舗装路を登る
緩やかな舗装路を登る
カモシカの足跡
カモシカの足跡

 歩き始めは除雪していない舗装路を緩やかに登る。動物の足跡やオオウバユリの種が弾けた後の果穂、山繭などを見つけて、軽妙な語り口で解説してくれる。スノーシューの場合は、初心者でなくてもガイド付きツアーに参加するメリットは大きい。自然観察の楽しさが増幅するからだ。

オオウバユリの種が弾けた跡
オオウバユリの種が弾けた跡
オオウバユリの種が弾けた跡
オオウバユリの種が弾けた跡
クマ棚
クマ棚

 あちらこちらにクマ棚が作られている。昨年秋からのクマの出没の多さをうかがわせる。

五竜岳,唐松岳,不帰ノ嶮
五竜岳,唐松岳,不帰ノ嶮
白馬三山
白馬三山

 登るにつれて真っ白に輝く鹿島槍ヶ岳から白馬三山の峰々がせりあがってくる。木立越しに見ながら登って行くとやがて木立が切れた場所があったので、休憩がてらの写真撮影タイム。

尾根道
尾根道
スキー場跡のピーク
スキー場跡のピーク

 林道から尾根道に入り、浅間山北側中央部のピークを目指す。ピークにはかつてスキー場だったときのリフトが錆び付いたまま残っている。立ち木が邪魔をして正面の白馬三山は見えにくい。覗き込むと白馬の町並みが見下ろせた。

 ガイドさんがスコップで椅子をこしらえてくれ、コーヒーとお菓子のサービスまであり(^^)

ブナ太郎
ブナ太郎
白馬三山
白馬三山

 登ってきた尾根を下りる途中で、樹齢数百年と言われるブナの大木“ブナ太郎”に寄った。本来は林道の下りでは尻セードでのショートカットができるのだが、雪が少ないので不可能だった。

 再び展望が良い場所に戻って白く輝く北アルプスを眺め、落倉高原インフォメーションセンターに戻った。


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