HOME > 山行一覧 > 立山TOP > 立山その3 《2004年7月28日〜8月1日立山連峰・奥大日岳・弥陀ヶ原と葛温泉》


奥大日岳

 3日目 7月30日 天候 晴れ晴れのち曇り   


コースタイム 約6時間10分
剱御前小舎--1時間--新室堂乗越--30分--室堂乗越--1時間30分--奥大日岳--1時間10分--室堂乗越--30分--新室堂乗越--30分--雷鳥沢分岐--1時間--みくりが池温泉

〔7:00〕出発:翌日は予想外の快晴になった。山小屋のテレビでの天気予報では、迷走台風は四国に上陸した模様。名残の風は強いけれど雨雲は去った。前日の荒天や予報から全く天気の回復を期待していなかったので、早起きをしなかった。剱御前の稜線からのご来光を見そびれて残念。朝食前に剱御前小舎の前庭からの展望を楽しんだ。

剱御前小舎前から見る剱岳
剱御前小舎前から見る剱岳
大日岳・奥大日岳
大日岳・奥大日岳サブウィンドウを開きます
立山連峰
立山連峰

〔8:25〜8:50〕新室堂乗越:室堂平を眺めながらジグザクに下りていく。一本の電線が登山道に沿って引かれているので、足元に注意したほうが良い。短い岩だらけで急な箇所を過ぎると、お花畑の中を行くようになった。コバイケイソウの群生の向こうには、対照的な地獄谷の荒々しい光景。そして緩やかな斜面一面にハクサンイチゲやコイワカガミが咲き乱れている。今年は平年より夏が早く気温が高めの日が続いていたため、室堂平の高山植物は終わりかけていて少なめだった。ここで「花の夏山」を満喫することが出来た。新室堂乗越でのんびり休憩しすぎて、奥大日岳へ登ると下山中の雷雨の心配がでてきた。行かれるところまで行って、山頂は踏まず戻っても良いというつもりで奥大日岳への登山道を歩き出した。

地獄谷の眺め
地獄谷の眺めサブウィンドウを開きます
コバイケイソウ
コバイケイソウ
お花畑の中を新室堂乗越へ
お花畑の中を新室堂乗越へサブウィンドウを開きます

奥大日岳
標高:2606m

山行日 2004/07/30
場所 富山県
交通 立山黒部アルペンルート
公式サイト
温泉ページへ みくりが池温泉
温泉ページへ
《画像について》
青枠があるか説明にサブウィンドウを開きます付きの画像は、画像自体をクリックするとサブウィンドウで拡大表示します。サブウィンドウをクリックすると閉じ、サブウィンドウはマウスのドラッグで移動可能です。


 

チングルマの大群落
チングルマの大群落
〔8:50〜9:15〕室堂乗越まで:室堂乗越まではほぼ平坦でお花畑の中のプロムナードである。左手の斜面は一面のチングルマ!この山行中の一番の目的地がここ、室堂乗越の稜線歩きと言っても過言でなかったので、青空の下で歩けたことに感謝した。室堂乗越に近づくと、それまで姿を隠していた剱岳が姿を現した。別山乗越の鞍部を見上げると剱御前小舎が見える。あそこからずいぶん下りてきたものだと実感できる。右手眼下の切れ込んだ谷から涼しい風が吹いてくる。行く手の奥大日岳も近づいてきて、おいでおいでをしているようだった。あっというまにケルンがある室堂乗越。


奥大日岳が近づく
奥大日岳が近づく(^^)
室堂乗越
室堂乗越
稜線に建つ剱御前小舎
稜線に建つ剱御前小舎

〔9:15〜10:00〕引き返し地点まで:室堂乗越からしばらく行くと本格的な登りに転じる。新室堂乗越を出発して1時間経った。振り返って立山方面を眺めると、雲が山頂部を覆い始めていた。奥大日岳は標準タイムではあと1時間登れば良いはずであるが、下りの時間を考えると夕立に遭うことは間違いなさそうである。さて頑張って登ろうか、引き返そうかと迷いながら登っていくと、ピークを越えた巻き道になった。右手の展望が開け、剱岳が大きい。シナノキンバイが群生して咲き誇る斜面と威風堂々の剱岳を堪能しながら休憩。奥大日岳へはここからいったん下り、カガミ谷乗越という鞍部からまた登り返す。つまり室堂乗越から目指していたのは、その手前のピークであり、そのピークにたどり着いたらまだ先が長いことがわかったというわけだ(^^;。支尾根を登り返してから先の斜面のトラバース道を登っていく人たちが見える。1時間では山頂に到達できそうにないなぁ…。逡巡の末ここで引き返すことにした。

奥大日岳が遠のく
奥大日岳が遠のく(笑)サブウィンドウを開きます
シナノキンバイ
シナノキンバイ
ピラミダルな剱岳
引き返し地点にて剱岳の眺め